皆さん、昨夜のスーパームーンの皆既月食、 ご覧になられたでしょうか?
少し曇っていたこともあって、 皆既食中は、 お月様がどこにあるか、 全く見つけられませんでした(>_<)
満月に戻っていく最中に、 ぼんやりとした、おぼろ月みたいなお月様を発見、 期待していた赤銅色の、でっかいお月様は、 見る事ができませんでした。
さて、今日は皆さんに、 お願いと、 考えて戴きたい事があって投稿します。
今日、紹介する生きものも、 お月様と大きな関係がありますね。
今、ネットを見ると、 割と『伊勢エビ釣り―』と、 云うワードがヒットします。
仕掛けの作り方であったり、 たくさん釣る方法であったり、 こういった記事や動画がたくさん出て来ます。
自分がまだ釣具店に勤務して居た時代にも、 確かに『伊勢エビ』は、釣れました。 静岡県内の店舗に居た頃には、 釣れる場所は、あちこちに点在していました。
夜の堤防や、 テトラポッドの脇で竿を出している人は、 おおよそ、エビ釣りに来た人だったでしょう。 しかし、その時代も、 もちろん今も、 伊勢エビは安易に釣っても良いものではありません。
地域によっては、 採捕禁止を謳っている漁協さんもあります。 なぜなら、稀少な『伊勢エビ』の資源が、
レジャーの「釣り」と、云う行為で、 無造作に釣られてしまうとどうなるか・・・ 少し考えてから行動して下さい。
たちまち資源が枯渇に向かって、 進んでいってしまう事になるでしょう。
伊勢エビは、世界にも誇れる、 日本の水産資源なのです。 しかし、資源量は減少し続けています。
非常に残念なことに、 地元密着型の釣具店には、 『エビ釣り仕掛け』なる、 そのお店オリジナルの仕掛けを、 売っていたりもします。
自分が勤務していたのは、 大型の量販店ですが、夏前くらいになると、
「伊勢エビ釣りの仕掛けは売っているか!?」 と、平気に尋ねて来るお客さんが、 結構たくさんいらっしゃいました。
また、堤防で釣れたのを偶然に見て、 「どうやって釣るのか!?」 そんなお問い合わせも、多数ありました。
その度に、 「禁止の釣りですから、仮にあっても売れません」 とか、偶然に目撃してしまった方には、 丁寧に、安易に採捕するとどうなるかを説明し、 「申し訳ありませんが・・・」 と、お答えしていました。
中には怒って、 悪態をつかれる方もいらっしゃいました。 また中には、 「そうですか、知りませんでした。 勉強になりました。」と、 云って下さる方もいらっしゃいました。
当然ですが、 どこで釣れるか― どういう道具立てで釣れるか― も、知っています。が、 伊勢エビを釣りに行った事は、 一度たりともありません。
只、救いは当時はまだまだインターネットが、 普及していない時代でしたから、 情報の拡散も限定的だったのです。
ですが今は、インターネットで即座に情報が、 全国に、世界にまで拡散してしまうので、 知らなかったでは済まない現実を、 引き起こしてしまう―。 そんな恐れが大きいのです。
伊勢エビが、 20センチほどの大きさになるまでには、 我々が想像する以上の年月を要します。
ご存じの通り、脱皮を繰り返して徐々に、 成長する節足動物です。
伊勢エビは定着性の強い生きものです。が、 その漁は、素潜り漁などは少なく、 特別な刺し網漁で採捕されるケースが多いのです。
ウニや、サザエ、アワビと云った、 定着性の水産資源に適用される、 『第一種共同漁業権』の及ぶ、 資源とは一線を画すので、 法律の網の目から、 漏れてしまうケースもあります。
だからこそ、 伊勢エビ釣りを声高に肯定しないで欲しい―
伊勢エビの美味しさを知っているから、 伊勢エビの価値が分かっているからこそ、
こうした情報に触れても、 凜として節度のある行動をして下さい。
あなたの行為を、子ども達は見ています。 これを続ければ、サスティナブルな魚漁は、 できなくなります。
SDGsの14番目のターゲットに、 『豊かな海を取り戻そう』と、云う ターゲットがあります。
海産資源は無限ではありません。 大人として、人間として、 責任ある行動をとって下さる事を、 切にお願い致します。 |