鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」

魚釣りをもっと楽しく、 魚釣りでもっと綺麗な海を!! フィッシングメッセンジャー野澤鯛損は、 釣りの世界のインタープリターです。 HOOKかんきょう『協育』事務所のページと、 併せてご覧下さい!! 釣り人も、そうでない人も、大人も、子供も、 でっかい夢、釣りに来て下さい。
 
CATEGORY:レッツスタディー!!

2022/12/14 9:06:01|レッツスタディー!!
『釣りキチ三平』って評価して下さって・・・
おはようございます。

いやあ、寒くなりましたね~。
冬は、やっぱり苦手です怒る

これから、ますます寒くなるわけですが、
どうか皆さん、可能な限りあったかくして、
この物価高騰のWパンチの冬を乗り越えましょーグー

けど、気合いじゃあったかくなんないしなあ・・・
厚着で乗り切るしかないなあ泣く

ところで、
先の投稿で、昭和町立押原小学校様へ出向き、
学校ビオトープである『押杜川』について、
お話しさせて戴きました。

加えて校長先生が、
この来校時の事を、ブログの記事にして下さいました。

で、自分の活動ネームである鯛損(タイソン)を、
紹介下さる一方で、
実は「釣りキチ三平」です―

って、評価下さってるんです。
もう、このひと言が、嬉しくて嬉しくて・・・嬉しい

どうしてって、
『釣りキチ三平』こそ、
自分の釣りの聖書(バイブル)だからです。

校長先生は、
おそらく自分と同年代だと思われるので、
きっと、三平くんを見て、
読んでいらっしゃった世代だと思います。

三平くんは、
釣り上げようとする魚について、
先ず、その魚について徹底して観察しますよね。
正にリサーチの鬼になります。

何を食べているのか?
その魚の、一日の行動パターン。
他に近くにいる魚や、周りの自然・・・

色んな所に目を凝らして、
情報を集めてから、挑むんですよね。

と、云う事は、
周りの自然や、釣りたい魚が、
三平くんの先生だって事です。

自然の変化に一つ気付きがあると、
それに繋がって、色んな知識と情報が得られます。
これこそが、三平くんにとって最強の学び―
で、ある訳です。

それで、やってみようと思った事は、
失敗しても、改良して新たにやり直す。

トライ&エラーを繰り返しつつ、
着実に、確実に、釣果に繋げていきます。

『メッコ岩魚の怪』では、
活きたトンボを活きたまま餌にして、
左膳岩魚の目の前に飛ばして食わせました。

そして、そこの岩魚たちが、どうして片目になるのか、
その理由を解明して見せてくれました。

『イトウの原野』では、
ふいに飛び出した野ネズミをイトウが襲ったのを見て、
『野ネズミ』ルアーを、思い付きます。
で、スイムに改良を重ねて、
巨大なイトウを食わせたのでした。

そこには、三平くんをあたたかく見守る、
上の画像の人が、いつも寄り添っていました。
そう。魚紳さんです。

魚紳さんは、釣りのスペシャリストである一方、
三平くんの善き先生であり、
最高のインタープリターであったと思います。

知識の、ほんのかけらを伝えてから、
実際に教えてくれるのは自然―

自然と人の間に立って、
自然の声を通訳するのが、
インタープリターの極意です。

自分の仕事は、『インタープリター』ですから、
季節によって、日によって、
時間によって、刻々と変化する自然の、
色んな事への、
気付きを見せてあげたいなあ・・・ラブ

1コに気付けば、あれもこれも見えて来る―

お魚釣りって、自然と遊び、学べる、
素晴らしい学習ツールだったよなあって思うんです。

だから、
今回のご縁を戴いて、
校長先生の最強のひと言を戴いて、

こんな風に伝えよう。伝えたい。
って、思ったんです。

三平くん(達)= 押原小ッ子
タイソン = 魚紳さん
先生 =  押杜川と学校の自然

実際に釣りをするって云うのは、
難しいと思いますが、

きっと押小の三平くん達が、
あんなこと・こんなこと、
あっちの不思議、こっちの不思議に、
気付き、応えてくれると確信しています。
おっと、ゆりっぺ達もいますよねスマイル

そのための仕掛け(インタープリテーション)を、
この冬、しっかり考えておこうと思います。

でもまあ、魚紳さんと鯛損が明らかに違うのは、
そのルックスですよねえよろよろ

でも、あのタイソンには似ているぞ~照れ

 






