夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/11/16 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告24(激しい雷雨の後で・・・)

皆様、おはようございます。

12日の夜、
無事に千葉県の南房総市から戻って来ました。

南房総市を舞台に繰り広げられた、
今回の『海辺の環境教育フォーラムin南房総』は、
正に伝説となり得る、凄いフォーラムでした。

が、詳しい事は後日に紹介させて戴く事にして、
海洋道中の報告を続けますね。

釣り体験を希望していた参加者達には、
早朝5時に集合―
を、申し送ってありました。

自分が、起きたのは4時半でしたが、
目覚めるのと同時に響いたのが、
大きな雷鳴でした雷雷

程なくして雨も繰りだして、
やむなく「待機」を、命じました。
さすがに雷雨の最中に釣りだなんて、
リスクが大きすぎます。

次第によっては、「中止」もあり得る―
として、雷が通り過ぎるのを、
待つ事にしました。

が、30分が経っても、
雨は止む気配がありません。

最終判断は7時として、
兎に角、待つしか他にできません。

すると・・・
6時半になろうかとした時、
雨は止み、晴れ間も見えて来ました。

もうリミットぎりぎりではあったものの、
このチャンスを逃す手はありません。

近くにいた子に、
「再集合」を、呼びかけると、
待ってました―

とばかり、
釣りの希望者達は、
カッパを着て、集まって来ました。

細かい説明は取っ払って、
ライフジャケットだけ着させて、
釣り場へ向かいます。

今年の希望者は、17名―
即ち、半数以上が釣りを希望してくれました。

カッパは、脱がないように放し、
10分ほどで、神湊港のポイントに到着―
我々を待っていて下さったのは、
島のスタッフの、すーさんと、げんちゃんです。

予め買って置いた釣具セットを皆に渡して、
釣りの準備に取り掛かりました。

釣りができる時間は、
マックスでも、1時間とちょっと・・・
それでも、みんな楽しみにしていたので、
文句など誰一人も云う事なく、
サビキ仕掛けをセット―

コマセヵごに、アミエビを詰めて、
いざ、実釣開始となりました。

案の定、途中で何度か雨雲が通り過ぎ、
カッパを脱がないで大正解!!

遅れた時間を取り戻すように、
参加者達は、竿を振り続けてくれました。

なのに、
そうでなくても、いつもより低い水温。
加えて雨で更に水温が下がったか、

魚は、それなりに集まっては来ましたが、
肝心のサビキには、食いついてくれません。

近くで釣っていた方が、
イシガキフグを釣りましたが、
それだけ、潮が動いていないって事です。

持参したルアーに変えて、
チャレンジしてくれた子もいたのですが、

アタリは全くありません。
むなしく時間だけが過ぎていきます。

途中で、本部から朝ご飯を持って、
応援部隊も来てくれましたが、
竿は沈黙・・・

見かねた応援部隊が、
直後のプログラムで、全員が神湊に集まるので、
それまで延長OKだ―

と、配慮下さったのでありますが、
とうとう、
リミットまで、誰も釣る事ができませんでした

今年は、
自分にとっても、「最後の釣り指導」と、なるので、
仕掛けを極力、細い糸に変えて、
頑張ってみたのでありますが・・・

ああ、痛恨のオデコ悲しい

それでも参加者達は、
「ありがとうタイソン―」って、
感謝の言葉を惜しみませんでした。

「中止になると思ってた・・・」
「仕方ないじゃん!!」

コマセで汚れた堤防を、
海水で洗い流しながら、満足の表情でした嬉しい

さあ、本隊もやって来ました。
この後は、漁船船に乗ってクルージングです。

その頃には、再び太陽晴れが照りつけて、
最高のクルージング日和幸せ

釣らせてあげられなくてごめんよ・・・
とりあえず、釣具はまとめて堤防に置いて、
漁協前に急いだ、釣りの面々でした。

この釣りの詳細については、
また日を改めて、
もいっこのHPの方で、報告したいと思います。
 







2025/11/10 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告23(ベースキャンプ最後の夜)

皆様、おはようございます。

先日、赤十字の県支部に、
義援金を届けて参りました。

八丈島―
と、特定されては居りませんが、
『台風22号・23号による災害復興支援』
の、名目となって居りますので、
支援が可能な方は、お気持ちを何卒お寄せ下さい。

