| 6月4日午前の双葉東小での甲斐支部合同稽古には加盟の剣友会、スポーツ少年団、中学校、高校などから約80人が参加しました。コロナ禍を経て約3年ぶりの再開です。
号令は甲斐直心館の中3小林さん。正座し、相川博亮甲斐支部長からミニ講話をいただきました。約1時間半の稽古の内容を理事長鷹野から説明しました。
小林さんの号令で準備体操、8種類の素振り各20本を行いました。
鷹野の号令で7級審査の審査要領を全員で行いました。これだけで全体のおおよその錬度が分かります。
体育館の短辺を利用して足さばきを行いました。前進の送り足、下がり足(送り足)、速い前進の送り足、下がり足、ホイッスルの音に合わせての前進後退の繰り返しを行い、体の軸を意識しながらの足さばきを体感してもらいました。跳躍面素振り30本で前半の基本錬成を締めました。
中盤は小学生以下、中学生以上に分かれて30分間の稽古でした。面着け組、初心者の初心者組に分かれて稽古をしました。 小学生の部は1年生から6年生まで。切り返しに始まり、面打ち、小手面打ち、小手胴打ち、相面を行いました。要所要所で子どもたちにモデルになってお手本となる演武をしてもらいました。地稽古を2回行い、切り返しでいったん面を取りました。
稽古終盤は指導者・一般元立ちによる指導稽古を1分目安で計約15分間行いました。面を着けていない子どもたちの中にも面打ちが光る剣士が多かったです。また、普段竹刀を交える機会の少ない高校生、中3生とも、張った稽古ができたことはよかったことです。 最終盤は指導者・一般、小学生同士、中学生同士で地稽古を行い、切り返しで締めました。
双葉中学校でもたくさんの初心者が入部してくれるなど、新たに剣道を始めてくれる子どもたちが多く、とてもうれしいことです。地道な活動が支部全体の力を底上げしていくことにつながります。
終わりの講評に添えて、敷島剣友会で長く少年指導に尽くされ、昨年、57歳でお亡くなりになった中澤裕治先生のお話をしました。
また、5月の審査会で六段に昇段された神宮寺透友先生のご昇段を紹介し、神宮寺先生からお言葉をいただきました。神宮寺先生は現在は市外の中学校に勤務されていますが、甲斐市内の竜王北中時代、敷島中時代には指導する剣道部を全中や関東大会に導いています。 |
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