2022/09/03 9:06:01|レッツスタディー!!
考えさせられる八丈島のホタル水路

おはようございます。

今年の海洋道中で、
初めて行った『八丈チャレンジウォーク』で、
例年一度も訪れた事がなかった場所に、
見学に行った班がありました。

行った先は、
『ホタル水路』と、云う、親水公園です。
三根地区と大賀郷地区に跨がってあり、
その名の通り、時季にはホタルが飛びます幸せ

森も深い八丈島は、割と水も豊富です。
その、利を活かして、
ビオトープとして整備されたのが『ホタル水路』です。
色んな生きもの達がこの場所を利用しています。

1班に生きもの好きな子がいて、
どうしてもここに行きたいと提案し、
他のメンバーも同調して、訪れる事になりました。

田んぼや湿地など、
人為的に、こうした水辺環境を作ってありますが、
本来、島に稲作の文化はなく、
当然、ホタルもいませんでした。

では、何故いない筈のホタルがいるのか―悩み
答えは簡単です。本土から移入させた訳です。

でも、ホタルを移入すると云う事は、
幼虫のエサになる
「カワニナ」と、云う巻き貝が不可欠です。

水辺の自然を学ぶきっかけとして、
ビオトープは実に優秀なのですが、

本来その場所にいない筈の生きものを移入する事は、
厳に慎まねばなりません。

もともとそこにあった生態系に影響を及ぼし、
本来とは異なった生態系ができてしまうからです。

八丈島はかつて、
野良猫を駆除する目的で、本土からイタチを、
人為的に移入しました。

結果、野良猫は激減したものの、
逆に外来種となるイタチが増えてしまいました。

八丈小島が無人島になる前に、
家畜として飼育していたヤギを放置したことで、
ヤギは野生化しました。

ついには八丈小島の草木を食い尽くし、
そのヤギを駆除しなければならなくなりました。

八丈島にいるサソリモドキも、
人為拡散だと言われています。

このホタル水路にも、
実は、これも移入種であるコイが居り、
メダカと間違って、
カダヤシを善意の放流してしまった結果、

カダヤシも増えてしまっているそうです。

ビオトープを造成したら、入れるではなく、
来るのを待つのが望ましいのです。

下の写真のコイは、
このホタル水路で捕獲されたコイだそうです。
当然ですが、
八丈島にとって、コイは外来種になります。

生きものは人の思うようにはいきませんムンク

そう意味に於いて、
八丈島は、うまくいかなかった先例を作っています。

こうした人為的な生きものの移動や拡散については、
しっかりと考えて、コンセンサスを得て、
慎重に考えなければいけません。

素敵な場所である事は間違いないので、
人が間違わないように、
しっかりと考える事が重要だと思います。

ここを見て来た1班の子ども達に、
「違和感」まで見えて来ていたなら、
とても素晴らしい学びの機会になったと思います。






2022/04/17 9:06:01|レッツスタディー!!
どっちがどっち!? 海ホタル&夜光虫

おはようございます。

4月も折り返しを過ぎました。
一方で、新型コロナは一進一退です。

けれど、経済活動も、子ども達の体験の機会も、
徐々に回していかねばならない、
そんなタイミングだと思います。

どうかGWに、
急ブレーキが掛かってしまわない様に、

ひとり一人が、感染防止対策を怠らない様、
しなきゃいけませんネ。

そして、思いっきりGWを楽しみたいですねグッド

さて、今日は久々に、
レッツスタディーのカテゴリーで投稿します。

知ってるようでよく分かっていない、

呼び方が違うだけなんじゃねびっくり

どっちがどっちだろう・・・

そんな課題でレッツスタディースマイル

どっちがどっちか分かりますかぁびっくり

さあ、左の4つの写真をご覧下さい。

実はコレ、
時折、夜の海を光らせる、
「海ホタル」と、「夜光虫」の放つ光と、
その本体をランダムに並べたものです。

この写真を見て、
海ホタルと夜光虫を区別して下さい。

仮に上から1番・2番・3番・4番としますので、
海ホタルは何番と何番、

夜光虫は何番と何番です。
と、区別して欲しいんです。

当てずっぽうではいけません。

光り方、色、光っている場所など、
良く考えて戴いて、
ちゃんと理由も説明できるといいです。

そして、
何となく神秘的で不思議な光景ですが、

海にとって両者は、

なくてはならない

なければ困る

その様な存在なのでしょうか。

先ずはご自身で調べ学習して下さっても良いですし、

海に行って実際に観察してみる

そんなのも楽しいと思います。

昨日の、延べ竿でキスの投稿で触れた、
専門学校の実習で、
年度は違うのですが、
どっちかで妖しく光る夜の海を見ました。

学生達の殆どが初めてだった様で、
結構、感動してましたねえ・・・

自分と相棒の先生は、
学生達のそんなリアクションを見て、

なんか、
「へ~っ」って、感じでした。

自分も、相棒の先生も、
共通している事があるんですよ。

実は二人とも、

清水に住んだことがある

って、事なんです。

で、割と清水の海には
どちらかが度々発生します

なので、見慣れた光景なんですよね。

それに、釣りにも割と影響します。

そんなところも参考にして戴いて、
『海ホタル』『夜光虫』について、
色々学んで戴けたら嬉しいです。

