みんなで剣道やろうよ!〜 直心是道場〜 甲斐直心館(Kai-Jikishinkan)

山梨県・甲斐直心館(かいじきしんかん)は、「剣の理法の修錬による人間形成の道である」という剣道の理念に近づけるよう修業過程(稽古)を重視しています。「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」の旗の下、老若男女が自己の剣道確立に向けて、楽しみながら努力・研究・工夫しています。【稽古1】水曜夜18時50分〜20時15分・玉幡中ほか【稽古2】土曜朝6時〜中学生、7時10分〜小学生以下・甲斐直心館鷹野道場=甲斐市篠原3218-2【一般稽古会】土曜朝9時〜10時甲斐直心館鷹野道場=お問い合わせはchirochiro1965(a)yahoo.co.jpへお願いいたします。(a)は@に打ち直してください。
 
2023/07/17 14:30:00|稽古日誌
7.17 甲斐直心館夏合宿2日目!

 甲斐直心館の北杜市白州町の正心館道場(蓑輪勝館長)での夏合宿2日目は朝6時15分からの散歩トレーニング(むかわフレンドパークまで往復)、体操、7時からの道場での日本剣道形または木刀による剣道基本技稽古法の稽古に始まり、9時からの稽古、14種類の素振り、基本稽古、技の稽古をしました。

 一般の稽古には、塩釜悦男先生にお越しいただき、約20分間稽古をいただきました。










 面を着けていない基本組による基本錬成の演武(7級審査要領)も元気があってよかったです。一所懸命の姿は美しい。


 館生13人制による紅白戦を行いました。小学生2分、中学生3分の試合時間に、白熱した試合が行われました。

 結果として勝ち負けはありますが、必死に戦ったのであれば勝敗を超えた充実感や達成感など何かが残るはずです。

 失敗、または打たれることを恐れて自分の技が出せなかったときに残るのは、悔しさでしょうか。











 
 
 夏休みにもいくつか大会があります。試合、試合ではなく、少しでも自分の剣道を高められるように、三磨の位(=さんまのくらい、習・錬・工)の稽古が最も大切です。

 







2023/07/17 14:29:00|けいこ日・お知らせ
7.16 甲斐直心館夏合宿1日目!

 甲斐直心館の夏合宿を7月16日、17日の両日、北杜市白州町の正心館道場(蓑輪勝館長)で行いました。

 コロナ禍の中で、昨年は日帰り合宿を行いましたが、今年は4年ぶりに泊まり込みで夏合宿を復活することができました。

 初日は蓑輪館長から恒例の剣道講話をいただき、泉剣道の原代表と坂本先生、中学生9人のご参加もいただき、合同稽古をすることができました。

 夕方の稽古には北杜市の岡先生も参加してくださり、指導稽古などを行いました。

 夕食後は日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法の修錬、勉強会など館生同士の交流も進んだひとときでした。

 







7.15 D伝統文化甲斐市親子剣道教室5回目!

 7月15日(土)夕、文化庁委託伝統文化親子教室事業「甲斐市親子剣道教室」の5回目教室を甲斐直心館道場で開きました。

 道場内の室温は29度、湿度60%でした。蒸し暑い環境です。扇風機4台をフル稼働しました。中学生女子4人を含む幼児から中学生まで23人と保護者、指導者が参加しました。

 号令は中2磯野さん。正座の後、初参加のお母さんが自己紹介しました。これまで見学でしたが、竹刀を握ることになりました。親子で剣道を体験すると、理解が進みます。

 準備体操、手を握る運動・開く運動を各100回、片足立ち各60秒を行いました。体勢を崩さないことを重点にした蹲踞も20回行いました。

 膝をついて竹刀を取り、中段の構えの要点を確認し、送り足(前進後退右左の足さばき)、前進後退正面素振り、前進後退左右面素振りの剣道7級審査要領をみんなで学びました。列ごとの発表を行いました。正しく柔らかく大きく振りかぶることが正しい振り下ろしにつながります。「大強速軽」の意識も求めました。

 水分補給後、ふだん面を着けている子どもと指導者は面を着け、面の切り返しを行った後、中学生を含めた元立ち5人に対し、面の打ち込み4本、面-小手-胴-小手面の打ち込みをしました。
 
 最後に地稽古を多めに行いました。蒸し暑い中でしたので、1分以内の短時間地稽古の繰り返しもきついものでした。元立ちが打突部位を示して打たせてくれる打ち込み稽古と地稽古(互格稽古)は大きく違います。地稽古では相手は構えをあけて打たせてはくれません。積極的に掛かることが大切です。

 面一本で稽古を締めました。

 終わりの正座では、「楽しかった」「きょうは大きな声が出せたので、これからも続けていきたい」などの感想発表がありました。

 また、中学生女子が日本剣道形の残り稽古を、小2男子が面を着けて10本勝負などの残り稽古をしました。熱心です。

 
 次回は1週空けて7月29日(土)17:30〜19:00の日程で6回目教室を行います。体調を整えて参加してください。
 







 







7.15 全日本選手権山梨県予選!


