ノルディックスキーのジャンプ男子個人ラージヒル葛西紀明選手の銀メダル。冬季五輪史上最多7度目の出場にして、初の個人メダルという41歳の表彰台は格別だと思います。同じ40代として、心の底から拍手を送りたいと思います。
よく「銀という字は金と同じように良い」「金より良いと書いて銀」と言われるように、個人的には、19歳の初出場金メダルと同じかそれ以上の価値を感じます。葛西選手が現役選手ながらレジェンド(伝説)と呼ばれるのにはいささか違和感がありますが、海外の敬意の表し方なのでしょう。
剣道の世界で41歳といえば中堅どころです。まだまだこれからも剣道の技を磨き、進化を続けなければならない年代だと思っています。剣聖持田盛二先生にして「私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。私の剣道は五十を過ぎてから本当の修行に入った。心で剣道しようとしたからである」といわしめるのですから。
もちろん、速く走るとか早く滑るとかは若さと工夫、錬磨とが合致した段階で自己ベストが出るのでしょう。その中で、葛西選手は20代のころの体力を保つトレーニングを続け、ミリ単位、コンマゼロ秒単位での工夫と研究を重ね、手のひらで浮力をつかむ独特のスタイルでビッグフライトを連発しました。
40歳超・葛西選手の活躍に刺激を受けて、剣道を追求・追究していきたいと思います。
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