原油価格の高騰、二酸化炭素による環境問題が、テレビや新聞等に大きく取り上げられております。 私共は、いかに消費エネルギーを減らし、環境にやさしく住まいに健康増進・利便性・快適性の向上を図るにはどうしたらいいのか考え、「高断熱・高気密」を取り入れることにしました。
 
2010/04/16 22:57:07|新住協
雪 雨 また雪   研修へ
今日、新住協の研修へ行ってきました。

朝、高速に乗り一路岐阜へ。

小淵沢手前から雪が。
諏訪湖辺りでは、一面うっすら白くなってました。
その先は雨。

帰りも強い雨から、諏訪湖付近からまた雪。

この時期に雪とは・・。
のんきな私はスタットレスタイヤをまだはいていたので、
よかったといえばよかったのかも・・。


毎回新住協の研修はとても勉強になります。

住宅の断熱性能・省エネ性能の計算プログラムの演習。
高断熱住宅の施工と理論の研修でした。

計算プログラムによって、住宅の断熱性能を求めます。

高断熱住宅の快適性をご提案できればと思っております。







2010/03/29 20:00:35|ちょっといっぷく
古きよき時代の街並み
岐阜の仲間と会った帰りに、妻籠宿に寄ってみました。

妻籠宿は、重要伝統的建造物群保存地区になっており
歴史の面影が残る宿場町です。

もう1つの宿場町・馬籠宿もあわせて、私の好きな場所です。

夕方に近い時間だったせいか、とても空いていました。
今までで初めてでした。


建物から先人達の仕事を見ることができます。

電動工具もなかった時代、柱や梁などをよく見ると、手道具だけで仕上てあるのがよくわかります。

建物の構造も、現在では耐震を考え金物でガチガチに固めた住宅が一般的になっていますが、
木と木を複雑に組む事で強度を増し、こうして百年以上も残っているのです。

また日本の住宅は夏を主として造られているといいます。
それは建物を見てもよくわかります。
雪や暑さには対処した造りをしてますが、寒さ対策は特にありません。

しかし、こうした民家から現代の住宅の夏の暑さ対策を
学ぶ事ができます。

性能の高い家を造る現代、昔ながらの良いところは残し、
取り入れていきたいと思っています。







2010/03/09 19:17:57|エコ通信
住宅エコポイントはここがポイント!

昨日、3月8日より住宅エコポイントの申請受付が
開始されました。

現場でもお施主様やこれから工事をさせていただく
お施主様から、エコポイントの内容を質問されます。

この制度の関心の高さを感じます。


住宅エコポイントの特徴を簡単にまとめました。

ポイントは(写真上)のようなものに交換できます。
拡大してご覧ください。
 
またこの住宅エコポイントは、キッチンや浴室、トイレなどの
工事費にポイントを充てることができます。
即時交換と呼ばれる仕組みです。

エコポイントが発生する工事を行った住宅と同じ住宅で、
同じ工事施工者が、一緒に行う追加工事費に
使うことができます。
(写真、真中・下)を拡大してご覧ください。

新築、リフォームともに使えます。
即時交換で行う工事は、エコである必要がありません。


リフォームでは、エコポイントを上手に利用することで、
お得なプランができると思います。



今日は雨から雪になり、外の仕事はつらい寒い一日でした。
でも弊社事務所は暖房なしで一日16℃を保ってました。
エコ住宅は省エネはもちろん、快適性がアップします。



写真は、日経ホームビルダー・住宅エコポイント事務局HPより







2010/03/04 18:04:42|エコ通信
住宅版エコポイントを利用して
住宅エコポイントの申請受付が3月8日より開始します。

エコポイントの発行対象は、
エコリフォームが平成22年1月1日〜平成22年12月31日に工事着手したもの。
@ 窓の断熱改修(内窓設置〔二重サッシ化〕、ガラス交換〔複層ガラス化〕)
A 外壁・天井又は床の断熱材の施工
B @・Aに併せてバリアフリーリフォームを行う場合、ポイントが加算

エコ住宅の新築が平成21年12月8日〜平成22年12月31日に建築着工したもの。
@ 省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+α〔高効率給湯器等〕)相当の住宅
A 省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅

発行されるポイント数は、
エコリフォームで1戸あたり30万ポイントを限度、エコ住宅の新築で一律30万ポイントです。


先日、内窓の設置工事をさせていただきました。
この工事でのポイントは1万8000ポイントです。

開口部は私共が造る高断熱・高気密住宅においてとても重要視する箇所です。

外壁面には断熱材を入れる事ができますが、開口部は外部とガラス一枚でしか遮られていません。

住宅のエネルギーのロスは窓がポイントで、
夏は熱の浸入が家全体の53%・冬は熱の流出が家全体の37%もあるのです。
なので窓の断熱改修は効果のあるものと思います。


私共は次世代省エネ基準の高断熱・高気密住宅を施工しておりますので、
この住宅エコポイントのご説明・施工も自信をもってお客様にご提案させていただいております。







2010/02/03 20:57:29|私どもの家づくり
木を組む
今は電動工具もより使いやすく、種類も数多くあります。 接着剤も種類・機能・効果が抜群によくなってます。

そう考えれば、ただ木材を切って接着剤とビス・釘でとめれば木と木が離れる事なく、繋がっています。

早く仕事を仕上るには、このやり方がいいのかもしれません。

木は変形します。曲り・ねじれ。

仕上がってしまえば、ただ木と木をくっつけただけにしか見えませんが、内部でちょっと仕掛けを造ります。

適材適所にこうした仕口を造っています。

手間はやはり掛かりますが、その分早く仕上られるようになればいい、私はそう思っています。

今日、現場で框を造ってみました。

いい電動工具・いい建材がある今、古いやり方かもしれませんが、手間を掛けるところは手間を掛けると思ってます。

何十年と残るものを造っているのですから。


右の写真は、だいぶ前に教えてもらって造ってみたものです。
めったにやる仕口ではなく、仕事で造ったことはないですけどね。
勉強です。