夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/12/07 10:00:00|活動報告
海辺の環境教育フォーラム2025in南房総のご報告2(初日から凄い展開です!!)

皆様、おはようございます。
いやあ、一気に寒くなりましたね〜。

どうか、
温かくしてお過ごし下さい

さて、こんな寒さに負けず、
今回の『海辺の環境教育フォーラム』の、
報告を続けたいと思います。

前の記事で紹介した通り、
今回の、最大のテーマは、
『学校教育との連携』です。

実は、この南房総市は、
自分の産まれたこの地域を、
借りに出る事になっても、
誇りが持てるように、「南房総学」と、冠した、
様々な地域との連携と、体験学習を、
行政が先導する形で進めています。

市内の小中学校全体で取り組んで居り、
その体験学習のカリキュラムの多くを、
今回、会場を提供して下さった、
「大房岬 自然の家」が、ハブとなって、

地域で様々な活動をしている「実践者」と、
「学校」を、結ぶ事を、
コーディネイトされて居り、

そこに今回は、全国の実践者が、
様々な授業を持ち込み、他の参加者は、
「この授業!!」と、ピンと来た授業に、
スタッフとして加わる事で、
新たな化学変化と、
子ども達の「学び」を、深めよう―

そんな意図を以て、開催に漕ぎ着けています。

開会式の後、
今回、提案された「授業」の、内容を、
チーフとなる「講師」が、先ずプレゼンをしました。

どれもこれも、「さすが海フォ仲間!!」と、
思わせる充実の内容だったので、
複数に参加したい―

そんな衝動に駆られながらも、
自分は、2つの授業にしぼりました。

第1の候補は、
『海はかせになろう』と、云う、
魅惑的なタイトルの授業でした。

そして、希望者の大移動―
が、始まった訳ですが、

その第1の候補に、
海フォの重鎮と覚しき、
濃ゆいお二人、
おっちゃん1号と、2号が移動・・・
ここに3号まで行ってしまうと・・・

と、方向転換をして、
第2候補とした、「藻場のジグソーパズル」
の、授業のメンバーに、加わる事にしました。

実は、この授業を提案された方は、
前回、この大房でフォーラムを開催した際の、
実行委員長です。

現在は、拠点を福岡に移し、
「海遊び舎」と、云う子ども達の、海遊びと、
体験活動を推進されている若きリーダーです。

また、自分も教材を提供している、
LABO TO CLASS(ラボツークラス)
と、云う、海洋学習プログラムの、
実践者として名を連ねて居り、

自分も、その末席に加わらせて戴いている―
そんなご縁もあり、何度か協働もしているので、
この授業のメンバーに加わる事にしました。

自分の他にも、
海の活動をしている方なら、
絶対に名前を知っている、
大きなS財団の職員の方と、
海藻で、「おしば」を作り、
海藻の重要な役割を伝える団体のスタッフさんが、
加わる事になりました。

4人で顔合わせをして、
「明日はよろしく」の、挨拶を交わすやいなや、
もう早速、パズル作りにチャレンジ!!

なかなか難しいなあ・・・
完成まで3人で15分ほどもかかっちゃった・・・

でも、このパズルに、
あんまり時間をかけちゃうと、
「伝えたい事が、
    伝えられない可能性があるよね・・・」

学校の授業は、何より「時間厳守」です。
パズルを楽しむ事は、「ツカミ」なので、

「ここ、少し早くしたいよね〜」
「子ども達の方が、早いかもしれないよ」
「タイムキーピングは、しっかりしよう!!」

どんどん、ブラッシュアップの意見が、
出て来るのです。

これって、凄くないですか!?
だって、ほぼ今日会ったばかりなのに、
「海好き」の、パワーは、
軽く、年齢の壁も、互いの活動の壁も、
乗り越えて、子ども達に、
良い授業をしよう・・・

それだけで、ぐっとまとまっちゃう

夕ご飯の前も、
プチ懇親会の時も、打ち合わせは続きます。

どの授業のメンバーも、
みーんなそう。
さすが海フォ仲間です。

凄い!!

宴と称した打ち合わせは、
夜になっても、延々と続いたそうな・・・

明日は、きっと良いことある!!
良いことある!!

南房総市の子ども達に、
最高の「学び」を、届けに行くぞ

我々が授業をするのは、
市内T山学園(小中一貫校。でも公立ですよ)
の、5年生です。




 







2025/12/06 10:00:00|活動報告
海辺の環境教育フォーラム2025in南房総のご報告1(8年ぶりに帰って来たぞ!!)

皆様、おはようございます。

12月始めの土曜日は、
なんと「一粒万倍日」富士山です!!

って、ことで、
吉日にあやかって、
今回の海辺の環境教育フォーラムの、
濃ゆい内容を、ご紹介して参りますグッド

ところで、
今回の会場はと云うと、
実は、2017年度に、
一度、会場で使わせて戴いた、

『大房岬 自然の家』でした。

なので、
実に8年ぶりに、凱旋した形になったんです晴れ

しかもですよ、
ここでやりたい―

と、手パーを挙げたのは、
この施設のスタッフさんでして、
昨年度の、アクアマリンふくしまでの、
対面開催にも、
そのつもりで、参加してくれていましたびっくり

しかもっ、
今回は、史上初の「平日開催」なんです。
なぜか!?

