絵画のことなら全国からコレクター様が足を運んでくださる画廊アートギャルリー日本ぶっくあーとへ。
世界の巨匠と日本画の原画・版画を販売しています。
油彩・水彩・パステル・エッチング・リトグラフ・日本画など豊富なコレクション。
47都道府県の一流ホテル、百貨店での販売実績が信頼の証です!

WEBショップはこちら→ https://nihonbookart.com/
 
2015/12/31 16:22:26|おしらせ
年末のごあいさつ


本年もご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

多くの皆様に支えていただきましたおかげで、
今年も仕事を続けることができました。

本当にどうもありがとうございました。


2016年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、
ますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げております。


弊社ギャラリーは元日から通常通り営業(午前10時~午後6時)していますので
遊びにいらしてください。




アートギャルリー日本ぶっくあーと
代表・太田唯男

2015.12.31.






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〜世界の巨匠と日本画の原画・版画〜
アートギャルリー日本ぶっくあーと

 

画廊のオヤジの日記もあります
http://nihonbookart.com/hpgen/HPB/categories/1937.html



WEBショップもよろしくおねがいします。
http://nihonbookart.com/







2015/12/03 17:18:00|当ギャラリーの展覧会
蓄音機(ちくおんき)


こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと 代表・太田唯男です。



前回お知らせしましたとおり、ただいま弊社ギャラリーでは
『竹久夢二・上村松園 版画展』を開催中です。

特別に、国産でゼンマイ式の蓄音機(ちくおんき)もディスプレイしてあります。
ホーン(ラッパ)があるタイプではなく、サウンドボックスです。

ちゃんと動いて音もでるんですよ(けっこう大きな音)。



レコードは江利チエミさんの「チャ・チャ・チャは素晴らしい」。
リズムも歌詞も楽しい曲です。

 
ほんとに大好きチャ・チャ・チャ
誰でも彼でも踊り出す
あなたもわたしもチャ・チャ・チャ
チャ・チャ・チャはすばらしい
騒ぎに驚いて
おっとりがたなのおまわりさん
人垣かきわけ飛びこんだが
つられて自分も踊り出す


ほんとに大好きチャ・チャ・チャ
誰でも彼でも踊り出す
あなたもわたしもチャ・チャ・チャ
チャ・チャ・チャはすばらしい
今にも死にそうな
よぼよぼのおばあさん
だんだん浮かれてチャ・チャ・チャ
昔にかえって踊り出す


ほんとに大好きチャ・チャ・チャ
誰でも彼でも踊り出す
あなたもわたしもチャ・チャ・チャ
チャ・チャ・チャはすばらしい
中風のおじいさん それを見て渋い顔
それでもしまいにチャ・チャ・チャ
おーッとあぶない そらこけた

 

うちの見習いが
「ん??? 夢二に“大正ロマン”のキャッチコピーがあるのに、これでは昭和レトロ...」と
つぶやいていましたが、私が楽しい気分で働けるのでOKです。


ご希望の方にはこの蓄音機を販売します。

ぜひお店に遊びにきてください、チャ・チャ・チャ。


アートギャルリー日本ぶっくあーと
代表・太田唯男

2015.12.03.





竹久夢二 版画展。代表作・黒船屋ほかを展示しています。ディスプレイに使用中の蓄音機も販売します。蓄音機日本ぶっくあーと(山梨県甲府市の画廊です)





『竹久夢二・上村松園 版画展』


会期:2015年12月10日(水)まで 午前10時〜午後6時

会場:アートギャルリー日本ぶっくあーと
   (山梨県甲府市千塚1丁目9-14 オギノ湯村SC3階)

後援:オギノ湯村SC専門店会

主催:日本ぶっくあーと




大正ロマンの画家・竹久夢二、女性初の文化勲章受章画家・上村松園
版画 合計40点あまりを展示。
両画家の代表作『黒船屋』、『序の舞』をはじめ、特選作品をご用意しました。
ぜひこの機会にお楽しみください。

会期中お休みはありません。入場無料です。



同時開催:世界の巨匠アート展
ビュッフェなどフランス作家のリトグラフ、増田誠の油絵、
モネ「睡蓮」・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」復刻複製画ほか