さあ、あなたなら、
どっちがどっちびっくり
 






2022/03/25 9:06:01|レッツスタディー!!
どうして甲府の河川にマブナが居なくなったのか!?
おはようございます。

以前、このブログで、

甲府市内のとある場所でマブナを釣った

と、云う釣果報告をさせて戴きました。

その後、暫く経ってから、
このブログを読んで下さった方から、
コメントを戴いたのです。

甲府市内のあちこちの河川で、
マブナを探しているんだけれど、

全く見かけない困った

良く釣る事ができましたね

と、そんなコメントでした。
ありがとうございました。

そして自分は、

偶然そこで見つけたんです

と、お答えしました。
本当に偶然で、

らしき姿を見た

と、云う一点で、釣りをしてみたら、
コイに混じって、マブナが釣れたんだと・・・

そして、その方が様子を見に行った、
甲府市内の河川の名前もお聴きしました。

それが、たまたまなのでしょうが、
ことごとく、自分と同じ川を見に行かれていて、

やっぱり、居ませんでしたよねえ・・・怒る

と、そんなやりとりをさせて戴いたのです。

実は、自分がマブナを釣ったのは、
正式に云うと、川と云うよりは、水路なんです。

周辺の畑に水を供給するための水路で、
水不足になりそうなら、
そこからポンプアップする
そんな目的のものです。

水路の周りには、
特にブドウ畑が多くて、
その畑に水を供給しているのでしょう。

一方、その水路に水を供給している、
河川の本流には、

自分も必死に探しましたが、
コイはたくさん居るのですが、
マブナは全く見つかりません

昔、自分が実際に、
マブナを釣った経験のある川であっても、
その姿が見つからないのです。

正直、甲府市内の河川には既に、

マブナは棲息していない

と、断じて良いと考えて居ります。

そこで、
今日はこの課題でレッツスタディーです。

甲府の川にマブナが居なくなってしまったのは
一体、どうしてなのでしょうびっくり

そして、自分がマブナを釣った場所は、
どうしてマブナが居たのでしょうポカン

水路に居るなら、本流にいてもいいですよねびっくり

なのに、どうして居ないのでしょう―びっくり

マブナの繁殖の仕方とその様子を想像してみると、
だんだん答えが見えて来ると思います。

そして、甲府市内の河川のあちこちで、
毎年の様に、何かが行われていますよね。

コイは放流すれば、ある程度は居着くのですが、
マブナはそんな訳にはいきません

って、云うのがヒントになります。

甲府もサクラ桜の開花宣言があって、
おそらく、今週中には満開近くになるでしょう。

そんな頃、通常マブナたちは動き出します。

川へ行って見て来るのも良し

図鑑やネットで調べてみるのも良し

自分で調べて、考えてみることで、
不思議なマブナの生態について、
学んで戴けたら、嬉しいです。

今度、お天気が良い晴れ暖かい日に、
またあの場所へ、
マブナ釣りに行ってみようかな幸せ

 






2022/03/05 9:06:01|レッツスタディー!!
今夜は海を学びます!!
おはようございます。

日本では、
春の暖かさが日に日に増している感じですが、

ウクライナ情勢は日に日に暗い冬の時代へ、
逆戻りしている気がしてなりません。

どうか、一日も早く「停戦」が実現するように、
更に世界で結束も強めつつ、祈り続けましょう!!

さて、自分が参加している
『海辺の環境教育フォーラム』では、

研究者から最新の情報を得られる場を作りたい―
と、云う目的で、『海辺ゼミ』と云う、
オンライン勉強会が、不定期で開催されています

そして今夜、
第5回 『海辺ゼミ』が、開催されます。

残念ながら今回もオープン開催ではありませんが、
とても興味深いテーマです。

さて、ホットな話題としては、
アサリの産地偽装事件も、
今回のテーマに関連する問題でしょう。

アサリも、ハマグリも、
棲息している場所はと云うと、
「干潟」ですよね。

日本沿岸の干潟というハビタットの現状って、
果たしてどのようになっているんでしょうかびっくり

干潟に限らず、
沿岸エリアには、「藻場」があったり、

海の生きもののゆりかごとなる
「アマモ場」もあったり、

様々なプランクトンが定着し、
生きもの同士が共存しあう
「磯場」があったり、

多様なハビタットが連続している場所です。

こうした様々なハビタットの現状を知るには、
調査結果に基づいた検証が求められます。

こうした活動を、
モニタリングと呼んだりも致しますが、

今回は、
日本国際湿地保全連合(WIJ)の専門家に、
環境省が進めている

重要生態系監視地域モニタリング推進事業(通称:モニ1000)

の沿岸域調査について、お話が聴けるそうです。
どんなお話しが聴けるのか、
とても楽しみです。

そして、

これまでの調査でわかってきたこと

いまの沿岸域に起こっていること

現状を伺って、
我々にできる事は何かあるのか―
共に考えるべき事って何だろう―

一緒に参加する仲間達と、
議論ができればいいなって思っています。

興味深い情報が出て来ましたら、
また追って、報告させて戴きますネチョキ

 






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