夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/03/11 15:32:15|その他
2011年度の海洋道中2 我々がしたこととできたこと
引き続いての投稿です。

この東日本大震災が起きた2011年の夏にも、
当然のように、この事業を実施致しました。

毎年の夏、
東京都の八丈島で繰り広げられる、
『やまなし少年海洋道中』です。

この年の海洋道中に向かうに当たり、
自分が、或いは「我々」が、したこと。
そして、できたこと。

14年目となった今日、
改めて思い返してみることにしました。

震災があった年―

確かにその年であったのだけれど、
八丈島で、我々が行った「でっかい体験」は、
他の年と、変える事はしませんでした。

いつもと同じ様に、
多感な中学生達と共に、山梨には存在しない、
「海」の自然を、身体と心いっぱいに、
体験すること―

に、敢えて努めていたと記憶しています。
海に潜って、色とりどりの魚や海洋生物達に出会う、
『スノーケリング』も、

漁船に乗って、海を直接体感する『クルージング』も、
地域の伝統漁法である『ムロアジ棒受網漁の見学』と、
名産である『クサヤ作り』も、予定通りに行いました。

1泊2日で、島を歩いて1周する『サバイバル踏破』も、
希望者のみでしたが、『釣り体験』も、
そのまま実施したのでした。

この年の指導者が申し合わせていた事は、

子ども達を、「海」から、遠ざけてはいけない・・・

と、云う事でした。
あの日、『津波』となって、牙をむいた「海」でしたが、

かと云って、リスクを恐れて中止にする事よりも、
リスクがあるからこそ、

「海の自然を体感すること」

それこそが重要であろう・・・

それは、我々を向かい入れて下さった、
八丈島の教育委員会の皆様も、
同じ思いだった様に感じました。

そのうえで、
当時、「環境係」の、指導者として同行した自分は、

この特別な年となった事業の実施に、
幾つか、震災について考えてもらう「ワーク」を、
準備して、現地研修に臨みました。

その一つのワークで、
被災地の仲間に向けて、メッセージを送ろう―

と、我々が体験したうえで感じた、
『海』の、素晴らしさや、
『海の恵(めぐみ)』の、豊かさや、

海を体験させて戴いた素直な感想と、
同学年の被災地の「仲間」に、手紙を書こう―

そう呼びかけて、実際に集めたメッセージを、
「福島県」の、知人に送りました。

そのメッセージが、実際に福島の仲間に、
届いたかどうかは未確認ですが、

中学生達は、自分が予想した以上に真剣に取り組んで、
50人全員のメッセージが揃ったのでした。

この年、
県内にも被災地から越県で避難されて来た、
ご家族も多くいらっしゃって、
新年度早々に、
募集要項が全県の中学校に配られました。

当時の事務局に、
もし、そんな子が応募してくれる事があったら、
無料で連れて行ってあげたい―

そんな要望もしていたのを思い出します。

あれから14年が経って、
あの年の夏に参加した中学生達は、
立派な社会人となって活躍しています。

あの年の夏
海から大きな贈り物をもらった山梨の子が、
今も変わらず、被災地に思いを寄せている事を、
我々は、強く信じています。

もしかしたら、
東北の地で働いている者も、いるかもしれません。

写真は、八丈の景勝地、
大坂上からの、海の風景です。

見えている島は、「八丈小島」です。

 







2025/03/11 14:46:00|その他
2011年度の海洋道中1
皆様、こんにちは。

今年も、この日、この時、この時間が、廻って来ました。

2011年 3月11日 午後2時46分です。

先ずは、東日本大震災で犠牲になられた、
多くの御霊に、黙祷・・・







2025/02/01 10:00:00|その他
報告書が届いて・・・

皆様、おはようございます。

いよいよ今日から2月です。

2月は逃げる―

なんて云いますが、
あっという間に終わりますから、
しっかり頑張りましょースマイル

で、今年の節分は、
3日じゃなくって、明日の2日ですよ〜!!
お間違えのないように・・・スマイル

ところで、
ついに届きましたよ!!
アレが・・・チョキ

昨年の海洋道中の、報告書でございます!!
ここのところ、
毎日欠かさず読んで居ります。

特に、参加した子ども達が寄せた感想文は、
あの日が蘇って来て、思わずニンマリムフフ

で、意外な程、
高い文章力を発揮していたり、
再発見もありましたグッド

これで、暫くは楽しめそうですし、
今年の海洋道中に向かううえでも、
凄く良い、イメージトレーニングになるんです幸せ

でね。

今夜は、これまでの海洋道中に参加下さった、
ボランティアリーダーや、
指導者のOBの皆様にもお声掛けをしている、

指導者友の会―

って、云う宴会ビールが、あるんです嬉しい

きっと、この報告書の話題で盛り上がりますネハート

参加した年度は違っても、
お顔を見れば、話しをすれば、
直ぐに、八丈の話しが始まります。

でっかい体験は、指導者もおんなじなんです自信まんまん

去年は、駅前でおっさん達が、
突然に肩を組んで、

ぼ〜くたちは、忘れない〜♪♫

なーんて、歌い出したもんだから、

周りが引いてたよなあ・・・

でも、いいんです!!
それが、八丈の仲間の証しなんだから・・・

きっと、過去の参加者達も、
同じ様に、どこかで盛り上がってるって、
思っていまーす!!

