| 2月28日(水)の甲斐直心館通常稽古には、高校生を含め44人が参加しました。しばらくお休みしていた男子中学生が復帰しました。元気そうな表情でよかったです。
中2中村さんの号令で正座。中2勝村さんの号令で準備体操、3種類の素振りを行いました。
小学4年生以上のグループは、指導者2人を含め9人でした。中心攻めからの面打ちの稽古として、以前から予告していた胸突き面打ちを稽古に取り入れました。最初から胸突き面をしっかり打突できる館生は少なかったものの、その後に中心を攻めつつの面打ちをしたところ、明らかに面打ちが向上していました。体験することは大切です。
切り返し、大きく振りかぶっての面打ち、胸突き面打ち、する込むように攻め入る面打ち、小手面打ち、相面、相小手面打ち、面に対する応じ技、地稽古、切り返しで締めました。技の稽古では、館生2人がみんなの前でお手本として打ってみて、共通理解を図りました。稽古を通して、構えの際に剣先が最初から右に開いている者、右足つま先が左を向いている者がやや目立ちます。「不離五向(ふりごこう)」の教えをあらためて意識し、自分の稽古をしっかり振り返ることの大切さを話しました。 3月2日(土)は森島旗東日本少年剣道大会の本大会、3日(日)は同大会錬成会となっており、甲斐直心館としては本年度最後の大会・錬成会となります。体調をしっかり整え、自分の稽古の成果を気持ちよく発揮できる場にしてほしいと願います。2日(土)の朝稽古はお休みです。
終わりの会では、大会の選手をあらためて確認しました。木、金曜と雪予報も出ていますので、安全第一で大会に向かいたいと思います。
また、小学5年から剣道を始めて、約2年間、稽古に励んできた小学6年生2人が、進学する中学校の部活動の選択に伴い、2月いっぱいで甲斐直心館を退くことになりました。年明けの時点では、中学校でも剣道部に所属して甲斐直心館でも剣道を続けていくという予定でしたが、その後、気持ちに変化が生じたようです。みんなの前であいさつをし、拍手で送り出しました。自宅から道場まで剣道具を担いで歩いてきた姿など、努力してきた姿は忘れられません。剣道の経験は、きっとこれからの生活にも役立つことでしょう。 残り稽古にも大勢が参加しました。 |
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