甲斐直心館の4月9日の玉幡中学校での水曜稽古には体験入門の1年生を含め36人が参加しました。
中3鶴田さんの号令で正座。体験入門の小1生が自己紹介をして、参加しました。関西で年中の終わりくらいから剣道を始め、既に面も着けていて驚きました。準備体操、3種類の素振り各20本を行い、各グループに分かれて稽古しました。この日から時間内で、より稽古の時間が取れるように構成を変更しました。
新小4〜小6グループは指導者2人、館生12人の計14人。まず、いつも通り、稽古内容とポイントを説明しました。稽古時間が延びることに伴って、ここ数年時間短縮で割愛してきたサーキットトレーニングを復活させました。全力走、殿中走り、背走、両脚ジャンプ、足裏タッチ、送り足などを行いました。きつい内容ですが、それぞれついてこられました。
ただ、両脚ジャンプは足がバラバラになりやすく、難しい人には難しく、足裏タッチはやはりリズム感なども大切になるので、足裏タッチのお手本を見せてもらった2人は、やはり以前の朝稽古の時と同じ、書道の上手な2人でした。
そして木刀による剣道基本技稽古法を基本1から基本9まで、基本6から元立ち、掛かり手交代する1級受審方式で稽古しました。新小4生はまだ内容を覚えるのでいっぱいです。着実に覚えて、間合や残心、特に胴打ちの際の足さばきにも留意していきましょう。
面着け後は左右面の切り返し、相面打ち、面の追い込み、小手面の追い込みをしました。連続打ちをしていくと錬度の差ははっきりしてきます。
いつもであれば、体育館で面を外して掃除に入る時間帯でしたが、体育館から武道場に移動し、稽古を継続しました。地稽古を行い、それぞれの技倆を確認し、指導者2人元立ちで打ち込み稽古、切り返しで稽古を締めました。いつもの運動量の1.5倍ほどのトレーニングや稽古ができました。
全員で正座。本年度の少年団長を発表しました。中3の鶴田さんが少年団長、同じく中3の松田さんが副団長。小学生は本年度から少年副団長を設けず、小6生の雨宮さん、中田さん、志澤さんの3人にジュニアリーダーとして、中学生と協力して甲斐直心館を引っ張っていってもらいます。
体験入門の小1生に再度、自己紹介をしてもらい、終わりの会を閉じました。