皆様のお越しをスタッフ一同こころよりお待ち申し上げております。




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〜世界の巨匠と日本画の原画・版画〜
アートギャルリー日本ぶっくあーと

 

画廊のオヤジの日記もあります
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2015/11/25 13:04:00|当ギャラリーの展覧会
竹久夢二・上村松園 版画展 (日本ぶっくあーと)


こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと 代表・太田唯男です。



ただいま弊社ギャラリーで開催中の展覧会のご案内をさせていただきます。




『竹久夢二・上村松園 版画展』


会期:2015年12月10日(水)まで 午前10時〜午後6時

会場:アートギャルリー日本ぶっくあーと
   (山梨県甲府市千塚1丁目9-14 オギノ湯村SC3階)

後援:オギノ湯村SC専門店会

主催:日本ぶっくあーと




大正ロマンの画家・竹久夢二、女性初の文化勲章受章画家・上村松園
版画 合計40点あまりを展示。
両画家の代表作『黒船屋』、『序の舞』をはじめ、特選作品をご用意しました。
ぜひこの機会にお楽しみください。

会期中お休みはありません。入場無料です。



同時開催:世界の巨匠アート展
ビュッフェなどフランス作家のリトグラフ、増田誠の油絵、
モネ「睡蓮」・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」復刻複製画ほか






竹久夢二 版画展。代表作・黒船屋ほかを展示しています。日本ぶっくあーと(山梨県甲府市の画廊です)

展示のようす(一部)



上村松園展、代表作・序の舞ほかを展示。日本ぶっくあーと(山梨県甲府市の画廊です)

展示のようす(一部)





皆様のお越しをスタッフ一同こころよりお待ち申し上げております。


アートギャルリー日本ぶっくあーと
代表・太田唯男

2015.11.25.


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〜世界の巨匠と日本画の原画・版画〜
アートギャルリー日本ぶっくあーと

 

画廊のオヤジの日記もあります
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2015/11/18 20:07:00|美術館・展覧会のはなし
バラ展(ルドゥーテ 山梨県立美術館)
(山梨県立美術館)


 
こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い16年目のmayumiです。

前回のブログは、
山梨県立美術館のイチョウの写真で話を終えてしまいました。
今回は本題、『花の画家 ルドゥーテのバラ展』のお話。




ルドゥーテについて

少しやっかいなお名前ですよ。
ローマ字入力でミスを連発しちゃってます。
「ドゥ」は「dwu」。
でも、ついつい「du」とタイプしてルヅーテに。
使いなれない言葉は、つらいっ...
以下間違いがあったらごめんなさい。


さてさて...ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ。
1759年生まれ・ベルギー出身の植物画家です。
世界史でおなじみのフランス王妃マリー・アントワネット、
およびナポレオン皇妃ジョゼフィーヌにおつかえした、
と聞けば「あの辺の時代の人ね」
なんとなくお分かりになるかもしれません。
(ちなみにその頃の日本は江戸時代。1760年には葛飾北斎が生まれています。)


図鑑の植物やお花の挿画「ボタニカル・アート」ジャンルでは、
とっても有名なお方であります。
近年、東京をはじめ全国各地で、ルドゥーテの展覧会が実にひんぱんに
開かれていますので、ご存知の人も多いことでしょう。
また、各種お花グッズや「大人の塗り絵」などで見たことがあるかもしれませんね。




バラ図譜について

ルドゥーテは多くの植物図譜を出版しました。
なかでも最高傑作として知られているのが、
彩色銅版画集『バラ図譜(Les Roses、1817-24年) 』。
『バラ図譜』とは、つまりバラ図鑑、バラ大百科ですね。

描かれているのは、ナポレオン皇妃ジョセフィーヌが世界中から集めたバラのうち169種。

植物大好きの皇妃は、自身の居城(マルメゾン城)に巨大庭園をつくったほどですが
とりわけバラへの愛は強く、新種をふくめ世界中から250種ほどコレクションしていたとのこと。
200年以上前のことですよ...びっくりですよね。
それらをぜひ、というルドゥーテの提案により、作成されたのが『バラ図譜』(全3巻)です。
残念なのは、1817年に初めて出版されたとき、皇妃は天に召されたあとでした(1814年没)。






