山や自然、車・バイク、釣り、写真、パソコンなどを人生の楽しみとしているおじさんの記録。
 
2010/10/27 1:15:08|みちのく旅
みちのく一人旅 19 白神のブナ林
散策道の入口にはブナに関する諸々が解り易く表示されています。
触っても怒られませんよね!?
疲れているのか 手がむくんでいる様な ^_^;
ここでのブナ林の変化も表示されていました。

今まで知りませんでしたがブナは耐久性が無いので炭や屋内で細かい木材に使われていたとか、子供の頃かぶと虫を良く捕ったクヌギの木やドングリの木であるナラ系、カシ系、シイの木系、クリの木までもブナ科の木なんですね。

今、世では生物多様性 (COP10など)ですか、、、これが今後 非常に重要な事として企業も何処も考えなければならない時代に突入しています、人間だけでなく生き物全てが何らかの関わりを持っている事を認識して生きて行かなければならない時代なんでしょうね。

特に生物に大変恩恵の多いブナの森も重要とされているのでしょうが、世界遺産では無い山や森林も大事と思います。

多分大学生でしょうか、何班かに分かれてインストラクターに説明して貰ってました(私もその頃に戻りたい!?)







2010/10/26 22:38:00|山や森林・自然
研修 「森林と水の・・・」
「森林と水の話 ・・・」 と称して森総研より案内を頂き約半日の研修を聞いて来ました。
研究員による “水源かん養機能に関する最新知見”なるお話でした。

自身の解釈としての内容は、水源かん養機能(洪水軽減・渇水緩和・水質保全)を継続する為にダムと同等な保水力を持つ森林を維持する事が重要であるが、これら”緑のダム” は必ずしも通常のダムの代わりにはなり得ない、、、などや、緑のダムに過度な期待はリスクがある(洪水時のピーク流量の人工的調節は不可、異常気象による集中豪雨への対応が不可)などでした。理解出来そうな内容ではありましたが、森林に対しての普及指導部が主催する内容にしてはちょっと意外な感じもしました。

また ”ブナ林の神話” と称して 記された一部には公な書き物の中に ブナ原生林の土壌は1時間に300mmの雨を吸収する保水力がある とか 200年樹齢のブナが蓄える水量は年間8トンと言われ・・・などあるが、これらを丸のみで信用する事は出来ない等もあるとかで、研究者の事実、真実(!?)を聞けたのは良かったと思います。 (今、今後を担って行くであろう県の関係者などからも結構質問が出ていましたが)

そうは言っても今、日本の山や森林の一部が水源ごと海外資本に買われてしまったり、山の整備がされず熊や鹿等の被害は日常的に耳にします。お話にもありましたが、林野庁と国交省(河川局)の話が同じ事をそれぞれ異なる表現がある為色々手間が掛ったりなど、日本独特な暗黙の了承文化が今海外とやり合わなきゃならない時代において害を及ぼす事もあるんじゃないかなぁ、日本の場合森林などは環境に恵まれ過ぎて私達自身も危機感が薄かったんじゃないかなぁ、なんて勝手に思ってしまいます。国内においての山や森林に関しての問題も結構あるんだなぁと思います。







2010/10/25 18:41:07|みちのく旅
みちのく一人旅 18 ブナ林散策
いよいよブナ林です、橋を渡り道伝いに、緩衝域とは言え世界遺産地域に入ります。(核心地域は更に奥)

世界遺産の登録理由は、殆ど人の影響を受けていないブナの原生林が世界最大級規模で分布していると言う事らしいです、狭い日本と言われるのにこういう所はやはり豊富!?

