夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/10/29 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告14(ゴールの風景@ 4班)

皆様、おはようございます。

先日、ネットのニュースで、こんな記事を見ました。

相次いだ台風被害で、
自宅が倒壊などしてしまった島民に対して
東京都は、『キャンピングカー』や、
『ムービングハウス』を、輸送して、
応急的な仮設住宅として活用する事が、
決まったそうです。

いずれも、
プライベートな空間は、確保されるそうです。
兎にも角にも、
落ち着ける空間で、島の人たちが、
ゆっくり休める様になって欲しいです。

現在、自衛隊や都の職員が八丈島に入って、
復旧作業が、急ピッチで進められています。

ところで、
海洋道中で使っているテントは、
A型テントと云って、
頑丈な作りになっていますが、
最近では、殆ど見かけなくなりました。

それでも、キャンプ中は、
このテントこそが「我が家」ですから、
サバイバル踏破のゴールは、
正しく「我が家」への、帰還となる訳です。

今日から、各班のゴールの風景を、
1班づつ、到着順に紹介して参ります。

今年度のサバイバル踏破ウォーキング
一番で到着したのは、
なおがリーダーを務める4班でした。

4班は、身長差が凸凹で、
体力差が大きいのかな・・・。

って、心配もしていたのですが、
さすがにリーダー2年目の、
なおのペース配分は見事でした!!

みんな元気で、
笑顔でベースキャンプに戻って来ましたグッド

早速、帰着式が始まります。

最初は、帰着報告です。
担当は、Nたろねこ

続いて、団長のCAPから、
ゴール祝福のメッセージと、
嬉しい差し入れのプレゼントです。

もちろん、あのお芋もありますよスマイル

今年のプレゼンターは、
八丈町スタッフのリーダー、
すーさん直々にいただきましたあ。

あざーっす!!

順調だったとは思うけれど、
きっと、色んな試練もあった筈―。

でも、全員が達成感で、
ホント、いい顔してるよなあ・・・嬉しい

4班、おかえり。
おめでとう!!拍手拍手拍手




 







2025/10/27 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告13(ゴール受容れ作業中)

皆様、おはようございます。

不安に駆られている
八丈島の皆様のためにも、

少しだけでも、元気を取り戻して欲しい―

その為に、
頑張った、今年の海洋道中のメンバー達の、
様子を伝えたい―
伝えよう―

そう考えて、
報告の継続を続けては居りますが、
やはり、いつも島の様子が気になって、
報告を躊躇してしまう自分がいます。

2つの甚大な台風被害の他にも、
未だ、大気の状態が不安定になっていて、
復旧作業も思う様に進んでいない、
厳しい状況が、ある様です。

それでもやっぱり、
それが、島の皆さんの「元気」に、
繋がると信じて、報告を続けます。
10日ぶりです・・・。

各班、着実にゴールを目指して、
頑張っている最中、
ベースキャンプでも、ゴールの瞬間に向けて、
受容れ作業が、ペースアップしていました。

特に、
八丈町のスタッフの皆さんが、
頑張ったご褒美として、差し入れて下さる、
「海水ジャガイモ作り」が、
急ピッチで進んでいました。

文字通り、この名物差し入れは、
八丈の海を、
直接、味わう事ができる「ごちそう」で、

ベースキャンプの真ん前の海から、
直接「海水」を、汲んで、
それで、「茹でジャガイモ」を、作るんです。

塩辛さよりも、
ジャガイモの甘みをグンと引き出す、
優しい味です。

しかもお芋も小さめなので、
口に含んだ瞬間に、海がお口に押し寄せる自信まんまん
ダントツ人気の一品です。

今年も、デラとつーくんが、
不純物が入らないようにと、
ガーゼで海水を漉しながら、
ゴール前の完成に向けて、
頑張って下さいました。

こうした光景が、
例年ベースキャンプで繰り広げられている事は、
もちろん、参加者達にはシークレット

なだけに、今年はこの作業を、
絶対にお伝えしたくて、報告させて戴きました。

こんな作業を、
毎年、当たり前の様に続けて下さる、
八丈スタッフの皆様には、
本当に、感謝しても仕切れないほどです。

1班、4班は、
最後の難関、「登龍峠」を、無事に乗り越えて、
ゴールも間近に迫って来ました。

一方、南原経由の、
2班、3班は、容赦なく照りつける、
八丈の陽射し格闘していました。

先を歩く2班は、
いよいよ大越鼻の灯台まで辿り着き、
永郷道路に差し掛かりました。

が、3班が、
メンバーの一人が、熱中症の症状を訴えて、
ついに離脱してしまったのです。

ここまで一緒に頑張って歩いて来ましたが、
大幅なペースダウンを余儀なくされました。

それでも、
抜けてしまったメンバーの分まで、
必死に頑張ろうとする3班の仲間・・・。

ゴール時間が暗くなってしまう前に、
カウンセラーのハッチーが、再び合流して、
大越鼻から、共に歩くことになりました。

パトロールに出ていた指導者達も、
ゴールの瞬間に向けて、
再び、ベースキャンプに戻って来ました。

みんな、頑張れ!!
もう少し!!

