夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/07/30 10:00:00|活動報告
今年もキープの森で「育水」プログラム

皆様、おはようございます。
連日、猛暑が続いて居ります困った
熱中症には、くれぐれもお気を付けください。
今日も、暑くなりそうですよ〜(泣)

マメな給水と、休憩を摂りながら、
無理などさrてませんように・・・

にしても、暑いわあ怒る

さて、余りに暑いので、
今日は、一服の涼となるような、
水辺の話題をお届け致しますネグッド

数年前から、
清里のキープ協会様からご依頼を戴いて、
山梨県が推進している、
「育水事業」に、協力させて戴いて居ります。

今年も無事に公募が通って、
去る7月26日に、1回目の講師として、
キープの森で、生きもの大好きな6組の、
親子(保護者+子ども)と一緒に、
清らかな森の小川に潜んでいる、
色んな「生きものたち」を、
大捜索して参りましたびっくり

今、思い出しても、
あんなの、こーんなの、何だコレびっくり
いっぱいゲットできましたよぉ幸せ

さてさて、
プログラムは、午前9時半にスタート。
講師・スタッフの自己紹介に続き、
主催者である、山梨県の担当の方からも、
ご挨拶を戴きました。

今日の予定を確認したら、
今度は、参加者の皆さんからも、
自己紹介してもらいましたよ。

それが済んだら、早速フィールドワークですびっくり
もう、皆さんワクワクで、
待ちきれないご様子でしたよスマイル

先ずは、低学年組と高学年組に分かれて、
水の不思議に迫る準備として、
森の不思議の大捜索から始まりましたツリー

ところで、左の写真の1枚目、
森の中の、「とある場所」での、
インタープリテーションの光景です。

足もとの土を踏んでみると、
あれ?
ここと、あそこと、感触が違うよびっくり

こっちは、ふわふわ。
でも、あっちは、ぎゅって感じ・・・
なんでだろうね〜ムフフ

それにほら?
ここの土、もこっと盛り上がってるよ。
それに、穴も空いてるゾスマイル

この穴は、
実は、ある森の住人が空けたトンネルです。
この穴あけたのだーれだびっくり
皆さんも考えてみてね〜自信まんまん

8月6日に、2回目があるので、
ここでは、正解は明かしません。
あしからず〜困った

森の大捜索が終わったら、
さあ、いよいよ森を流れている、
清らかな小川のほとりにやって来ました!!

ここからが、ワタクシの出番でございますぅグッド
先ずは、流れに手を入れてみると・・・
「つべたーい!!」
水温は、16℃びっくり

でもね、
これでも、実は高めなんだよね〜。

先ずは、高学年チームから、
じゃぶじゃぶと水に入って、
生きものを探しながら上流へ遡る〜

「あっ、オニヤンマが飛び出したびっくり

昨年度はなんとっ、
羽化中のオニヤンマを見つけてくれました。

がっ、
今回は、でっかい成虫ヤンマでした。
オっ、ヤンマ〜困った

どうでしょう。
更に涼しくなったでしょ悲しい

後からは、
きゃっきゃと声をあげながら、
低学年組も迫ってきます。

さてワタクシはといいますと、
昨年のプログラムで編み出した、
『こっそりお宝採取』を、しながら、
何かいそうな場所をガサガサ。

見た目には、
小石と、落ち葉と、泥しか取れてなーいスマイル
だけど、実はこの中に、
お宝が隠れているのであ〜るチョキ

いきもの見つけタイムは、
探検ゴールの橋の下。

ここで、こっそり集めていた、
小石と、落ち葉と、泥を、
得意げに見せるワタクシ・・・スマイル

実はね、
こんなかに、何かいると思うよ〜
って言うと、子ども達が集まって来て、

「ホントだいるいる。何だコレ〜びっくり
で、ここで採取のヒントを授けたのあります。

こんなのがいっぱい取れる所って、
どんな所かな?

水の表面を掬っても、なかなか取れないけど、
流れの速い場所より〜?
落ち葉が流れないで止まってるとこ、

でっかい石より、ほらこんな小石が、
集まってるとこ・・・

なんて話してたら、
どんどん勝手に行っちゃった・・・スマイル
それだけ、テンション爆上がりラブ
あとは、どんだけ見つかるかびっくり

この後、
見つかったあんな生きもの、
こんなの、何だコレ〜びっくり

の、正体を、
今度は、じっくり観察ターイムびっくり

が、2枚目の写真。
虫眼鏡や、簡易顕微鏡で、でっかくしてみたり、
図鑑で似たの、同じの探してみたり、

「筒が動いたんだよ〜びっくり
これは、ある水生昆虫が作ったマイホーム。

よくぞみっけてくれましたあ!!

これ、お腹の辺が、
もふもふ動いてるぞ〜!!