それはねっ・・・
集まったメンバー達で、
即興チームを作って、

な、なんと、なんと、
地元の、小・中学校に繰り出して、
「環境学習」の、授業をやってしまおうグッド

って、云うのが、目的であり、
メンバーの多くが、なかなか突き破れない、
学校教育との連携―

その成功モデルの体験と、
現場の教員の方たちとも意見を交わして、
拡げていこうびっくり
拡げてみようびっくり

そんなテーマなので、
平日にも拘わらず、
全国各地から、60名を越えるメンバーが、
南房総市にやって来ました。

北は、宮城県から、
南は、沖縄県まで、
自己紹介をしながら、
北から南へ輪になって、
列島、繋がっちゃったあ!!

懐かしい顔
はじめましての、お顔

生きてたか〜!?
の、再会・・・etc

集まって来たメンバーたちは、
み〜んな笑顔幸せラブ嬉しい

さあ、今日から、
どんな事が起きるでしょうか!?

ワクワク、ドキドキが、
とまりましぇ〜ん!!

写真は、
1枚目 
実行委員の皆さんが、
手描きしてくれたウェルカムボードうまい!!

2枚目
受付の風景、お揃いのTシャツを戴きました!!

3枚目
開会式がスタート!!

4枚目
参加者の所在地順にラインアップ!!







2025/11/30 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告37(離島の日F 解団式)

皆様、おはようございます。

霜月、最後の日となりました。
そして、本日の報告記事で、
海洋道中の仲間達は、山梨に到着―
と、なります。

なので、
一旦、海洋道中からは離れて、
次回から、師走の半ばくらいまでは、
先日、訪れた千葉県南房総市で開催された、
『海辺の環境教育フォーラムin南房総市』に、
ついて、ご報告したいと思います幸せ

こっちも、お伝えしたい話題が満載ですので、
どうかお付き合いを、お願い致しますグッド

そして、
山梨に帰って来てからの、
事後研修などの報告については、
今年中に再開したいと思います。


さて、東京竹芝桟橋の広場で、
最後の「班別ミーティング」を、終えると、
いよいよ、それぞれの家族が待つ、
「我が家」家へと、帰る事になります。

山梨に着くのは、深夜になりますが、
きっと、コーフンして、
島でのあれこれを、しゃべり倒す―
そんな参加者も、多いみたいですスマイル

班別ミーティングが終わると、
名残惜しそうに、写真カメラを撮ったり、

最後に、もう一度みんなで輪になって、
「愛のテーマ」の、大合唱で、
締めくくりました!!

その後は、バスバスに乗って、
途中、大月と石和で、降りる者、
県庁まで行く者と、

バス内で席を分けて帰ります。
なので、当然ですが、
班のメンバーは、バラバラに座ります。

昨年、
予期せぬ、着岸直後の地震で、
バスの中で初めて行った解団式―

これが、とても良かったので、
今年も、バスの中で行いました。

先ずは、各班の班長が、
八丈での日々を振り返って、
感想を述べてくれました。

どの班長も、驚くくらい素敵で、
立派な感想を伝えてくれました嬉しい

続いて、
今度は、彼らを支え続けた、
4人のリーダー達からのメッセージ・・・

いやあ、感動するわあハート


そうこうしているうちに、
バスバスは首都高を抜けて、
中央道に戻って来ました。

その頃になると、
さすがに、参加者達も電池が切れて、
深い眠りに引き込まれていきました。

途中、石川のPAでトイレ休憩―
その後、先ずは大月で、
郡内エリアからの参加者達が降りるのですが、

なかなか眠りから戻って来ないメンバーも居て、
その度、預かった釣り竿を、
返しながら、保護者にご挨拶。

釣りができて、よかった・・・

お次は、石和で、
峡東エリアと、峡西エリアの参加者が降りて、
同じ様に、保護者にご挨拶。

すると、兄弟も参加した保護者様から、

「タイソン、今年で終わっちゃうんですか・・・」

「はい。卒業です。
  ○○にも、よろしく伝えてくださいね〜」

「本当にお疲れ様でした。
        ありがとうございました」

って、感謝の言葉を掛けて戴くと、
なんか、ジーンとしちゃったあ・・・泣く

そして、
バスは、最後の県庁に到着。
ここでは、甲府の子と、南プスの子、
そして、北杜の子が降りて、
全員が、保護者の元へ・・・

そしてここでも、

複数名の保護者から、
労いの言葉を掛けて戴きました泣く

海洋道中の指導者になって、
20回、多感な中学生達と八丈に行って、
途中、コロナ禍で2年の中止も体験し、

22年もの長きに渡り、
歴史ある、海洋道中に関わらせて戴きました。

本当に、素晴らしい日々をありがとう!!

