第59回全日本東西対抗剣道大会(全日本剣道連盟主催、山梨県剣道連盟主管)が9月15日、甲府市の小瀬スポーツ公園武道館で開かれ、台風接近に伴う雨にもかかわらず県内外の約1500人もの大勢の方にご観戦いただきました。
開会式は、東京五輪誘致に奔走されてきた張富士夫全日本剣道連盟会長、また多くの全剣連役員の先生方、また平出副知事をはじめ山梨県、甲府市関係の多数のご来賓のご臨席を仰ぎ、厳かな雰囲気の中で進められました。今回、アナウンスを元NHKアナウンサーの室伏美紀さんが担当し、格調の高いアナウンスを長時間にわたって披露してくれました。
日本剣道形の演武では打太刀を中野尚教士八段、仕太刀を山口明生教士八段が務め、間 髪を入れない緩急の効いた日本剣道形だと感じました。
開会式後のアトラクションも出色でした。太鼓日本一に輝いた日本航空高校の太鼓隊の演奏は娘が在学していた時から何度も見る機会に恵まれてきましたが、今回も演奏を目の当たりにしているだけで感動で涙が浮かんできました。試合に向かう選手の心をより一層熱くしてくれたと思います。会場から大きな拍手が送られました。
女子の部は先鋒戦がいきなり8日の全日本女子選手権の決勝の組み合わせとなり、両者思い切った技を繰り出し、見ごたえがありました。法政出身の竹村選手が一瞬の隙をついて引きゴテを決め、雪辱を果たしました。その後は西軍が全勝し、4−1で東軍に勝ちました。
男子はこれまで”西高東低”で、通算西軍36勝、西軍21勝、1引き分け。最近5年間は西軍が勝利しています。
東軍は何としても勝利を挙げなければなりませんでした。
先鋒戦から、素晴らしい試合の連続でした。攻め、打つ機会多くのことが勉強になりました。
結果、上原勲雄教士八段(甲府城西高校教諭)が江島良介教士八段(佐賀・三瀬中学校校長)に出ゴテを奪われたものの、攻めの姿勢を失わず、江島八段が突きに出たところを余して引き面を放ち、勝負に。さらに江島八段が面を攻めたところを面返し胴に切り、逆転勝ちしました。
ここで東軍の6年ぶり優勝が決まりました。
大将戦も濱ア範士が延長に入って1分20秒、面を奪い、熱戦に終止符を打ち、東軍6年ぶり22度目の優勝の有終の美を飾りました。
通算成績は東軍の22勝36敗1分けとなりました。
好試合の連続で、延長戦も男女計4試合と少なく、これまでになくスムーズに進行できました。
来年の第60回大会は9月21日に島根県出雲市で開かれる予定です。
全国の皆様、山梨大会に足を運んでいただき、ありがとうございました。
大会成績は次の通りです。
東 軍 23−12 西 軍 ○土田圭助Eコド− 笹川哲平E =4分11秒 内田勝之E −メコ木下智成E○=7分41秒 ○内村良一Eメメ− 上村秀作E =5分43秒 ○米屋勇一Fコド− 宇都宮徹F =5分6秒 ○北条忠臣Fメ − 菊川省吾F =10分0秒 ○山中佳英Fメメ−メ 田中武志F =4分16秒 高橋伸友F −メコ寺本将司F○=3分1秒 ○北条将臣Fココ− 楠本晴之F =4分48秒 ○佐藤充伸Fメメ−コ 宮 粛F =5分46秒 坂本浩一F −メコ鈴木裕之F○=7分10秒 ○原田 悟Fメメ− 國武教紀F =2分25秒 ○鈴木 剛F コ− 平田裕亮F =10分0秒 ○吉留秀俊Fドメ− 本持昌典F =7分54秒 ○井口 清F コ− 濱田英徳F =10分0秒 佐藤浩晃F −コメ原 忠生F○=3分13秒 松永 毅F −ココ下橋和彦F○=3分24秒 菊池雅樹F −ココ友弘浩二F○=5分54秒 ○栄花直輝F メ− 吉田茂生F =17分58秒(延長7分58秒) ○染谷恒治Gコド− 竹内 司G =5分32秒 ○宮崎史裕Gメメ− 原 直史G =2分24秒 ○栄花英幸Gコメ− 江藤善久G =4分45秒 ○佐賀 豊Gメコ− 寺園 誠G =4分7秒 田中宏明G −ド 舟津正人G○=10分0秒 坂田秀晴G −メコ佐伯浩美G○=7分58秒 ○宮崎正裕Gコメ−メ 堤 慶一G =4分5秒 吉澤和夫G −ココ遠藤寛弘G○=3分27秒 大澤規男G −メ 宮戸伸之G○=10分0秒 安永勝也G コ−メコ笠谷浩一G○=5分26秒 ○上原勲雄Gメド−コ 江島良介G =6分31秒 ○山ア 尚Gメメ− 三浦順一G =7分46秒 ○井島 章Gコメ−コ 清水新二G =8分45秒 ○古川和男Gコメ− 松田勇人G =1分16秒 下島貴代一G −ツメ佐藤桂生G○=3分50秒 ○豊村東盛範Gメ− 亀井 徹G =10分0秒 ○濱ア滿・範Gメ− 石塚美文G =11分20秒(延長1分20秒) 西 軍 4−1 東 軍 山本真理子D −コ 竹村奈緒美C○=10分47秒(延長5分47秒) ○黒河 香菜D ツ− 佐久間陽子D = 5分0秒 ○小津野祐佳E メ− 小池 愛子E = 5分0秒 ○宮ア 幸恵E メ− 内田さくらE = 6分0秒(延長1分) ○石田真理子F メ− 大塚真由美F = 5分0秒
【優秀試合賞】 18将戦 吉田茂生教士七段(徳島)−栄花直輝教士七段(北海道) 大将戦 石塚美文範士八段(大阪)−濱ア滿範士八段(東京)
【優秀選手賞】 ▽女子の部 西軍副将 宮ア幸恵錬士六段(佐賀)
▽男子の部 東軍33将 内村良一錬士六段(東京) 西軍29将 寺本将司錬士七段(大阪) 東軍7将 上原勲雄教士八段(山梨=甲府城西高教) 東軍4将 古川和男教士八段(北海道) 西軍3将 佐藤桂生教士八段(兵庫)
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