「実は、これ、エラなんだよ。
 だからこの虫は、エラ呼吸もできるんだよ」

えらい、こっちゃスマイル

ヤゴも、何種類も見つかりました。

この後、
水生昆虫の親子合わせのゲームをしたり、

夏休みの自由研究のヒントも授けたり、
みんなのお家の近くでも、
意外に、生きものはいっぱいいることや、

森と、水と、生きものたちの、
つながりも、お伝えして、
大捜索は、お開きとなりました。

何が採れたと云う実名は、
何も書いていないので、
モヤモヤの方も多いとは思いますが、

皆さんも、調べてみてくださいませ。

2回目の大捜索は、
8月の6日の土曜日です。

キープの虫博士のレンジャーさんが、
更に深い、虫の世界をご案内してくれますよ。

どうです?
むしできないむしのお噺でしょスマイル

お後がよろしいようで・・・

 







2025/05/06 10:00:00|お知らせ
こんなイベントがあります!!(山梨ではないけれど・・・)
皆様、おはようございます。

今年のGWも、今日が最終日ですね。
皆様は、
どんな連休を、過ごされましたか?

明日から、会社に、学校に行きたくないよお!!
思わず本音がこぼれちゃってる、
そんな人もいるのかなあ

さて、今日は今月の中旬に、
湘南の鎌倉で開催されるイベントを、
紹介させて戴きますね幸せ

山梨県内のイベントではありませんが、
海や、環境問題に興味がある方には、
是非とも、お勧めしたいイベントです。

来る5月18日の日曜日、
鎌倉の「由比ヶ浜海浜公園」で、開催される、
「鎌人いちば」って、云うイベントです。
【第26回鎌人いち場】5月18日開催決定 | 鎌人いち場

ここに、自分のお仲間が、
ブース出店を行います。

来場された人達に、海の環境について考える、
『イルカのKちゃん』の、活動を紹介致します。

昨年の12月8日の投稿って、
読んで下さったでしょうか!?

竹芝の大きな会場で、
絵本『イルカのKちゃん』の、著者である、
田口周一さんと、パートナーのたまちゃんの、
御蔵島ツアー20周年を祝うイベントに、
呼んで戴いた―

って、云う記事をアップさせて戴きました。
更に、そこには、
絵本作りに関わった、当時の仲間達が集まって、
改めて、Kちゃんの活動を始めよう!!

そんな「思い」を、共有したイベントでした。
あれから、およそ半年が経ち、
仲間の再始動として、
このイベントへの参加を企画してくれました嬉しい

当日は、絵本の原画展や、
勿論、読み聞かせも実施してくれるそうです。
しかも、絵本ではなくって、
「紙芝居」での、実演なんだそうですよグッド

また、小さいお子さんには、
塗り絵も、楽しんでもらおう!!
って、盛りだくさんの企画になってるみたい・・・
でも、まだまだ、
これから、内容がブラッシュアップしそうです。

本来なら、自分も当然のように、
馳せ参じたいところなのですが、
あいにくその日には、別の用事があって、
参加が叶わないのです悲しい

そんな自分に、
企画したご本人から、ある依頼を賜りました。

それは、自分がKちゃんを伝える
環境学習の場で、度々、使って来た、

釣り糸のモデルを使わせてちょーだい!!
って、お願いで、
もちろん、2つ返事でOKOK
させてもらったのです。

一方、実際にKちゃんを苦しめた、
釣り糸が、どんな物であるかを、見て、
感じる、割とリアルなモデルなので、

その扱い方と、注意点を確認させて戴いたうえで、
自分からのメッセージも添えて、

自分の代わりに、
そのモデルが、参戦させて戴く事になりました。

お近くにお住まいの方はもちろんですが、
たまたま立ち寄った方も、
是非ぜひ、Kちゃんブースにお立ち寄り下さい。

素敵なスタッフが、
皆さんのお越しをお待ちしていますよハート

また、その日の午後には、
近くの海岸で、ビーチクリーン活動も実施されます。

平たく云えば、
海岸の「ゴミ拾い」なんですが、
世界に繋がっている「海」ですから、

意外なお宝も、発見できちゃうかもおムフフ

五月晴れの空の下で、
繰り広げられるこのイベントに、
是非とも、参加してくださーい幸せ


写真は、その釣り糸モデル

ラインは3種類
ナイロンライン・フロロカーボンライン
そして、PEライン です。

素材は、全てがプラスティック!!
 







2025/04/19 10:00:00|お知らせ
一緒に八丈島に行きましょう!!

皆様、おはようございます。

特に、山梨県内の中学生の皆様、
土曜日の朝です晴れ

おはようございます!!

今週、県内の全ての中学校に、
今年も、あの夏の一大イベントの、
参加者募集のお知らせが、
届いたのではないでしょうか!?

そうです幸せ
夏の一大イベントというのは、

『やまなし少年海洋道中2025』の、お知らせです!!