が、この宴は、完全プライベートのため、
ここでは、報告いたしませーんスマイル

悪しからず・・・スマイル


 







2025/01/30 10:00:00|その他
頑張れ!! 海洋道中の受験生達
皆様、おはようございます。

受験シーズンが既に始まっていますね。

例年、荒れた天気が多かったり、
コロナ感染で受験ができなかったり・・・
課題が多かった、
大学入学共通テストでしたが、

今シーズンは、大きな混乱も無く、
無事に済んでほっとしました。

さて、本日1月30日が、
どう云う日か、ご存じでしょうか!?

と、云っても、
山梨県に限ると思いますが・・・

実は県内で、
高校受験に向けての日程が、

スタートする初日―
に、なります。

先ずは今日と明日、
前期募集のテストが行われます。

そして、3月の5日、6日の日程で、
後期募集のテストが行われ、
受験生達は、志望校への合格を目指します。

とにもかくにも、体調の管理を徹底して、
全ての受験生に、サクラ咲く様に、
心から祈っています。

さて、当然ではありますが、
当方が、関わらせて戴いている、
やまなし少年海洋道中の、OB・OG達の中にも、
受験生が、たくさん居ます。

特に2024年度は、班長全員が3年生でしたし、
何も高校受験だけではなく、
大学受験に、最前線でチャレンジしている、
OB、OG達も居ます。

そこで、
海洋道中を卒業したOB・OG達の、
輝ける前途を祈って、
エールを送るべく、投稿させて戴きました。

と云っても、
彼らにタイソンから伝えたいのは、たった一つ―

ベストを尽くして悔いのないように・・・

それだけです。

彼ら共通の「強み」は、
八丈島の大自然の中で、でっかい体験を通じて、

他者への思い遣り、気配りは勿論、
我慢する事も、乗り越える事も、やり遂げる事も、
経験しました。

だからこそ、
結果は付いてくると信じて、
自分にできるベストを尽くして欲しい―

それさえできれば、絶対に大丈夫グー

そして、
また機会があったら、ボランティアリーダーとして、
後輩達の体験をサポートしてあげて欲しい・・・

あの暑い、八丈の夏を思い出し、
サバイバル踏破を思い出し、

更なる高みへ!!

タイソンは、それだけ祈っています。

そのためにも、
先ずは強い身体で、受験に立ち向かえ!!

フレ〜、フレ〜、みんな!!

上の写真は、いずれも八丈の風景から・・・

天翔る 龍の如く(登龍峠)に 
日輪(にちりん)を目指す(垂戸BC)・・・







2025/01/15 10:00:00|その他
海洋道中こぼれ話5(夏を待つテントたち)

皆様、おはようございます。

1月15日―
今でこそ、普通の日になって居りますが、

昭和世代のワタクシなどは、
未だに、15日は「成人の日」―
だと、思ってしまいます。

ともあれ、
二十歳になった新成人の皆様、
本当におめでとうございます幸せ

さて、
自分が、海洋道中に関わらせて戴いたのは、
今年の新成人の方々が、産まれた年―
です自信まんまん

こんなに長い期間、
この事業に関わらせて戴いている事に、
只々、感謝するばかりです。

そして、
毎年の夏に、山梨からやって来る中学生達の、
マイホームとして、大事に使い継がれてきたのが、
もう殆ど通常のキャンプでは、
見られなくなった丈夫な「A型テント」です。

新しく買い換えたくっても、
先輩達が、大切に大切に使っている事もあって、
未だに現役で、我々の夏の家として、
頑張ってくれています。

ですが、その現役を続けられる事の影では、
八丈の皆様が、使い終わった後も、
しっかりとメンテナンスをして、
保管して戴いているからこそなのです。

この写真は、島の担当のすーさんが、
保管状況を撮って下さったものですが、

こんな風に、ギア別に分けて、
夏が来たら、直ぐにスタンバって下さるのですハート

その事の凄さに、
心が震える程、感激しています。

だからこそ、子ども達には、

「来た時よりも美しく―」

これを徹底して、
BCの環境美化に、取り組んでもらっています。

子ども達も、それをしっかりと意識して、
日々を過ごし、テントを大事に扱っています。

子ども達が、また次の年にやって来るまで、
テント達は、こうして待っています。

心からの感謝とともに、
このかけがえのないテント達を守って下さる、
八丈の夏を、思うのです。

現在では、指導者の最古参のワタクシよりも、
先輩な、テント様―

これからも、いつまでも、
子ども達の事、よろしくお願い致します嬉しい



 







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