皆様、おはようございます。 台風22号が、八丈島に与えたインパクトは、 予想以上に深刻でした。
加えて23号が、 新たな傷跡を、確実に残してしまった模様です。
島内の広い範囲での停電。 それに伴う断水。
倒木等による交通インフラへの被害、 家屋の倒壊や、農業ハウスの破壊・・・
末吉地区では、 大規模な「土石流」が、発生して、 避難所になっていた、 旧末吉小学校を、襲ったそうです。 絶句です・・・。
そんな時に、八丈島の話しをするだなんて、 なんて不謹慎なのだ!!
そんなご批判は、きっとあろうかと思います。 それでも、自分は敢えて伝えたい・・・
なぜならば、八丈島の人たちの心の温かさ、 それを育んだ島の自然の美しさ、 そして、懐の深さ・・・
多くの皆様に、 いかに八丈島が素晴らしい所であるか― それを知って戴きたいし、 復興に向けて、手を貸して欲しい・・・。
そんな思いを込めて、 今年の海洋道中の報告を続けます。
山梨の子ども達にとって、 島の方々の支えに感動するように、 島の方々もまた、 山梨の子ども達の頑張りに、 勇気をもらっている― そんなお話しを、良く戴きます。
さて、ビバーク地で、 それぞれの夜を過ごした各班は、 ゴールのべーすキャンプに向けて、 2日目の、コースへと歩き出しました。
まだまだこの先も、 思いがけないアクシデントも、 班の中で起きるかも知れない波風も、 待ち受けているかもしれません。
それでも彼らは、 ゴールに向かって歩きます。
そして、 今日も多くの島の方々に、 声援を戴く事でしょう。
差し入れも、たくさん戴くでしょう。 島の方々にとっても、 山梨の子ども達が頑張る姿は、 決して見逃せないひと夏のチャレンジなのです。
1班は、 旧樫立小学校から、中ノ郷、末吉を抜けて、 今日は、登龍峠にチャレンジします。 彼らは、昨日八丈富士の頂上に登ったばかりです。
それでも、難所の登龍に挑むのです。 このチャレンジは、史上初!! 見事に達成して来いよ
2班・3班は、 ほぼ同じコースを時間差で歩きます。 ビバーク地の三原小中学校の、 裏と、表
大坂トンネルを下り、 南原から、永郷道路のアップダウンを克服し、 ベースキャンプを目指します。
今日は、南原で見る大海原が、 彼らに勇気をくれるでしょう。
4班は、中ノ郷の屋内運動場を後にして、 1班同様、登龍峠を越えて、 ベースキャンプに戻って来ます。 |