利休の侘び寂びベンツ生活

フツーのおじさんサラリーマンのメルセデス ベンツ生活(Mercedes Benz W124 E280 Limited)の記録です
 
2008/04/27 19:24:07|Maintenance
ヘッドライト照射角度調整用バキュームホースが折れた
  1. W124は運転席からヘッドライトの光軸の上下を調整できます。
    後部座席に体重のある人が乗車したり、トランクに重たい荷物を積載した時にリアがしずむとヘッドライトの光軸が上がります。そのまま走行すると対向車のドライバーに眩しい思いをさせないように光軸を下げるために使います。
    正式には、「ヘッドライト照射角度調整ダイヤル」と言うそうです。
    (いままで使ったことはありませんが。)
  2. 左の写真が、照射角度調整ダイヤルです。
    ライトスイッチの左側のダイヤルで、数字の0〜3までの数字のあるダイヤルです。
  3. このダイヤルを回すと、バキューム圧によって光軸が上下するようになっています。
  4. この時代のメルセデスは集中ドアロックなどにもエアーのバキューム圧を使っています。(国産車はほとんど電磁ロック方式です)
    ヘッドライト光軸の上下機構は国産車の感覚ではモーターで駆動する方式が考えられますが、こういう部分にこういった凝った作りのメカを使う点がいかにもメルセデスのこだわりを感じる部分です。
  5. 右の写真は、そのバキュームを伝えるホースの写真ですが、ピンクのホースがオリジナルのものです。
    これが経年変化で硬化してしまい、ヘッドライトにつながっている黄色いコネクター部分をつかんで取り外そうとしたら途中から、”ポキ”っと折れてしまいました。
  6. それで、写真のように黄色いチューブでつないで修理しました。
    エアーが漏れないように(バキューム圧が弱くならないように)黄色いチューブの内径はピンクのチューブがすっぽり入るものを探してきました。
    継ぎ手で接続しようと思いましたが、エアーさえ漏れなければ良いので、黄色いチューブの中に両側のピンクのチューブを可能な限り突っ込みました。
    タイラップで両側を固く締め付けて修復は終了です。
  7. エンジンをかけて、照射角度調整ダイヤルを回すとヘッドライトの、照射角がしっかり上下したので成功です。
  8. 今回使ったエアーチューブは、ニッタムーア社製の一般空気圧用ウレタンチューブです(外形6mm、内径4mm)。最初は熱帯魚の水槽用のエアーチューブを使ってみましたが、材質が軟らかすぎてバキュームをかけるとペチャンコになってしまって使い物にならなかったので、ある程度柔軟性があり、それ相応の圧力に耐えられる材質のものを探しました。既に1年位経過しますが良好です。
  9. ホームセンターでこれと同じものを入手可能かどうかは分りません。今回は知人のとある現場で捨てられた切り残しをもらって来て使いました。「謝謝」!!
    これとまったく同じものでなくても、内径が4mmのもので、ある程度の圧力に耐えられるチューブであれば利用可能だと思います。
    W12は最終モデルの生産中止から13年(2008年現在)も経過しているので、このチューブはどの個体も硬化していて、ちょっと力を加えるとすぐに折れてしまうのではないでしょうか。
  10. 因みに、運転席サイドはチューブが手が入りづらい箇所を這っています。幸い折れていないので、修復はしていません。いつ折れてもいいように、もう片側用の長さの分くらいは、この黄色いチューブをキープしてあります。
  11. たぶん、純正のチューブを入手しようとすると高くつくんでしょうね。







2008/04/13 14:43:10|Maintenance
ホイール交換・・・AMG スタイリングUからVへ
  1. これまで装着していた、AMGスタイリングUは表面のコーティング(クリア層)が劣化してしまい、非常に醜い状態になってしまっていました。
    これは、ブレーキによるロータ部が熱を持つことで、ホイールの内部からクリア層が剝げてしまうようで、どうしても避けられないことだということです。
    ショップの人の話によると、太陽の紫外線などの影響もありますが、ホイールの内側からの熱による影響が大きいということだそうです。
  2. そこで、折角のお気に入りのAMGのホイールですので、新品時の輝きを戻すためには再塗装となりますが、これが結構なお値段となる(一本約2万円で納期もかかる)ということでしたので、それだったら別のホイールに入れ替えても金額的には大きな違いがないことが分かりました。
  3. 横浜に出かけることがあったので、第三京浜沿いの都筑区の中古ホイールショップに寄ってみました。偶然、AMGの17インチサイズのスタイリングVがあったので、思い切って交換しました。
  4. サイズは、前輪が7.5J Off Set35mm、後輪が8.5J Off Set 35mm。
    W124の標準は、7.5JのOff Setが42mmなので、前輪は7mm前に出ますし、後輪はノーマル指定の7.5Jから8.5Jになるのと、装着するタイヤが215/45なので、ちょっと引っ張っての装着になるので心配でしたが、思い切って装着してもらいました。
  5. このホイールのセットは、AMGのC55に付いてものだということでした。
    利休号はローダウンしているので、前輪がフェンダーのつめに当たらないか心配しましたが、うまくいきました。後輪も問題ありませんでした。
    しかし、後輪は8.5Jに215だとちょっと引っ張ってしまっているので、次回は225くらいにした方がよさそうな感じです。
  6. まさか、こんな中年オヤジになって前後でサイズの違うホイールを付けるなんて夢にも思っていませんでした。
    しかし、これまでのクリア層が剝げたスタイリングUのみすぼらしい姿から、表面がきれいなホイールになって気持ちの良い感じになり満足しています。