さて、
スノーケリングを目一杯に楽しんだ後は、
ベースキャンプで過ごす最後の夜―夜
と、なります。

当然、サバイバルを挟んでいるので、
いつもの年よりも、滞在期間は短いのですが、
それでもやっぱり、感慨深いものです悲しい

最後の夜も、
最後まで楽しみましょーグッド

先ずは、夕飯作りからおにぎり
ラストディナーは、ブッフェスタイルハート

各班、みんなで協力し合って、
楽しそうに作り始めました。
が、実は、
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、

ベースキャンプで料理を自分たちで作るのは、
こ、これが初めて・・・

だから、火起こしから苦戦してしまい、
時間が掛っちゃったあ。

なので、この後のスケジュールが、
押せ押せになってしまいました。

それだけに、貴重なお食事パーティーです誕生日

ブッフェのイチバン人気は、
キーマカレーでありました。
あっと云う間に売り切れちゃった・・・

それでも、もちろん完食で終了
ごちそうさまでした。

とっても美味しゅうございました美味しい

お次は、キャンプファイヤーです。
火の神(キャップ)から授けられた、
友情・奉仕・連帯・協力の火を、
トーチに掲げて、
メインファイヤーに点火―矢印左下

一つになった火が、赤々と燃え上がり矢印左下矢印左下
夜空を照らしました。

その火を囲んで始まったのは、
ここのところの定番になった、
『マイムマイム」びっくり

八丈島では、
実際に、観光でも人気になっていて、
次第に、テンポが速くなる、
「高速マイムマイム」が、有名なんですチョキ

ソレ、
「マイムマイムマイムマイム、
      マイムベッサンソッ」音符音符

ひとしきり盛り上がったら、
クロージングに向けて、
火を徐々に落としていきます。

そんな中で、
今日も、歌ったあのナンバースマイル

ボクたちは忘れないあの日々を・・・
 段々と声も大きくなってきたし、
どうやら、ほぼ覚えてくれたみたい嬉しい

今宵も、歌詞ボードを掲げて歌ったけれど、
歌声は、回りの闇に溶け込むように、
響いておりました。

仲間と過ごすベースキャンプも、
今夜が最後・・・。

だから、ファイヤーが終わったら、
明日のために、
自分の荷物をパッキングしなきゃいけません。

でも、やっぱりその前に、
マシュマロターイムスマイル

ファイヤーの残り火を使って、
焼きマシュマロも、堪能しました。

明日は、
指導者達が、テントブレイクをやってくれます。

メンバー全員が、
感謝の気持ちで、自分の荷物をまとめたみたい・・・

釣り希望のメンバーは、5時起きです!!

いい夢、見ろよ〜グッド



 







2025/11/09 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告22(やっぱ、コレっしょ)

皆様、おはようございます。

既に報道でご存じだと思いますが、
ついに甲府市街地でも、
度々、熊が出没し、目撃されて居ります。

幸い、まだ被害は出て居りませんが、
充分、ご注意下さい。

こうした熊の行動は、
やはり、余りに山にエサとなる木の実や、
キノコなどが少ないだろう事が、予想できます。

冬眠を前に、
熊たちは栄養を蓄えなければなりませんが、
エサがない故、ついに人里まで出て来てしまった・・・

くれぐれも、
生ゴミなど屋外に出しっ放しにされないよう、
ご注意願います。

熊たちも、生きるために必死ですから、
人間の方で、留意してあげて欲しいです。
かと云って、エサを置いてあげる行為は、
もっとNGです。

さて、7日は立冬でした。
そんな季節に、真夏の海洋道中の話題で恐縮ですが、
やっぱり、海洋道中での、
子ども達の目的の一つは、『スノーケリング』です。

『八丈ブルー』と、形容される美しい海で、
海ガメと泳ぐ―
​​​珊瑚礁の海を泳ぐ―
キレイな魚達と泳ぐ・・・etc

海なし県の山梨っこの憧れですから、
どうしたって、コレは外せません!!

