夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/11/24 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告23(サバイバルの日4 遙かなる大坂)

皆様、おはようございます。

この連休、紅葉狩りは、
各地で賑わうんじゃないですかね。

気を付けて、お出かけくださいね車
行ってらっしゃーい!!

さて、それぞれの班のタイミングで、
寄港させて戴いた八重根漁港で、
お腹と、心を満たした子どもたちは、

いよいよ初日の難所、
大坂トンネルに向かって歩き出します。

ひょっとしたら、
既に気付かれた方が、いらっしゃるかもしれません。

実は、今年度のサバイバル踏破は、
全班が、初日に大坂トンネルを登ります。

例年は、登龍峠に初日に挑んでから、

大坂トンネルは下る―
そう云うコース設定が、定番化していました。

が、今年は、
1班の様に南原を経由したうえで末吉とか、
3班は、富士山に挑んでから、更に大坂とか、
2班は、2日目に登龍峠と富士山とか、
4班は、南原経由で、純粋に島1周など、

同じ道を歩いても、
時間差ができて、被らないだろう―
って、判断の下、
2日目に、登龍峠を末吉側から攻める設定です。

只、どっちから廻ったとしても、
遙かなる大坂の下まで来て、
その行く手を見上げた時、

大概は、足がすくんで、
心ごと、折れてしまう―

それくらい、長く、キツい、
坂が、天に向かって延びているように見えるのです。

大坂に最初にチャレンジしたのは、
にこの2班でした。

寄港先の八重根漁港では、
休憩と給水をさせて戴いて、
お昼ご飯は、坂上の三原小・中学校で・・・
そんなコーススケジュールです。

一度、BCに引き上げた○す以外は、
全員で、登り始めた訳ですが、

やはり、重いリュックを背負って、
ひたすら登る訳で、
特に1年生が、音を上げ始めました。

この坂を登り切らなきゃ、
ご飯にもありつけません。

無理もないのですが、
だからといって、
いいよ、いいよは、あり得ません。

班全員で決めたコースですから、
班全員で支え合って、チャレンジする。
それを支援するのです。

あれだけ順調だった1班も、
大坂で、メンバーが足の痛みを訴えて、
全体の足が止まりました。

VLのなおが、その子をケアしながら、
ピックアップを待っていました。

本隊は、まこを先頭に先に行かせて・・・

只、ペースは、午前に比べて
大幅にダウンしてしまいました。

このままでは、明るいうちに末吉には、
着けない可能性も見えて来ました。

我々が、足を痛めたメンバーを引き上げに、
坂下に到着し、その子を回収すると、

なんと、なおがとった行動に、
目を見張りました。

先に行かせた本隊に追いつくべく、
ダッシュで大坂を登り始めたのです。

うっそ。
あいつ、だいじょぶかいな!?

3班、4班は、
登り切ったら、温泉温泉
って云うご褒美が、
ニンジンのようにぶら下がっています。

それでも、この大坂は、
キビシーッ!!

そこに坂上から、颯爽と現れた、
オープンカーのジープを駆るタンクトップ!!

チェキ〜びっくり

ボ、ボス〜ッラブ

 







2024/11/23 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告22(サバイバルの日3 お昼は今年も八重根に寄港)

皆様、おはようございます。

やりました!!
オオタニさーん、MVPです!!
しかも、満票受賞ですよ嬉しい

日本人の誇りですよね。
おめでとうございま〜す!!

一方で、大谷選手の先輩で、
メジャーでも先輩の菊池雄星選手が、
地元の岩手に、
冬でも、野球ができる室内施設を造りました。
お二人とも、凄いです。

更に、来年、あの岩手出身の投手が、
メジャーに挑戦することになりました。

いやあ、なんとも、恐るべし岩手県です。

野球は、彼らにとって仕事ですが、
しっかり、その成果を、
社会に還元されているのが凄いです。

そして、今日は勤労感謝の日―
働く全ての人達が、それぞれの世界で、
職場で、現場で働くことこそ尊いことで、
そもそも仕事に優劣などありません。

なので、働く皆さん、
今日は、自分自身の頑張りを褒めてあげて下さい。
働けることの喜びを感じ、
今日は心身とも、ご自身を労ってあげてくださね幸せ

さて、サバイバル踏破の報告ですので、
先を急ぎましょうスマイル

ちょっとしたトラブルはあったものの、
どの班も、概ね順調に今日の目的地、
ビバーク先へと歩を進めて居ります!!