散策道を歩き始めます、一歩進んでは写真、ちょっと進んでは写真、深呼吸しながら周りを見渡せばさわさわと木の擦れる音とか鳥などの声やら位しか聞こえません。空気がいい、清々しい、気持ちが良い、癒しでしょうか、世に言われる森の気と言う様なものも解る様な気がします、説明は付けられません、率直にこういう言い方しか出来ませんがそれに尽きます。

・ちょっとぬかるんだ所もありましたが、散策道が続きます。
・ブナの林は明るい、、、とても気持ちの良い林です。
・倒木、、、これがブナかは不明でしたが、ブナは大木の中では寿命は短め、、その代わり?保水力や生き物達への恩恵が非常に多い。
・若い木と思います、曲がっているのは雪などの影響と思われる。

1時間半、ちょっとでしたがブナ林を気持ちよく散策出来ました。







2010/10/25 17:40:29|みちのく旅
みちのく一人旅 17 白神山地
4日目は目的だった白神山地を目指します、ご主人には朝ごはんを食べながら今夜の宿泊場所(十二湖)までを想定してのコース相談をして貰い、早めに行った方が良いよと言われながら、話しているのが楽しくついつい時間が!、見送られて出発したのは9時を完全に過ぎていました、これが一人旅の気楽さかっ! とある種 反省。

ご主人にまず白神ビジターセンターで紹介映像を見た方が良いと聞き、ここまで来て映像かと思いましたが私の状況からだとそれが正解の様、白神の全貌が超大型スクリーンで良く解るとの事です。

センターに向かいますが、市街地ずらしたルートでありながら弘前市周辺がちょっと渋滞、10:15頃やっと着いて急いで確認するも、10時スタートの映像は見る方が居なかったのでこの時間は中止になりました、と優しく受付嬢に言われあえなく予定変更。

そこでの説明通り西目屋村のアクアビレッジANMONと言うP有り施設に向かい着く、雨上がりなので一応トレッキングシューズに履き替え歩きだしたのが11:15過ぎ、センターから聞いていたものの、暗門の滝側は落石で通行禁止(行けそうなら行こうと思っていたので諦めついた)なのでブナ林散策道のみ歩く事にした。







2010/10/24 0:16:06|みちのく旅
みちのく一人旅 16 ライダーびいき 正観湯温泉
調べ方で他の方法もあったでしょうが、一応 秋田杉の天然林と言われた部分に接する事が出来ほっとし、改めて宿に戻りました。

本日の宿 正観湯温泉旅館はライダー歓迎の宿です、初めにも言いましたが当初足はバイク予定でしたので今回の旅では全ての宿、バイク乗りにも理解のある所を決めて来たつもりでした。 特にここの宿はご主人自らツーリングライダーとの事から是非行って見たいと思い予約をしていました。事前にメール等でも親切にやりとりして頂いていたので楽しみでした。

今回の旅で感じましたが何処の宿もバイク予定でいた事について快く対応してくれて来て本当に安心と楽しみがありました、当り前かも知れませんが宿も旅の好い想い出となる大きな条件の一つである事を特に感じました。

バイク好きと言う共通な一言でも気持ちは解り合えると言うのが今までの経験です。部屋で一休みしてから温泉!ここには青森ヒバの柱が浴場内にあり年季の入った様は、あぁ青森ヒバ!かと眺めながらゆっくり出来るのでした。出てからは食事場所であんちゃん(ご主人)とご家族の方達にお話し相手をして頂きバイクやら人生やらおなかいっぱいになるおいしい食事、生ビールを頂きながらの楽しさはあっと言う間の時間でした。ご主人はツーリングで北海道はもちろん九州などあちこちも、キャンプツーリングなども楽しまれているベテランです、日本各地からバイク乗りが来ている様です。

また面白いと思ったのは宿で山仕事の道具も販売していた事でした、そう言う事までもお話し出来たのは大変いい想い出になりました。
話に夢中で写真は殆ど忘れていました(かろうじて2枚が、、、顔もろと言うのもこっぱずかしいので折角あんちゃんさんが撮ってくれましたがトリミング) ^_^; 次に行く時までまたの楽しみ。

青森はいつでも待っていてくれるそうです!良い出会いがありました。
(リンクコーナーに正観湯旅館さんもあり) 楽しかった (*^^)v
明日も旅の核心 白神です。