但し、台風による短縮日程ですから、
今年は、機会は1度だけ。

最初で最後のスノーケリング体験―
と、なりました。

水温が低くって、
「寒い」を、連発してはいましたが、
アクティブに、ダイナミックに、
参加者達は、八丈の海を満喫したようです。

ようです・・・。
ってのは、今年は陸上監視のリーダーとして、
一度も海に入らなかったからです。

昨年度の、両脚つった―よろよろ
の、失態劇をヤラかしましたので、
危ないオヤジは、監視に徹底せよ―
との、御下知が下りました。

ではなくって、困った
年長者に、みんなが配慮下さって、
​​海に入らない様に、
シフトを組んで下さったのです。

さてさて、
そんなことよりも、いつもより「つべたい海」に、
メンバー達は、果敢に挑んでいきました。

先ずは「水慣れ」からスタート!!
足が付くエリアで、呼吸法や、
遊泳法を、実際に体験しました。

プールとは、やっぱり全然違います。
でも、力を抜くと、確実に浮いていられること、
フィンは、バタバタするのではなく、
足の甲で水を押す感じ・・・

陸で見て目を見張るいると、
より上達していく様子が分かります。
ちゃんとスノーケルで呼吸できているようで、
顔がほとんど上がりませんグッド

しかも、
今年も、頼もしい「ブルーアーチ」の、皆様と、
八丈町のスタッフの皆様も、
バックアップして下さっています。

休憩の後、
今度は、2組に分かれて、
もっと深いエリアにチャレンジする組と、
今年も、堤防ジャンプに挑む組とに分かれて、
それぞれ楽しんでいましたよお幸せ

更に、「砂遊びグループ」も、自然発生して、
砂風呂よろしく、
肩まで砂に埋まってる子も居ました温泉

どうでぇ?
あったかいけぇ?

って、八丈には温泉はたくさんありますが、
砂風呂は、ないんだよねえスマイル

残念ながら、
今年は、海ガメは来てくれなかったみたい・・・
つべたかったもんねえ・・・

それでも、色んな魚を見たよ〜
とか、
珊瑚がきっれいだったよ〜
って、報告を、いっぱい聴かせてくれましたチョキ

最初で最後のスノーケリングを、
思い思いに楽しんだメンバー達は、
本当に、大喜びでした。

やっぱ、海はサイコー
八丈サイコーですからっグッド

ところで、
実は、ワタクシ、
明日から、『海辺の環境教育フォーラム2025』に、
参加のため、12日まで不在となります。

今年の会場は、南千葉県の南房総市にある、
「太房岬自然の家」が、メイン会場です。

そして、参加者達は、
地域の小中学校にお邪魔して、
実際に「南房総学」の、授業を行います。

なので、平日開催になって居りますグッド
戻るまで、ブログのご報告もお休みにします。
何卒、ご了承くださいませ。

明日の分だけは、
予約投稿にしてありますので、
よかったら、覗いてやってくださいませ困った
 







2025/11/08 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告21(今日は自主活動!!)

皆様、おはようございます。

連休が明けた4日、
八丈島の大賀郷小学校で、
運動会が開催された―
と、云うニュース映像を見ました。

半日だけだったそうですが、
無事に運動会が出来たと云う事が、
本当に嬉しく感じました。

こんな時だからこそ、
地域の「絆」を、改めて確かめるために、
運動会って、素敵ですよね。

さて、この大賀郷エリアは、
島のほぼ中央にあり、
役場も、この地域にあります。

中心部なので、
八丈の観光施設の多くが、
このエリアにあって、
あちこちハシゴして見られるのも魅力です。

サバイバル踏破の翌日。
参加者達は、
班で計画したスケジュールに沿って、
自由に島を堪能する
『自主の日』を、敢行しましたスマイル

「自由」なので、
基本、やる事に規制はありません。
買い物も自由です。

この日のイチバン人気は、
やっぱり、カフェ廻りなのですが、

もちろんカフェに行く班は多かったものの、
割とバリエーションに富んだ活動を、
思い思いに楽しんで居りました。

午後からは、
今年は一回切りの、スノーケリング体験―
に、なったので、
半日に、ぎゅぎゅっとやりたい事を
詰め込んでいましたよ〜グッド

と、云う事で、
今日は、各班の活動の様子を、
紹介させて戴く事にしましたチョキ

では、1班から・・・
レンタサイクルで、各地を回りながら、
@カフェでブレイクタイム
A底土の海岸で、宝もの探し(ビーチコーミング)
B集めた宝ものを使って、
 オリジナルのフォトフレーム作り

フォトフレームは、
帰りの船で仕上げていましたが、
なかなか、素敵なアイディアだと思いません!?