 第71回全日本剣道選手権山梨県予選が7月15日、小瀬武道館で行われ、4度目出場の坂本大河四段(甲府支部、甲府刑務所刑務官)が初優勝し、11月3日に日本武道館で開かれる全日本剣道選手権への出場権を得ました。準優勝は駒井慧史郎三段(中央支部、順天堂大学4年)でした。

 大会には38選手が出場し、3位は昨年県予選優勝の中田圭紀五段(甲府支部、甲府刑務所)と、山口義修五段(甲府支部、甲府刑務所)が入りました。2年連続で刑務官が山梨県代表となった。

 決勝は、出身道場が同じで1歳下の駒井慧史郎三段(中央支部、順大4年)との対戦。坂本四段は立ち上がりから積極的に攻め、2分28秒、駒井三段が面にくるところを出小手を決めて一本を先取。さらに再開して7秒後の2分35秒、追い込んで面を決め、二本勝ちで初優勝を決めました。

 ▷準々決勝

中田圭紀D(甲府) メ−  直井勝延B(都留)=延長

駒井慧史郎B(中央) メ−  依田祐介E(甲府) 

山口義修D(甲府) コ−  荒木優範E(甲斐)

坂本大河C(甲府)ココ−  小菅正人D(山梨)

 ▷準決勝

駒井慧史郎B(中央) ド−  中田圭紀D(甲府)

坂本大河C(甲府) メ−  山口義修D(甲府)=延長

 ▷決勝

坂本大河C(甲府)コメ−  駒井慧史郎B(中央)
  
 子どものころからの夢
 ○…今春、国士舘大を卒業し、刑務官1年目の22歳、坂本大河四段(甲府支部)が4度目の挑戦で、初優勝を果たした。県予選出場1度目は2回戦負け、2度目は1回戦負けと苦しんだが、国士舘大4年となった昨年の県予選は3位に躍進。昨秋の栃木国体では、山梨の成年男子団体の先鋒として出場し、久々の16強入りのメンバーの一員だった。
 今春、刑務官となり、環境は大きく変わり、4月の国体予選では緒戦で敗退していた。
 徐々に社会人としての生活にも慣れ、週5回ほど刑務所での稽古に汗を流す。「学生時代に比べ稽古の回数は少なくなったものの、社会人なりの内容の濃い稽古ができている」。同門、同僚対決などを制して6試合を勝ち抜き、県代表の座をつかんだ。
 父浩一さん譲りの、冴えのある、美しさと強さを兼ね備えた剣道が持ち味。全日本選手権に出場するのは子どものころからの夢だったと語り、「出場する以上は優勝を目指して頑張りたい」と健闘を誓った。

(文責/鷹野裕之)


にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ








2023/07/13 4:25:13|稽古日誌
7.12 甲斐直心館水曜通常稽古!

 7月12日(水)の甲斐直心館水曜通常稽古には高校生を含め51人が参加しました。小4の体験入門者も参加してくれました。

 号令は中3小林さん。先日の県中学校選手権の結果、館生も出場した竜王中男子の団体準優勝などの報告をしました。体験入門者が自己紹介しました。

 準備体操の後、8種類の素振り160本を行い、中学生以上と分かれました。

 小学生以下で面着け組は給水後、踏み込み足の稽古。右足でまだしっかり踏み込めていない館生が半分ほどいます。いい音がするような踏み込みができれば、打ちにも力強さ、冴えが生まれやすくなります。

 面着け後は交互に面をまっすぐ打っていく交互面を行い、追い込み面打ちを行いました。これは上級者でも大変な稽古です。思ったよりも連続で打てる館生も何人かいました。

 切り返しで締めました。

 

 残り稽古も積極的に参加があり、日本武道館組は切り返し、打ち込み稽古をしました。