手術後暫くして、先生から呼ばれ処置内容について報告説明を受ける。
顕微鏡で見えるオデキ(腫瘍)は、ほぼ取れたとの事。
術前、鼓膜が破れている可能性があったが 顕微鏡で診た限り破れている様に見えなかったので 今回は特別処置せず。 というか、耳の中耳、内耳にオデキが如何に悪さしていたか説明を受け、 オデキ(腫瘍)の除去に相当時間が掛かったのだなぁーと理解した。
今後も暫くは通院経過観察が必要。 その後の状況で今後も処置して頂く事になった。
ところで、驚いたのはネェーネである。
当初から妹の病気をあまり対した病気と思っていなかった様で、 初めての夏休みでもあり、羽根を伸ばして遊びたい事もあったのであろう、 手術当日は姪っ子家族と東京サマーランドへ遊びに行って、 姪っ子の家にお泊りしていたのである。
病院へ訪れたのは手術後の翌日である。
妹の術後の状態を見てかなりショックを受けた様で、家に帰るともうボロボロである。 よく言い聞かせ、寝かせたのだが、夜中に何度も寝ぼけて起こされた。(+_+)
次の日、病院へ一緒に行ったのだが、お母さんの顔を見るとメソメソ泣き出してしまう始末。
ネェーネは日頃から妹と比較して、 かなりしっかりしている所があり心配していなかったのだが...。
後日談だが、児童クラブにも行かせていたのだが、児童クラブの先生も、 術後のネェーネは元気が無く心配になる程だったと聞いた。
この影響なのか、風邪なのか、この日の夜から、2日間微熱が出てしまった。
ようやく3日後熱が下がり少し元気が戻った様だが、やはり妹が心配なのか元気が無い。 想定外の出来事であった。
手術後の夜、面談室の窓から花火大会が見えるかも知れないと言う事で家族4人で窓越しに見た。 いつか、家族揃って見に行きたい花火大会である。
術後3日目の午後、点滴が取れ、手の自由が利く様になり一安心。 この頃から少しずつ元気も出てきた。包帯も日を追う事に少なくなっていく。
術後一週間程で包帯もガーゼも取れた。手術跡の傷が痛々しい。 7時間の戦いを物語っている。
いつ退院ができるのか待ちどうしくなってきた。 連日、病院で添い寝をしているお母さんも大変である。m(__)m
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