2班は、八丈と云ったら・・・
と、云う、伝統工芸の体験です。

八丈島の伝統工芸として、
真っ先に思い浮かぶのは、そうです。
黄八丈織りです幸せ

以前は、割と女子がメインの体験でしたが、
2班は、男子も女子も、揃って体験です。

無心になって、
コースターを、織り上げましたよ。

更に、近くの郵便局に出向いて、
家族や、自分宛に手紙メールを送ったり、
郵便局の「局印」を、ペタンスマイル

こういうの、
いいおみやげになりますよね。
みんな楽しそうでしたよ。

3班は、あのきょんがいる、
ビジターセンター&植物園に行きました。
足は、やっぱり、レンタサイクル自転車

一緒に踏破のゴールができなかったメンバーも、
今日は合流して、楽しそうに過ごしてましたスマイル

最大のお目当ては、
ビジターセンターで食べられる、
評判の「ジェラート」を、食べる事―
カフェもいいけど、こっちもいいねグッド

ビジターセンターの展示も、
面白かったみたいで、
一つの水槽の中で、「いきもののつながり」
が、見る事ができる展示が、
気に入った様ですびっくり

4班は、
カフェと、
オリジナルのアクセサリー作りの体験です。
自宅が工房にもなっている小さなお店で、
かわいらしいアクセサリーを作る―

途中、様子を見に行ったのですが、
普通のお家が工房なので、
見つけるのが大変でした。

メンバー達は、徒歩で行ったので、
大正解!!

素敵なアクセサリーが完成しました。
これも、いいおみやげだよね。

それぞれ、
自由に島を楽しんだメンバー達は、
お昼に、底土で再集合!!

午後は、
最初で最後のスノーケリング体験です。

でも、今年は、
だいぶ水温が低いみたいで・・・

ワタクシは、
陸上監視に専念する事にしまーす困った





 







2025/11/07 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告20(帰着報告会)

皆様、おはようございます。

どうにか、
サバイバル踏破の「出発」から、
「ゴール」まで、報告させて戴きました。

頑張った子ども達と、
懸命に支えたリーダー達のこと、
皆様に、少しでも伝わりましたでしょうか・・・

さて、
スペシャルなディナーを楽しんだ後は、
ボンファイヤーを焚いて、
2日間のあれこれを、各班が報告する、
『帰着報告会』が、始まります。

パチパチと弾ける火の音が、
心地良く響く中で、
彼らの報告を聴けるのは、
我々にとっても、至福の時間です。

かがり火が、満天の星空を照らして、
その火の向こうで、メンバー達の姿が、
ゆらめいて見えるんですグッド

パトロールはしていても、
ずっと一緒にいない訳なので、

我々が知らない、
あんなこと、こんなこと、
様々な苦労や、葛藤や、疲れや・・・
言葉にできない事もあったでしょう。

それでも、彼らの報告は、
前向きで、ポジティブで、
自信に溢れています。

例年より短い期間で挑んだ、
今年のサバイバル踏破でしたが、

だからこそ、色んな方々に戴いた「支え」が、
きっと、彼らのモチベーションになり、
ひたすら、ゴールまでの道のりを、
歩き切ったのです。

スゴイなあ・・・

報告会の最後に、
みんなで、「あの歌」を、声を合わせて歌いました。
そう。
海洋道中『愛のテーマ』ハートです。

事前研修会から、少しずつ曲を流して、
覚えてもらえるようにしていましたが、

声を合わすのは、今夜が初めてだったので、
自分が、歌詞を段ボールにでっかく書いて、
たけちゃんの奏でるギターに合わせて、
みんなで歌いました。

♫ ボクたちは忘れないあの日々を

  仲間と過ごした八丈の夏♪♫

いつもとは、並びが違っちゃったけれど、
でっかい体験は、まだまだ続くぞ!!

流れ星が、幾つも流れた夜でした。