その最中、
ご飯タイムは、なんとも楽しい時間です。

いいなあ・・・

1・4班は、大越鼻の灯台前の休憩所で朝ご飯。
2班は、空港の一角をお借りして朝ご飯、
3班は、八丈富士のふれあい牧場で、
しっかりエネルギーチャージを行いました。

さあ、次のお昼ご飯まで、
頑張って歩こーウォーキング

だいきちは、一旦ここで選手交代。
お昼を食べる八重根漁港まで、
今度は、はなまるが先導する事になりましたチョキ

ご飯は、最大のモチベーション!!

だよねえ美味しい

そして、
今年も、各班がお昼に寄港する場所こそが、
八重根漁港でございます。

この場所も、コナンに登場する場所ですよチョキ

パシフィックブイに行く時に、
漁船にコナンが飛び乗った場所です。

ここの漁師の皆さんが、
ホント、優しいんですよ。

もう、ずっと長い間、
サバイバルの日に、
ここに子どもたちが寄って休憩するのを、
優しく見守って下さるばかりか、

スイカや冷たい飲み物を差し入れて下さったり、
時には、水揚げされたばかりのお魚を、
惜しげも無くお刺身にして、
食べさせて下さったり、

もう、感謝しかないんですよね〜
この交流で、子どもたちは、
島の方たちの、あたたかさと、優しさを感じ、

最後まで頑張る!!

そういう決意を持つ、大切な港なのです。

なので、今年の子どもたちも、
全ての班が、
寄港させて戴く事になって居ります。

そして、
やっ〜ぱり今年も、漁協の皆さん、
漁師さんたちから、大歓迎嬉しい

このうえない、
おもてなしを戴いたのでありました。

冷たい氷、飲み物、スイカ・・・etc

なのに、全くフラットで、
押しつけ感は皆無。

それって、本当に凄い事。
子どもたちは、自由にしています。

こんな素敵な寄港先がある事に、
只々、感謝です。

さあ、ご飯を食べたら、

いよいよ坂上(さかうえ)へ―

難所、大坂トンネルが待ち受けます。

子どもたちはまだ、
あの坂が、どんな坂なのか知りません。

登ってこそ分かる、
人の優しさよ・・・
 







2024/11/22 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告21(サバイバルの日2 出足は順調?)

皆様、おはようございます。

今日は、11月22日ですから、
『いい夫婦の日』で、ございますよ!!

なので、お互いに感謝しながら、
素敵な1日になさってくださいねラブ

さて、各班とも大きな遅れもなく、
順調にBCから、サバイバル踏破に出発しました。

が、とにかく今日も暑そう晴れなので、
出発を見送ると、
先ずは給水の準備に取り掛かりました。

指導者たちにとっても、
長い1日が、いよいよ始まります。

朝食は、ホットドッグ&コーヒー
パーコレーターで煎れたアウトドア使用スマイル

束の間の静寂を味わいつつ、
でも急いで、朝食を食べました。

すると・・・
1時間もしないうちに、
ヘルプの電話ケータイが鳴りました。

はやっ・・・
にこの2班でした。

「○すが、お腹が痛いと云っている・・・」

実は、体力的にもつのかどうか、
事前説明会から、懸念のあったメンバーです。

にこも、この子の事が心配で、
コースを変えた方が良いのか、
最後まで悩んでいました。

ですが、にこの真意に背くより、
指導者でカバーるから、変えずに頑張ろう!!