今年も、夏休みの真っ只中、
8月1日から、8月9日までの8泊9日を、
東京都の八丈島でのキャンプ生活で過ごし、
でっかい体験を繰り広げる
当県が誇る、長期自然体験事業です。

さあ、気になっている中学生たちは、
先ずは、ご家族に
「行ってみたい―」
って、相談してみてください。

そして、
是非ぜひ、一緒に八丈島へ行きましょうグッド

皆さんに会えるのを、
心から楽しみに待っていますよ〜ハート

今月の8日に、
第一回の実行委員会が実施され、
今年度の、事業内容を確認して参りました。

そして、
今週14日の月曜日から、
各地区で募集が始まりました。

昨年の参加希望者は、
なんと、74名にものぼり、
関心の高さを、ビシビシと感じました。

実際に八丈に行けたのは、
その半数の32名です。

8人で編成する班を4つ。
男女とも16名づつの32名で、今年も実施致します。

早いもの勝ちではなく、
定員を超えた際には、
地区ごとに厳正な抽選を行い、
参加者を決めていきます。

応募した全員に、等しく参加資格があるんです!!

八丈島は、本当に素晴らしい所です。
一度行ったら、
ゼッタイにまた行きたくなる場所です。

迷っていたら、思い切って応募してみて!!
でっかい体験の数々が、
きっとあなたを、でっかくしてくれます。

そして、そのでっかい体験を、
全力で支えてくれる大学生のリーダーがいます。
リーダー達も、ほぼこの事業の出身者です。

そして、共に遊び楽しみ、
共感してくれる、大人の指導者の面々もいます幸せ

自慢じゃないけど、
誰より楽しんでいる大人を見れば、
来てよかったなあ・・・
きっと、そう思うハズウィンク

八丈島の指導者達も、
みんなみんなの事を待ってるよハート

そんな八丈島に、
一緒に行きましょう!!


 







2025/03/11 15:32:15|その他
2011年度の海洋道中2 我々がしたこととできたこと
引き続いての投稿です。

この東日本大震災が起きた2011年の夏にも、
当然のように、この事業を実施致しました。

毎年の夏、
東京都の八丈島で繰り広げられる、
『やまなし少年海洋道中』です。

この年の海洋道中に向かうに当たり、
自分が、或いは「我々」が、したこと。
そして、できたこと。

14年目となった今日、
改めて思い返してみることにしました。

震災があった年―

確かにその年であったのだけれど、
八丈島で、我々が行った「でっかい体験」は、
他の年と、変える事はしませんでした。

いつもと同じ様に、
多感な中学生達と共に、山梨には存在しない、
「海」の自然を、身体と心いっぱいに、
体験すること―

に、敢えて努めていたと記憶しています。
海に潜って、色とりどりの魚や海洋生物達に出会う、
『スノーケリング』も、

漁船に乗って、海を直接体感する『クルージング』も、
地域の伝統漁法である『ムロアジ棒受網漁の見学』と、
名産である『クサヤ作り』も、予定通りに行いました。

1泊2日で、島を歩いて1周する『サバイバル踏破』も、
希望者のみでしたが、『釣り体験』も、
そのまま実施したのでした。

この年の指導者が申し合わせていた事は、

子ども達を、「海」から、遠ざけてはいけない・・・

と、云う事でした。
あの日、『津波』となって、牙をむいた「海」でしたが、

かと云って、リスクを恐れて中止にする事よりも、
リスクがあるからこそ、

「海の自然を体感すること」

それこそが重要であろう・・・

それは、我々を向かい入れて下さった、
八丈島の教育委員会の皆様も、
同じ思いだった様に感じました。

そのうえで、
当時、「環境係」の、指導者として同行した自分は、

この特別な年となった事業の実施に、
幾つか、震災について考えてもらう「ワーク」を、
準備して、現地研修に臨みました。

その一つのワークで、
被災地の仲間に向けて、メッセージを送ろう―

と、我々が体験したうえで感じた、
『海』の、素晴らしさや、
『海の恵(めぐみ)』の、豊かさや、

海を体験させて戴いた素直な感想と、
同学年の被災地の「仲間」に、手紙を書こう―

そう呼びかけて、実際に集めたメッセージを、
「福島県」の、知人に送りました。

そのメッセージが、実際に福島の仲間に、
届いたかどうかは未確認ですが、

中学生達は、自分が予想した以上に真剣に取り組んで、
50人全員のメッセージが揃ったのでした。

この年、
県内にも被災地から越県で避難されて来た、
ご家族も多くいらっしゃって、
新年度早々に、
募集要項が全県の中学校に配られました。

当時の事務局に、
もし、そんな子が応募してくれる事があったら、
無料で連れて行ってあげたい―

そんな要望もしていたのを思い出します。

あれから14年が経って、
あの年の夏に参加した中学生達は、
立派な社会人となって活躍しています。

あの年の夏
海から大きな贈り物をもらった山梨の子が、
今も変わらず、被災地に思いを寄せている事を、
我々は、強く信じています。

もしかしたら、
東北の地で働いている者も、いるかもしれません。

写真は、八丈の景勝地、
大坂上からの、海の風景です。

見えている島は、「八丈小島」です。

 







2025/03/11 14:46:00|その他
2011年度の海洋道中1
皆様、こんにちは。

今年も、この日、この時、この時間が、廻って来ました。

2011年 3月11日 午後2時46分です。

先ずは、東日本大震災で犠牲になられた、
多くの御霊に、黙祷・・・