甲斐直心館は20日朝、自主強化稽古を鷹野道場で行いました。 前日の稽古に引き続き、正心館の蓑輪勝先生、畑警吾先生にもご参加いただき、さらに日本航空高の中村優介先生も初めて鷹野道場での稽古にご参加くださいました。甲斐直心館の館生のうちインフルエンザや風邪などで体調を崩してしばらく元気な顔が見られなかった小学校低学年の2人も復帰してくれましたので、当初の予想を上回る十数人の参加による稽古ができました。
あす21日(月祝)は当初、稽古を予定していませんでしたが、中村先生をはじめ、稽古参加希望がありましたので、21日も午前8時半〜10時、鷹野道場で稽古を行います。もし稽古参加希望者がいらっしゃいましたら、お越しください。事前にご連絡をいただけると幸いです。地元・古村区の役員さんが20日の稽古後にお越しくださいましたが、あらためて21日に剣道の稽古を見学したいとのことでした。
地稽古主体の稽古を行いました。中学生の深瀧晃介君も、小学生の内藤健介君も、前日の稽古とはさらに見違える動きでした。やはり「稽古はうそをつかない」「努力は裏切らない」ということを実感しました。
前日の稽古の中で蓑輪先生の紹介をしたときに「目隠し剣道」について触れたところ、深瀧、内藤両名が非常に興味を持ったらしく、「ぜひ目隠し剣道を体験させてください」という申し出がありました。子どもたちの前向きな気持ちを大事にして、地稽古の後、蓑輪先生に目隠し剣道の約束事などを教えていただきました。勝村治先輩と高校生の鷹野遥香さんにも体験してもらいました。
結果、深瀧・内藤は好試合。お互いに何も見えない中、相手の気合と気配だけを頼りに、恐れずひるまず打ち込む姿は素晴らしかったと思います。合気の相面もあったし、遠間からしっかり面布団をとらえた面が2本決まりました。
勝村・遥香はお互いが正対する場面が少なかったものの、勝村先輩が面を2本決めました。意味もなく右に回る癖など、普段の癖が出てしまい、注意を受けた人もいました。見えないと、普段の癖がより強く出るのは新しい発見でした。
蓑輪先生からは観見の目付についてのお話があり、「観(かん)の目を強く、見(けん)の目を弱く」という五輪の書の内容も子どもたちに分かりやすくお話ししていただきました。
また子どもたちに多い、刺し面の動きでは左足の運用が不十分だと目が見えないときはなおさら後ろに倒れる恐れがあるという指摘がありました。内藤君は初太刀で思い切って打ち込んだところ後ろに倒れて頭を打ちそうでしたが「その後、萎縮してしまうかと思ったが、その後も積極的に打ち込んでいて大したものだ」というお褒めの言葉もありました。
目隠しをしたことで、いつもより良い点が見られたということは「観の目」が強くなったということでしょう。相手の竹刀の動きに惑わされることもなく、捨て身の打ちが見られました。今後も甲斐直心館の稽古に取り入れていこうと思います。
日本剣道形の稽古も行い、充実した朝稽古となりました。参加の皆さま、ありがとうございました。21日も朝稽古を行いますので、ご都合のつく方はお越しください。
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