バラ展 花の画家ルドゥーテ 山梨県立美術館
(山梨県立美術館 正面玄関入口です)



山梨県立美術館の展示について

『バラ図譜』から全169点と、とびら絵(『リース』)の計170点。
加えて、関連作品3点と肉筆画4点が、淡々と展示されています。
展示室は、赤・白・黄色・ピンクのバラ、バラ、バラワールド。

図譜に描かれたバラの系統は、

 

  • ガリカ、
  • ダマスク、
  • アルバ、
  • ケンティフォリア、
  • モス、チャイナ(インディカ)
  • ポーランド、
  • ブルボン、
  • ノワゼット、
  • ブールソー...。

(ふぅ、ここでひと息)

そしてこれらに、アジア・欧米の野生種とその派生種が加わります。


とてもじゃないけど、覚えきれぬ。

とにかく...スミレのようなものあり、コスモスのようなものもあり、
シャクヤクのようなものもあり...なのです。
なかには、現存していない品種もあるとのこと。


最後のコーナーには、絵本をもとにつくられた「ルドゥーテ物語」の
かわいいパネルがあり、画家の生涯をわかりやすく学べます。




作品について

「植物画の天才」の絵ですからね、それはそれは正確な描写。
いえいえ、「正確」とひとこと終わらせてしまっては恐れ多い。
精緻な描写と絶妙な色づかいから、リアルに伝わってくるのです。
うすい花びらはふわっとやわらかいのだろう、こちらの葉は少し固いのかな、
細かいトゲトゲが痛そうだ、でも優しい香りがするんだろうな、とかね。

そして、これほど写実的でありながらも嫌味をまったく感じさせず、
1点1点が本当に穏やかで静か。

それぞれのバラがポーズをとっているようで、
まるで美人画を見ているような、お妃の肖像画を見ているような、
聖女や天使の宗教画を見ているような...

華やかすぎず甘すぎず、そこはかとなく上品で優しい...



そこで、ルドゥーテ作品を鑑賞するうえで、まず押さえておきたいのが
彼の用いた技法です。

ぜひ展示資料や書籍などをご一読いただきたいのですが、
スティップル・エングレーヴィング(点刻彫版法)という銅版画技法。

イタリア彫版工職人に学び、さらに自らのアレンジを加えて駆使したこのテクニックは、
細いニードルを使って無数の点を彫り、花びら・茎・葉を描くという、神わざ。
通常の銅版画にみられるハッキリとした
「輪郭線を可能な限り排除し、 きめ細かな色彩の濃淡によって自然な花々の美しさを表現」
とのこと。

点々で描く「点描画」技法ってありますよね。
絵筆でトントントンも大変なのに、それを銅版画でやってしまった...
ひたすら小さな小さな点を彫る、気が遠くなるような方法です。
でもそのこだわりこそ、植物やお花を知り尽くした画家のプライドだったのかもしれません。
「自然の美」「植物の美」を表現するには、そうするしかないと。

いやぁ、すごい。
だから植物学的価値だけにとどまらず芸術的観点からも高く評価されるのですね。



おわりに

私が行ったのは平日。予想以上ににぎわっていました。
人垣ができるほどではないのですが、 展示室にいらした皆様は、
可能な限り近寄って、くいいるようにご覧になられていましたね。
なかなか、作品の前から移動されない。
構図、描写、色づかい、超絶技巧...ルドゥーテの繊細な絵は近くで見たいものです。
しぜんと1点あたりの観覧時間が長くなる、そう、これは仕方がない。
版画と肉筆画とあわせて180点近くありますから、
ぐったりと疲れないようペース配分にお気を付け下さい。

ちなみに私は、30分鑑賞。
見放題になる定期券を購入していますし(ミュージアム甲斐in券)
美術館と職場とは車で10分ぐらいの距離ですから
出勤前かお昼休みに数回足を運んで楽しみます。
(1回につき30〜45分、これを3回ぐらい)






さてさて、銅版画ではないものの「輪郭線がない」という言葉に
レオナルド・ダ・ヴィンチの「スフマート」を思い浮かべた私。
「モナ・リザ(1503〜1519年頃)」に見られる、線または輪郭を用いずに
煙のようにホワンと柔らかにぼかす技法です。

また東洋絵画にも、同じく輪郭線を表さない「没骨(もっこつ)」という描写法があります。 スフマート、スティップル・エングレーヴィング、没骨...
確かに輪郭の有無で、与える印象の違いは歴然。


そういえば、私の顔も輪郭線がなくて、ホワンとボケています。
キリッとした輪郭、ほしいな。


 



アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い16年目
mayumi

2015.11.18.