ゴールは、
全員の無事な帰還に向けて、
準備万端で待ってるゾグッド








 







2025/10/17 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告12(まずはスイカでしょっ!!)

皆様、おはようございます。

台風22号、23号の、
直撃を受けてしまった八丈島ですが、
復活に向けて立ち上がりつつあります。

まだ島民の方に限られているのですが、
「災害ボランティア募集」の、
特設サイトが立ち上がりました。

登録は、島外の方にもできる様ですが、
離島と云う状況を考えると、

軽々に登録者が増えてしまうと、
混乱する恐れもあるのです。

現状では、冷静に島の状況を見守る方が、
懸命な判断かと思います。

島外者の皆様の「お力」が、
必要になる時は必ず来るので、
その時にこそ、皆様のお力を貸して下さい。

さて、海洋道中の報告を、
引き続き、やっていこうと思います。

参加者達が、懸命に歩いた道が、
土砂で塞がれてしまって居る様な状況も、
未だある訳ですが、

だからこそ、その道の厳しさも、
美しさも、きちんとお伝えしたい・・・。
そんな思いで続けようと思っています。

2日目、
1班、4班が、先ず目指したのは、
末吉地域です。

現在、このエリアは、
土石流により通行止めになっていますが、
休憩先となっている「名古の展望台」―
からの絶景は、本当に美しいのです。

戴いたたくさんのスイカの差し入れ、
指導者パトロール2日目の、
最初の仕事は、休憩先にスイカを届ける―
事から始まりましたスマイル

2日目の朝は、割と涼しくて、
メンバー達が歩みを進めるには、
絶好のコンディションですグッド

それでもやっぱり、
スイカは別腹なのだ嬉しい

1班の激励に行った時、
みんな美味しそうに食べていました。

一方、
2班、3班は、今日は南原回りですから、
先ずは、黙っていてもスイカが出て来る八重根漁港、
往路の1・4班と同様に、
たっくさん、戴きましたよお・・・

更に、
「これを海に投げてみてごらん―」
って、戴いたのは、
お魚のアラ―

アラというお魚の方ではなくって、
捌いた後に出る、余分な身の方のアラです。
アラ汁の方のアラです。

で、投げてみると
にゅーっと現れたのは、なんと海ガメちゃん、
お魚を食べるのは、アカウミガメちゃんですね

3班なんかは、
随分と、長居させて戴いた様です。

どっちの側も、
最初の休憩場所を抜けたら、
いよいよ難所に差し掛かります。

1・4班は、登龍峠―
2・3班は、酷暑の南原・永郷を歩きます。

でも、その前に、
やっぱ、スイカっしょ!!

と、云う事で、
どの班も、スイカの恩恵を受けております。

やっぱり八丈は、
スイカの名産地〜音符ハート







2025/10/13 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告11(サバイバル踏破2日目スタート!!)

皆様、おはようございます。
台風22号が、八丈島に与えたインパクトは、
予想以上に深刻でした。

加えて23号が、
新たな傷跡を、確実に残してしまった模様です。

島内の広い範囲での停電。
それに伴う断水。

倒木等による交通インフラへの被害、
家屋の倒壊や、農業ハウスの破壊・・・

末吉地区では、
大規模な「土石流」が、発生して、
避難所になっていた、
旧末吉小学校を、襲ったそうです。
絶句です・・・。

そんな時に、八丈島の話しをするだなんて、
なんて不謹慎なのだ!!

