| 文化庁委託伝統文化親子教室事業の甲斐市親子剣道教室を6月28日、甲斐市篠原の甲斐直心館道場で開講しました。土曜夕方、月2回程度、12月末までの約半年間、剣道を学んでいきます。本年度は幼児も参加しやすいように30分早め、17:00〜18:30に設定しています。初心者、初級者、中級者を対象に剣道を学んでいきます。
初日は幼児〜中学生の17人をはじめ、指導者、保護者ら計35人が参加して剣道に心地よい汗をかきました。道場内の室温は34度、湿度55%でした。
中1伊藤さんの号令で正座。正座の形と呼吸法、座礼を学びました。鷹野が開講のあいさつをし、今回は剣道のテキストも併用しながらの教室にすることを紹介しました。指導者6人が自己紹介をした後、参加者全員が円くなって自己紹介をしました。4〜5月の甲斐市剣道体験教室に参加した小学生も一部参加してくれているほか、初めて作成した本格的な募集チラシを見て、参加してくれた小学生もいます。 準備体操、片足立ち各60秒、掌(てのひら)を握る運動、開く運動各100回を子ども、保護者の号令で行いました。
正面への礼(角度30度)、相互の礼(角度15度)や、構え刀の所作を学びました。竹刀(しない、ちくとう)と、木刀(ぼくとう)の共通点を紹介し、中段の構えを確認しました。 前進後退の足さばき(送り足)のあとは三挙動の正面素振りを行いました。参加の保護者も覚えが早いです。三挙動の正面素振りの応用で、踏み込み面打ちも行いました。また、跳躍面素振りの足さばきを練習して、跳躍面素振りも全員で30本行いました。 給水休憩後は打ち込み竹刀に対して、面打ち、小手面打ちを行いました。初心者も回数を重ねるごとに形ができてきています。一人一人発表しました。 最後の10分間、経験者は面着けをして、切り返し、地稽古、指導者による地稽古の見取り稽古をしました。 終わりの正座後、「楽しかった」「難しいことが多かったけれど、心地よい汗を流せた」などの感想がありました。次回は7月5日(土)17:00〜18:30に2回目を開催します。参加申し込み者のうち、1回目は参加できなかった方が数家族いらっしゃいましたので、次回は20人を超える予定です。毎回、毎回新しいことを取り入れていきます。剣道をやってみたい、興味があるという方はお気軽に連絡をして参加してください。 本年度、テキストとして2種類の書籍を各20冊購入しました。一冊は大泉書店「マンガでよくわかる少年剣道」(「東松舘道場」3代目舘長 榎本松雄・監修)、もう一冊は「剣道用具マニュアル」(著作・イラスト 石渡康二先生)です。どちらも初心者にも分かりやすい内容ですが、奥深い内容も入っていて、非常に勉強になります。 |
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