2008/04/13 14:27:03|Maintenance
ブレーキング、停止直前に異音
  1. 2008年4月3日、前輪のブレーキ周りからの異常に気付きました。
    ある程度の速度から信号などで停止のためにブレーキを踏んで制動しようとします。
    停止直前から停止するまでの間に(1-2秒位)、「グリグリ」というような、何かがひっかかるような感覚と異音が前輪側でします。大きなものではありません。
    エンジンが冷えている場合よりも、適当な距離を走った状態で発生しているようです。ブレーキについては問題なく機能しています。
    ・2006年12月Fブレーキパッド交換(社外ダストレスタイプ)
    ・2006年12月Fブレーキ ローター研磨
    ・2007年12月Fブレーキ ホース交換(純正)
    パッド交換、ローター研磨後鳴きはありませんでしたが、最近駐車場で切り返し時にブレーキを踏むと、鳴きが出るようになったので、変だなとは思っていました。
  2. W124 Clubにて問い合わしてみると、
    フロント足回り関連の交換履歴のから、
    ・ロアアームのブッシュとボールジョイント
    ・ステアリングを切った時の異音は
         タイロッド、センターロッド、アイドラアームのブッシュ、
         ステアリングショックなどの疑い
    が交換されてないならば、リフレッシュの意味から交換を推奨されました。
    アドバイスをいただいた人はブレーキング時(フロントに荷重がかかったとき)に異音が発生し、問題の箇所はロアアームのボールジョイントだったそうです。
  3. もう一人W124 Clubの人からも、アドバイスをもらいました。
    ブレーキペダルに振動(キックバック感)があるようでしたらABSの誤動作が考えられる。前輪のABSセンサーは永久磁石なので砂鉄が堆積し易く、多量の砂鉄が堆積することにより誤動作が起きる。6mmの六角レンチでABSセンサーを外し、センサー先端を掃除すれば治ると思う。ということでした。
  4. いつものかかりつけの整備工場に車を持ちこみ、試乗してもらいました。
    結果は、写真のようにブレーキパッドの金属プレートが赤丸部分のように”へ”の字に曲がっていました。これによって、恐らくローターにパッドが変な力らかかり異音が出ていたのではないかということでした。
  5. 一度、パッドを外しグリスを塗ってもらいました。
    その後は、異音や変な感覚はブレーキング時には発生していません。
  6. ダストが出にくいブレーキパッドは材質が硬くできているので、異音が出ることがたまにあるんだというのが整備工場の主治医の意見でした。
    次にパッドを交換する時は、たとえダストが多く出ても純正品を使った方が良いというアドバイスをもらいました。やはりベンツはしっかりとブレーキを利かすには、ロータとパッドが摩擦してダストが出ることはやもうえない設計になっているので、下手にダストの出にくいものは、なるべくならば使わない方が良いということでした。
  7. 次回は、ローターも寿命になるでしょうし、パッドと一緒に交換する予定にします。
    でも、一週間でホイールがブレーキダストが汚れるので、せっせとお掃除しないといけなくなります。







2008/03/30 13:32:53|columns
ようこそメルセデス ワールドに
  1. 私、管理人 利休と同じ勤め先でしかも同じ部に勤務している、Kさんがめでたくメルセデスワールドに足を踏み入れてしまいました。
    さてさて、これからどんなEクラス生活が始まるでしょう???
  2. 購入したのは、2002年式 W210 E320 AVANTGARDE。
    W210の最終モデルで、14年落ちの利休号と比べると時代(世代)の違いを痛感します。
  3. 写真は購入店で新オーナーに引き渡しがされる直前の写真です。
  4. また一人(しかも同じ部で・・・)、メルセデスオーナーが増えてしまいました。
    会社の駐車場で白のW210はきっと目立つこと間違いなしです。
  5. このお店に展示されていた時は、19インチのホイールに極太・極薄タイヤが装着されていたそうですが、本人のたっての希望でノーマルのホイールとタイヤサイズに変更したそうです。







2008/03/30 13:23:05|Maintenance
「エアマス守る君」 装着
  1. ネットオークションでW124関係のグッズを検索していたら、W124後期モデル用エアマスセンサーをエンジンの熱から守るカバーを発見。早速落札して試してみることにしました。(2006年5月の落札で6,800円でした)
  2. 写真は、取り付けた様子です。
    取り付けは写真の通り、コネクター部のネジを外して、保護カバーと一緒にネジ留めするだけです。
  3. エアマスセンサーは壊れると高額なパーツです。このような保護カバーで少しでもエアマスの寿命が延びればと願っています。
  4. 因みに、エアマスセンサーとは、空気の吸入量を測定する部品のことで、エアマスセンサーが壊れると正常な空気をエンジンに流す制御ができなくなり、エンジン不調になります。