来年度からは、
新たなヘッドカウンセラーに、
ジンジンが就任します。

また、新しい海洋道中を、
でっかい、でっかい体験を、
子ども達と一緒に、築いてくれる事でしょう。

ジンジン、後は、任せたよグッド




 







2025/11/29 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告36(離島の日E 最後の班別ミーティング)

皆様、おはようございます。
11月も、今日と、明日の残り2日となりました。

2025年も、
とうとう師走の一ヶ月を残すのみです。

さて、
くさやの長田商店様の日記を拝読していると、
島のリアルな現状も、垣間見えました。

11月26日の日記では、
三根小学校の、
学校運営協議会に、
参加された事が書かれていました。

その席で、校長先生から発表された、
学校の被害の状況に、
びっくりしました。

激しい風雨が、
手洗い場のガラスを割って、
更に、廊下、教室、図書室のガラスも割って、

びちょびちょ状態であったことや、
我々が避難場所としてお願いしている、
富士中学校様の体育館の、
屋根が飛んでしまった―

そんな事まで、書かれており、
改めて、台風台風の脅威を、
まざまざと感じた次第です。

それでも、学校こそ復興の力―グー

子ども達の笑顔が、
どうか溢れてくれますように・・・

それでは、報告に戻ります。
東京竹芝桟橋に着いた我々は、
早速、広場に出て、
この旅、最後となる、
班別ミーティングを行いました。

以前は、
船内船でやっていましたが、
全員の顔が見えるように、
昨年からは、竹芝で行っています。

思い思いの場所に陣取った各班は、
この期間中の「思い」や、
仲間達への「感謝」を、伝えて、
全員で共有するのです。

特に、ボランティアリーダー達には、
サプライズのプレゼントプレゼントとして、

メンバー達が書いた色紙の、
「寄せ書き」が、渡されました。

もう、リーダー達は、
目を潤ませて、子ども達への、
「感謝」を、伝えます。

どの班の子ども達も、
自分の班のリーダーがイチバン1

そう思って、疑っていません。
それでもリーダー達は、

もっとできたのではないか・・・
こんな自分を支えてくれてありがとう・・・

反省の言葉も漏れて来ます。

が、自信を持って断言します!!

本当に最高の,リーダー達でした。
ありがとう。
お疲れ様・・・嬉しい

自分からも、感謝を伝えました。

この最後の班別ミーティングの時間が、
島での体験の全てが集約されます。

でも、まだ事後研修だってあるし、
終わってないので、もう一踏ん張り!!

また、8月20日に会いましょーグッド

 







2025/11/28 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告35(離島の日D 現実に戻っていく時間)

皆様、おはようございます。

橘丸船は、八丈島を離れると、
御蔵島・三宅島を経由して、
東京・竹芝桟橋へと戻っていきます。

一方、八丈島の見送り組は、
橘丸の後を追い掛けて、
ベースキャンプを張る垂戸からも、
旗を振り続けてくれています。

船からは、見えなくなっても、
岸からは、まだ船が見えるので、
本当に、最後の最後まで、
見送って下さるのです幸せ

さて、八丈に来る時には、
夜だと云う事に加え、
慣れない、冷房の効いた船室や、
フローリングに、カーペットを貼ったのみの、
難い床の寝心地に惑わされて、
眠れず、船酔いする参加者も多いのです。

がっ、
短くなったとは言え、キャンプ地や、
ビバーク地の床は、「地べた」―
ですから、カーペットが貼ってあるのは、
それだけで、熟睡アイテムになるのです。

変われば変わるもんだ・・・
いっつも思っている事なれど、
帰りの船まで酔った―
って、云う参加者は、ホント一握りです。

お昼の後は、
買い物も解禁になるので、
リラックスした参加者達は、
アイスだの、
お菓子だの、飲み物も、
買い込んでは食べる、
女子も、食べる・・・

みるみるうちに、
自販機の「売り切れ」表示が、
どんどん灯ります。


それでも、八丈島での「夢の時間」から、
東京に着いてしまえば、
再び、「現実」が、待っています。

当然ですが、
学校の宿題だってあるでしょうし、
海洋道中でも、宿題が幾つか出されるのです。

そんな、
夢と、現実を、繋ぐ時間なので、
参加者達も、最後の余韻を楽しんでいます。

ワタクシと云えば、
離岸と同時に、「寝るのだ」スイッチが、
ビコーンと、入ってしまい、

とにかく、
「寝るのだ・・・」眠い眠い

最初は、船室で寝ようと思っていたのですが、
若い男子の靴のオイニーは、
さすがに、熟睡を妨げるので、
食堂の待合の椅子で、爆睡眠い

気が付いた頃には、
橘丸船は、東京湾内へと戻って来ました。

夕陽が、空を茜色に染めてはいますが、
やはり、島の夕陽とは違います。

行き交う船も、いっぱいです。

羽田空港飛行機が見えて来る頃、
楽しかった八丈でのアドベンチャー気分から、
現実へと更に近付いて、
荷物の整理が始まりました。

お台場を過ぎれば、
東京ベイブリッジ・・・

午後九時頃、
橘丸は、再び東京竹芝桟橋に着岸・・・

タラップの先は、もう「現実」です。