そう背中を押していたので、
電話は、想定内―

にしても、ちょっと早い・・・

このメンバーは、自分自身に内在する課題を、
なんとか克服したくて、
頼れる家族がいない環境へ、
自分の意志で参加してきました。

自宅では、朝と夜が逆転しているような状況らしく、
そんな子が、この事業に参加して来たのですから、
相当な覚悟も要ったでしょう。

早いなと思いながらも、

先ずは、一旦このメンバーをピックアップして、
体調が回復したら、
改めて班に戻す事にしていました。

いづの代わりにVLとして歩き出しただいきちは、
先ずは朝食場所である、大越鼻の灯台に向かって、
順調に歩いていました。

ですが、やはり腹痛を一人訴えて、
近くのリゾートホテルでトイレを借りたそうです。

そのメンバーは、
一応、大事を取ってBCで休ませる事にしました。
まあでも、割と早く戻れる事でしょう。

実は、このホテル、
コナンの映画に登場したあの、
豪華なホテルですスマイル

その間、他のメンバーたちは、
ある場所にたむろして、
興味津々に、眺めて居りました。

サッカーの日本代表として有名な、
サッカー選手Y・Nさんの名前が付いた、
急坂の道路でして、
入り口にモニュメントが建って居ります。

一度、ワタクシも下見に行った際に、
車で走ってみたのですが、

ここ走るか・・・

マジか・・・

死んじもうわ・・・

ってくらい、急な地獄の坂道です目を見張る
だから、あのお方の運動量、
あんなに凄いのね。

納得グッド

3班は、最初に八丈富士富士山を目指して、
登山口から、ふれあい牧場を目指します。

体力に若干、懸念があるメンバーはいるものの、
おすぎも、班長のかれんも、他のメンバーも、
とにかくこの班は、良く笑う班で、
ずんずん登っている様です。

1班は、班長まこを先頭に、
列も乱れず、黙々と、
しかし、順調すぎるくらい順調に進んで居ります。

歩くときには、黙々と・・・
休むときには、賑やかに・・・

なんとまあ、メリハリも利いて、
これなら、末吉までも大丈夫っしょ!!

そのペースを保って、
しんがりで押し上げていた、
なおも、すんげえなあ!!

出足は、ほぼほぼ順調です。
が、何があるか分からないのが、
サバイバル踏破―

で、ございます。
先ずは、お昼ご飯まで、ガンバレ!!
 







2024/11/21 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告20(サバイバルの日1 出発の朝)

皆様、おはようございます。

お寒うございます悲しい

あったかくして、お過ごし下さいネ。

では早速、
海洋道中のメインイベント―

今年度の、サバイバル踏破のご報告に、
やっとこ辿り着きました困った

今日から何回かに分けて報告するので、
途中、

暑苦しい―

と、思ってしまう瞬間もあるかと思いますが、
アツく語ってしまうのは、
「性(さが)」ですので、
どうか、お許し下さいよろよろ

迎えた『サバイバル踏破』初日の朝は、
今年も神々しく太陽晴れが、
水平線から顔を出しました。

午前5時前、
過去イチの長距離を歩く目標を立てた1班

誰一人、遅れる事なく、
本部テント前に集まって来ました。

1班は、班長のまこを中心に、
しっかりと統制の効いた班に、
日を追う毎に成長してきました。

そんなまこのリーダーシップを、
頼もしそうに見守るVLは、なおです。

なおは、コロナ前の2019年に、
参加者として八丈に来ました。

なおの優しいリーダーシップは、
班のメンバーから、
揺るぎない信頼を受けていました。

この後1班は、
南原、大坂トンネル・中ノ郷を抜けて、
なんと末吉でビバークする―
と、云う前人未踏のコースに挑むのです。

無茶だ―

そんな助言もあったのですが、
1班を見ていたら、

この班だったら必ずできる―グッド

無理が見えたら止める事を約束して、

過去イチのロングコースを承諾したのでした。

更に、サバイバル翌日の自主の日に、
八丈富士をてっぺんまで登る―
そんなプランまで含んでのチャレンジなのです。

2年連続でVLになってくれた、
2班のにこが選んだコースは、
昨年と同じコース

1周+八丈富士チャレンジでした。

初日は、空港から八重根、
大坂トンネルを経由して、
ビバーク地は末吉です。

昨年は完全踏破したものの、
途中で体調不良を訴えた子が多く、
BCへの到着も暗くなってからでした。

リベンジの意味もあるのですが、
彼女がこのコースにこだわったのは、
こんな理由があるからです。

同じコースに挑んだ中学生の時に見た風景を、
子どもたちにも見せてあげたい・・・

絶景も去ることながら、
やり遂げた者だけが、共に乗り越えた仲間だけが、
見る事が、味わう事ができる達成感を、
共有したいって云う信念があるからです。

華奢な彼女からは想像できないくらいの、
情熱で、今年もVLになってくれました。

3班のリーダーは、
今年が初挑戦のおすぎです。

実は彼も、この事業のOBで、
なんと3人兄妹全員が八丈に来ました。

中学の時は、さほど目立たなかった彼ですが、
この八丈での体験が、大学で更に花開き、

なんと、単独でベトナムを走破する―

と云う、冒険にもチャレンジ!!
見事にやり遂げました。

その経験も伝えたい―

失敗しても良いから、
子どもたちにもチャレンジする大切さを、
知って欲しい。

いっぱい自然を見て、
感じて欲しい!!