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〜世界の巨匠と日本画の原画・版画〜
アートギャルリー日本ぶっくあーと

 

画廊のオヤジの日記もあります
http://nihonbookart.com/hpgen/HPB/categories/1937.html



WEBショップもよろしくおねがいします。
http://nihonbookart.com/

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【 「花の画家 ルドゥーテのバラ」展 】

山梨県立美術館: 住所: 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目4−27
 電話:055-228-3322

会 期: 2015年11月3日(火・祝)〜2016年1月17日(日)

開館時間:午前9:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)

休館日: 11月16, 24, 30日、12月7, 14, 21, 28〜31日、1月1, 4, 12日

観覧料: 一般1,000円 大学生500円
      20名以上の団体、 一般840円 大学生420円
     山梨県内ホテル・旅館宿泊者割引料金 一般840円 大学生420円

 ※以下の方は無料です
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
  山梨県内在住65歳以上(健康保険証等持参、県外の65歳以上の方は常設展のみ無料)
  障害者手帳をご持参の方はご本人と付き添いの方1名

 
 

 

 

 

 








2015/11/11 19:49:00|美術館・展覧会のはなし
黄葉のイチョウ並木(山梨県立美術館)
(山梨県立美術館 第一駐車場)



こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと見習い16年目のmayumiです。



『花の画家 ルドゥーテのバラ展』を見に山梨県立美術館へ行きました。

第一駐車場のイチョウ並木、黄金色になっていて美しかったですよ。
特に、鮮やかな黄葉のじゅうたんは、歩くのがモッタイナイくらいでした。


 


この紅葉は山梨県立美術館のイチョウです。黄金色に輝いて美しいです。






イチョウの葉・黄葉のじゅうたんです。山梨県立美術館 第一駐車場にて。


私の横を男子高校生の団体様が通られましてね、
ちら見したら、すこぶる良いカメラをお持ちでいらっしゃる。

写真部?イマドキの標準? 一眼レフですね(ミラーレスではない)。
そして、「パシャ」「よし」と一発オーケー。
男子諸君は実にスマートに撮り、去っていかれるのです。

いっぽう、望遠ナシ・単焦点レンズ小型カメラの私は、
一本のイチョウの木を相手にすったもんだ。

寄ったり離れたり、腕を上げたり下げたり、立ったり座ったり...


首からRICOH・GRぶら下げて、ぶざまに写真を撮っている四十路女がいましたら、
このワタクシです。
どこかで見かけても、こっぱずかしいのでゼッタイに声をかけないでください。

みなさんのご慈悲に感謝します。ペコリ(←頭を下げた)。







アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い16年目
mayumi

2015.11.11.


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画廊のオヤジの日記もあります
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WEBショップもよろしくおねがいします。
http://nihonbookart.com/

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【 「花の画家 ルドゥーテのバラ」展 】

山梨県立美術館: 住所: 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目4−27
 電話:055-228-3322

会 期: 2015年11月3日(火・祝)〜2016年1月17日(日)

開館時間:午前9:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)

休館日: 11月16, 24, 30日、12月7, 14, 21, 28〜31日、1月1, 4, 12日

観覧料: 一般1,000円 大学生500円
      20名以上の団体、 一般840円 大学生420円
     山梨県内ホテル・旅館宿泊者割引料金 一般840円 大学生420円

 ※以下の方は無料です
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
  山梨県内在住65歳以上(健康保険証等持参、県外の65歳以上の方は常設展のみ無料)
  障害者手帳をご持参の方はご本人と付き添いの方1名