そんなご批判は、きっとあろうかと思います。
それでも、自分は敢えて伝えたい・・・

なぜならば、八丈島の人たちの心の温かさ、
それを育んだ島の自然の美しさ、
そして、懐の深さ・・・

多くの皆様に、
いかに八丈島が素晴らしい所であるか―
それを知って戴きたいし、
復興に向けて、手を貸して欲しい・・・。

そんな思いを込めて、
今年の海洋道中の報告を続けます。

山梨の子ども達にとって、
島の方々の支えに感動するように、
島の方々もまた、
山梨の子ども達の頑張りに、
勇気をもらっている―
そんなお話しを、良く戴きます。

さて、ビバーク地で、
それぞれの夜を過ごした各班は、
ゴールのべーすキャンプに向けて、
2日目の、コースへと歩き出しました。

まだまだこの先も、
思いがけないアクシデントも、
班の中で起きるかも知れない波風も、
待ち受けているかもしれません。

それでも彼らは、
ゴールに向かって歩きます。

そして、
今日も多くの島の方々に、
声援を戴く事でしょう。

差し入れも、たくさん戴くでしょう。
島の方々にとっても、
山梨の子ども達が頑張る姿は、
決して見逃せないひと夏のチャレンジなのです。

1班は、
旧樫立小学校から、中ノ郷、末吉を抜けて、
今日は、登龍峠にチャレンジします。
彼らは、昨日八丈富士の頂上に登ったばかりです。

それでも、難所の登龍に挑むのです。
このチャレンジは、史上初!!
見事に達成して来いよ

2班・3班は、
ほぼ同じコースを時間差で歩きます。
ビバーク地の三原小中学校の、
裏と、表

大坂トンネルを下り、
南原から、永郷道路のアップダウンを克服し、
ベースキャンプを目指します。

今日は、南原で見る大海原が、
彼らに勇気をくれるでしょう。

4班は、中ノ郷の屋内運動場を後にして、
1班同様、登龍峠を越えて、
ベースキャンプに戻って来ます。
 







2025/10/11 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告10(ボスからの差し入れ)

皆様、おはようございます。

さて、突然ですが、問題ですスマイル

昭和の大ヒットドラ『太陽にほえろ』で、
石原裕次郎さんが演じた、
七曲署の捜査第一係長、藤堂俊介の、
ニックネームは、何だったでしょう!?

まあこの問題は、
ワタクシ世代だったら、難なく正解でしょうが、
今を生きる若者達には、分かんないかもぉ・・・

正解は、そう。『ボス』ですよね〜びっくり
七曲署の、頼れるリーダーでありますが、

実は、なんとっ、
八丈島にも、ボスがいるんですよね〜グッド

ボスの本業は、
島の中学校の校長先生です。

がっ、そのガタイたるや、
厚い胸板に、ぶっとい二の腕、
背中は、見事な逆三角形。

車は、ジープを颯爽と駆り、
助けを求めている人の元へ、
短パンと、タンクトップでやって来る。
我らがヒーローなんですラブ

おととし、八丈島の島外体験学習事業の、
団長さんになって下さり、
以降、我々のボスとして君臨し、
島では、優しく、温かく、
我々を支えて下さっているのです。

そんなボスが、今年も『カバ公園』で、
踏破中の子ども達を、
アレを用意して、待ち受けていて下さいました。

「アレ」、
って、云うのは、優しい甘さと、
たっぷりの水分で、身体を潤してくれる、
メロンに似た「マクワウリ」
なのであります。

最初に通った4班を、
カバ公園に招き入れ、早速、手早く、
ちゃちゃっと、アレを切って下さって、

「どうぞ」
と、食べさせてくれました。

リーダーのなお以外は、
多分、
ボスとは初対面だったんじゃないのかなあ・・・困った

この日は、タンクトップではなくTシャツ姿―

でしたがっ、
筋骨隆々の
いかついオジサマが、なんともかいがいしく、
包丁を使っているお姿は、チャーミングで、
正しく、頼れるボスなんだよなあ・・・

きっと、4班のメンバー達は、
たちまちボスの、大ファンになった事でしょうラブ

ボス、今年も、
本当にありがとうございました。
そして、ごちそうさまでした。

カバ公園の遊具で無邪気に遊ぶ、
子ども達の表情を見れば、
ボスの優しさが、どんなに嬉しかったか・・・
一目瞭然でございます。

台風22号では、
幸い人的な被害はなかったものの、
強風や、大雨により、
家屋や、農業ハウスや、停電や・・・
厳しい被害が出てしまいました。

おそらく、
台風一過の暁には、

頼れるボスが先頭に立って、
片付けや、復興の、
旗を振って下さる事でしょう。

ボス、
山梨と八丈島は、遠く離れては居ますが、
何か出来る事があるならば、
喜んでお手伝いさせて戴きます!!

大好きな八丈島に、
1日も早く、平穏な日々が戻る事を、
今はただ、心より祈っています。



 







[ 1 - 5 件 / 572 件中 ] 次の5件 >>