アツい気持ちで、
VLとして帰って来てくれました。

3班のコースは、
初日に八丈富士アタックして、大坂トンネルも登り、
三原小中でビバークです。

4班のリーダーは、
やはりにこと同じく2年目のいづです。
が、直前で、
心と体が悲鳴をあげてしまいました。

彼女にも、昨年やり切れなかった事を、
自分で見つけた課題を克服しようと、
臨んでくれた2年目でした。

只、やはり後ろ盾を、
不可抗力で外されてしまった動揺は、
想像以上に、
彼女を苦しめてしまったと思います。

とにもかくにも、
少し休ませてあげないと・・・

でも、子どもたちはやる気に満ちていて、

南原、八重根、大坂トンネルを抜けて、
今日は、中ノ郷でビバークです。

4班の子どもたちは、
いづのためにも頑張る、完歩する―

と、強い意志を持ってのスタートです。

4つの班の全員が、
志しを一つにして、サバイバル踏破に挑みます。

指導者も、パトロール頑張るゾ!!

アツい熱い2日間のスタートです





 







2024/11/20 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告19(サバイバル踏破に向けて・・・)

皆様、おはようございます。

ついこの間まで、
富士山の初冠雪が遅れて・・・
そんな話題で持ちきりでしたが、

ねえ、やっぱりもう普通に雪を被りました富士山
北風もピユーッと音を立てながら、
八ヶ岳から、吹き降りて来て居ります。

寒いっすダウンダウン

なので、話題はアツく参りましょう!!
って、遅れているだけなんですけどね・・・困った

交流の日のプログラムが終わると、
ベースキャンプは、
一気にサバイバルに向けて、準備が加速します。

ボランティアリーダー(以下VL)たちは、
コースの下見に出掛けていきました。

が、4班のリーダーが、体調を崩してしまい、
急きょ、活動支援の指導者のだいきちが、
代理で下見に行く事になりました。

実は4班、
この日を迎えるまでもが、
既に大変でした。

出発の日の前日に、
班のカウンセラーを務める大ちゃんが、
発熱で八丈に来られなくなり、
リーダーは、心の拠り所を失っていました。

カウンセラーの代役として、
だいきちがカウンセラーになり、
一生懸命に支えてくれていました。

只、大ちゃんは、元VLです。

大ちゃんがいないので、サバイバル担当も、
サブのトーマスが務め、共に下見に行きました。

大ちゃんは、
サバイバルの厳しさも、
VLとして、班をまとめる大変さも、

抑えきれない程の不安も、
全て承知でサポートしていましたから、
リーダーの不安は、
おそらくMAXだったでしょう。

その不安と必死に、
そして、気丈に闘っていたんですが、
心と体が、とうとう悲鳴をあげてしまいました。

リーダーは、おそらく一緒に歩けない・・・
その前提で、準備を進めたのです。

とにかくリーダーの体力と気力の回復を願い、
​​​先ずは、休ませる事を優先しました。

一方のメンバーたちは、
明日からのサバイバルに向けて、
様々な準備を、整える時間を過ごします。

その最初は、心の準備です。

無事な踏破に向けて、環境学習です。
八丈を歩くにあたって、
環境面で気をつけなければいけないこと、
無事に戻って来るために、
心理面で気を付けたいこと、

これらをメンバーで話し合って、
モチベーションを高めます。

環境学習の時間としながらも、
胆は、リーダーと自分たちとの、
絆を深める時間なのです。

下見から戻って来るリーダーたちに、
一緒に頑張ろうの、メッセージも書き込んで、
段ボールいっぱいの、大きな手紙を書きました。

続いては、
サバイバルで使う、バーナーなどのレクチャーと、
パッキングに際しての注意点を共有しました。

なので、夕食は指導者たちが代わりに作ります。
消化も良く、エネルギーも補充でき、食べやすい、
サラダうどんを作りました。

うどんを茹で上げてくれたのは、
指導者イチの料理番長はなまるです。

大鍋で一気に茹で上げました。

ワタクシは、
事務局メンバーと具材の準備ですレストラン

盛り付けは、女性陣

みっきーと、あーちゃんが、頑張ってくれました幸せ

2班は、VLのにこの食事に、
にこちゃんマークとメッセージを添えて、
確保してくれていました。

こういうメッセージが、
イチバン嬉しいんだよラブ

夕食の後は、リーダーたちも戻って来て、
広場にブルシを広げて、パッキング!!

誰がどんな備品を持つのか、
どう入れたら、全てパッキングできるのか、

ヘッドライトを照らして、
全員でパッキング作業を行いました。

以前は、
どうしても直前のプログラムが押してしまって、
パッキングが深夜に及ぶ―

そんな状況を改善するために、
疲れるスノーケリングは別の日に回し、
極力、休ませる様に工夫したのです。

さあ、それぞれの目標に向けて、
今夜はしっかり寝るんだゾ!!

おやすみ眠い

指導者たちは、その夜、
誰がどの区間を、
4班を引っ張って歩くか―

そのローテーションと、
暑さ対策を、遅くまで練ったのでした。

 







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