山や自然、車・バイク、釣り、写真、パソコンなどを人生の楽しみとしているおじさんの記録。
 
2010/11/05 20:35:16|山や森林・自然
研修 森林作業路の・・・

今までの林業講習でも問題の一つとしてしばしば出て来ましたが、森林、山林での作業路の絶対的不足があります。山奥から伐採して搬出しようにも効率よく木材が出せなければ当然コスト高になります。今日本では戦後いっぱい植えた木(特に杉 ヒノキ)は全般的には伐採時期なのにそう言う問題で手が出し難ければ、安い輸入材に頼ってしまうのは当たり前ですよね。

林道整備・・まずはこれが真っ先にすべき林業の課題でもある様に思います。ただ、林道を作ると言うと建設関係になり法的制約から過剰な(品質もコストも)道となり、また出来ても作業上都合の良い道は全然足りないなど、その中での今回の研修でした。
現在この問題を解決する為の方法で林道では無く”森林作業路”と言う新たな道の区分が定義され、その中先駆的に”道”を切り拓いている講師によるお話と実際の森林作業路の作設を見る事が出来ました。

講師は恐らく私と同じ歳、公務員を早期退職してこの会社を運営しているとの事であちらこちらで技術を伝授している様です。講習中の言葉には経験と仕事に対する情熱が伝わって来て大変解り易く聞けました。
バックホー(ショベル)で取り除いた土、木の根、岩 全て無駄にせず道の一部にします。排水の事も通常見掛ける林道の様な側溝にきれいに流す様なものは作りません(コスト)、自然を理解し自然に馴染んだ状態とします、これは林業を熟知してきた人の成せる、木を大事にしながらの道作りです。

研修はこう言うやり方を身につけるリーダー養成をしていく内容でした、県や森林組合の関係者方々が今から中心になり広めて行くでしょう。ここもサンプルに日本中に広められればと言う事も言い過ぎでは無いような、、、夢がありますね。
初めはこんな狭くて急傾斜地にどうやって作って行くのかと思いましたが、素晴らしい技で進んで行くのでした。







2010/11/04 22:41:23|みちのく旅
みちのく一人旅 28 寒風山
八森辺りから日本海に沿う状態で男鹿半島を目指します。
この周辺は秋田白神、藤里町には白神山地の見所がいくつかあるのを知ってました。白神だけに的を絞ればそこでの見たい個所はいくつもあるのですが、近そうで遠い(時間的に)、日本一の高さの秋田杉や珍しい形の杉やブナの巨木やら・・・内陸側、山中に入り込む必要があり、、、今回の旅は青森 西目屋村での白神だけで良しとしよう、東北旅も目的!と言い聞かせ寒風山に回ることにしました。

能代市から大潟に入り、、、とんでも無く続く直線路をまったりと進み寒風山のドライブインに着いた時は既に1時過ぎ。雲も殆ど無い青空です、広い駐車場に私の他1台しか車はありません。
ドライブイン横の階段を寒風山園地の見晴らし台に歩いて行くと、「お兄さ〜ん帰りはお茶飲んでって」の声が、殆ど淡々と見たい所を見る状態で疲れていたんでしょうが、えっ!? お兄さん?素直にうなずき見晴らし台に上りました。ここも素晴らしい景色です、こちらで言えば霧ヶ峰の様ですが日本海や八郎潟、大潟の風景が広がります。適当に景色を楽しみ先程のドライブイン側に降りて行きます。

いらっしゃ〜い、、、 はぁい 昼食も食べてないので自然にテーブルに、、、おばさん(と言うにはちと失礼かと、、、お兄さんと呼んで貰ったので)一人で切り盛り、おしんことお茶をサービスしてくれている様です。何時間も車の運転ばかりで話をするのが楽しいです、腹も空いていて 何か食べたい、、、男鹿焼きそばがB級グルメでお勧め〜と言われましたが、稲庭うどん(秋田名物)を注文、、 食べてくれたからとコーヒーもサービスしてくれて、、、世間話しやら・・・おば(おねー)さんは子供の頃八郎潟で泳いだとか、、、なまはげ行事をやったとか、、、

今日の山形の宿まで一般道半分程含めてまだ百数十キロありながらそろそろ2時、明るい内にを考えるとぼちぼちと、今度来る時は奥さん連れて来るんだよーとか言われ、、、そろそろと出発するのでした。







2010/11/02 23:30:04|みちのく旅
みちのく一人旅 27 青森 秋田の日本海

十二湖(実際は33湖!?)では無く、見たのは八湖になってしまいましたが、池とブナ林等をそれぞれ散策して、速やかに日本海に出て来ました。最高な天気、空と海のそれぞれの青が目に沁み込んできます。こんな風景が十二湖からは30km程も続きます。 ・左は大間越という所、青森県で背後に白神岳があります。・中 秋田県に入りました、八森岩舘の道の駅、ここも白神山地世界遺産地域となっています。・右 この道の駅の休憩場所、、、いつまでも居たくなる様な癒し空間!








2010/11/01 23:57:09|みちのく旅
みちのく一人旅 26 十二湖一部散策
翌朝、アオーネ十二湖ではCHKOUT時にポイントを丁寧に教えてくれ、落口の池、沸壺の池、ブナ自然林、青池、鶏頭場の池、がま池を1時間程ぐるっと回って来ました。写真が少ないですが、、、

・沸壺の池(左上)・・・緑っぽい色(普通!?)
・青池(中)、、、沸壺が緑っぽいのでやはり青い、落ち葉は金色に見えます。時々水音が聞こえて、、、岩魚もいるみたいですが、
・確か落口の池の筈ですがブナと青ヒバ(ヒノキ!?はあまり無い筈 だから青ヒバと勝手に自身で決めた)の2ショット
・左下も鶏頭場の池の筈、、、逆さに見ても解らない様なきれいさでした。

二つだけですが、深さは沸壺の池が3m 青池が9mと大きさにしては何か深い印象でした、何処もみんな神秘的です。
また日本海側を南下します。







2010/10/31 21:38:10|みちのく旅
みちのく一人旅 25 十二湖に到着
天気も上々、見とれてしまいそうな景色の中海岸線を走り、4時半頃に能代道沿いの十二湖駅に到着 駅前には宿泊先のアオーネ白神十二湖専用のボンネットバスが、、、案内標識に従い宿泊先に、、フロントに確認し少し明るいので王池を見に、、、(池はいくつもあるのでここで一つでもchkする事は有効と思い見に行った) それでも車で5分以上は掛り一応見るものの夕暮れは薄暗くなり、適当に見て宿に戻りCHK INを済ませました。
想定していたものの、一人では勿体無い位の大きなログハウス。1-2階合わせて6つのベッド付き、宿の方とのお話と言う訳けには行きません、旅と言う風情よりもやはりリゾートスタイルでしょう。ワイワイと友達同士や家族同士のみで使いたい時はこういうのもいいなあ、、、と思います。 レストラン、温泉も別棟なので少し歩きますが、それぞれきれいな施設でいい想い出になりました。5つも空いているベットが少し寂しいようでしたが ^_^; 直ぐに寝てしまいました

写真は、十二湖駅前、宿のフロントの天井側、写真右は(翌朝の写真ですが)センタ−の棟が私が借りたログ(同じ様なログが何棟か建っています。左下はリビングの感じ(色々身支度を散らかせていますが・・・)

明日は十二湖〜日本海沿いを南下して男鹿方面〜山形を目指します。