夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2019/06/03 8:40:35|活動報告
令和最初の『水辺のアクティビティー実習』2(磯を食らう)

2日目の朝は案の定、雨・・・。
風も強くて、このままでは海あそびなんて、
危なくてさせられません。

でも、頼みの綱は、午後から天気が回復する―。
って、云う予報に頼るしかありません。

お昼には雨があがる予報であれば、
午前中、学生達のモチベーションを維持できる、
海あそびにつながる活動って何があるだろう!?


今日から糸魚川市にある海が間近のキャンプ場で、
海の幸を現場で手に入れて、
その食材で2泊を過ごすのです。

食材ゲットのフィールドは、
今日が磯場で、明日が海釣りとなります。
ならば―。って、云う事で、
最初に出向いたのが、上越市にある、
日本海の幸が集まる「お魚センター」へ、向かいました。

開店直後に入店すると、仕入れて来た、
お魚たちを店頭に並べている真っ最中。
どんなお魚が並び、より新鮮な魚を見極める、
いわゆる「目利き」に、挑戦しようとなりました。

最初に目に入ったのが、
色んなお魚が一箱幾らで売られている、
俗に言う「トロ箱売り」の、お魚さんたちでした。
カナガシラや、小型のムラソイ・ウマズラハギなど、
バリエーションも、色々あって、
見ているだけで楽しかったし、
学生達も、興味深々でありました(*^_^*)

そして、ひょっとしたらフィールドに
出られないかもしれない場合も考慮して、
ハナダイを1尾、尾頭付きで購入しました。
割とお手頃なお値段でゲットできました。

お魚センターを出る頃、
予報の通りに青空が見えて来ました。

キャンプ場にチェックインして、
テントサイトも作り終えた午後2時―。

磯あそびのフィールドへ向かいました。
当所は、弁天島での活動の予定でしたが、
風が残って、やや波が高かったので、
能生漁港内の某ポイントで、
活動を行う事としました。

テトラポッドと、小さな岩場が点在して、
海藻もたくさんあるので、
生きものは、結構たくさん見つけられます。

食べる食べないは別にして、
「先ずは色々見つけてみよう!!」
そう云う事になりました。

すると・・・
繁茂した海藻の森の中にいたのが、アミメハギの幼魚
「口で海藻を噛んで、
   大きくなるまで揺りかごにするんだよ」
「へぇ~」
観察の中でケースで泳ぐ姿も、
めちゃカワイイです。

とっても綺麗なウミウシも、
ドカンと大きなアメフラシも見つけました。

そして、砂地の底が見えてた場所では、
シロギスちゃんが群れているのを見つけ、
相棒の先生が、やおら「のべ竿」を、出して、
シロギスをサイトフィッシング!!

しかも、のべ竿ですから引きも強かった様です。
なので、相棒先生にシロギス釣りは任せて、
学生達は、食材ゲットに夢中です。
明日の釣りは、シロギス釣りで決まりですね(^◇^)

さて、学生達が目を付けたのは、磯の貝―
結構、食べられる貝ってたくさんあるんです。

種類で云うと、
イシダタミガイ・バテイラ・マツバガイ・・・
30分余りで、結構な収穫となりました!!

今夜は、採取した食材を使って、
シーフードカレーを皆で作ります!!

カレー完成まで待てない学生達は、
豪快に貝の網焼き!!
焼き立ての貝に、お醤油をかけてパクリ

「うめー」
「サイコー」

海の幸は、偉大です。
シーフードカレーも絶品でした!!

夜は、急に冷え込んで寒かったけれど、
2日目の「磯を食らう」は、大成功でした!!

但し、こうした活動は、むやみに知識無く行うと、
第一種共同漁業権に抵触してしまう事もあります。

採っても大丈夫な生きものたちを
節度を持って、食べる分だけ戴きました。

※注 教育目的として許可を得て活動しています。

写真は上から

1枚目
こうしたテトラの合間にもいるんです!!

2枚目
自分で捕まえたウミウシに見とれる・・・

3枚目
マツバガイの豪快網焼き!!

4枚目
すっかり暗くなって、ランタンの灯りで
シーフードカレ~!!





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