甲斐直心館の水曜通常稽古を7月2日、玉幡中学校で行いました。37人が参加しました。この日も暑さが残っており、武道場内は30度、湿度58%の蒸し暑さで、こまめに水分補給をしながら稽古を進めました。
中2雨宮さんの号令で正座。準備体操、素振りを行い、各年代に分かれて稽古をしました。 4〜6年生グループは館生14人のフル参加でした。木刀を使い、前進・後退の送り足、切り返し、踏み込み足−送り足−送り足による面の空間打突、連続小手面打ちを行い、切り返しの動きを刃筋を確かめながら向上を目指しました。また、木刀の鎬(しのぎ)を意識するために、表裏から面擦り上げ面,
小手擦り上げ面を繰り返し稽古しました。 面着け後は切り返しの後、中心を攻めての面、小手面、左抜け胴打ちを行いました。胴打ちも左抜けの胴打ちを稽古することで、刃筋が立つ館生が増えてきています。中心を攻めての面打ち、擦り上げ技を特に意識しての地稽古を行いました。面を着けたままの跳躍面素振り100本を行い、稽古を締めました。希望者のみの残り稽古には5人が参加し、切り返しと打ち込み稽古をし、一本勝負を行いました。
終わりの会の際には、中学生に初段の合格証書をお渡ししました。保育園年長児の時に、剣道の足さばきなどを1年間かけてじっくり学んだ中学生です。感慨深いものがあります。