2月9日(日)に小瀬武道館で開かれた山梨県剣道連盟本部審査会で、松田康生さん(支援学校中等部2年)が2度目の挑戦で、悲願の剣道初段に合格しました。甲斐直心館で弟さんが剣道を始めたのをきっかけに、伝統文化親子剣道教室を入り口に兄弟で剣道を習うようになり、直向きな努力が実を結びました。
ダウン症の松田さん。ダウン症児が剣道の段位に合格することは全国的にも数少ないことです。県剣道連盟の障害のある会員に対する特例措置に沿って学科審査については事前のレポート提出をお許しいただきましたが、実技審査、日本剣道形審査は当日、一生懸命しっかり臨んでの結果でした。合格発表で「26」の受審番号を見つけて、親子の感動の様子が周囲にも伝わりました。
学科問題は当日出題の2問が事前には分かりませんので、あらかじめ出題されている4問すべてを長い時間をかけて、丁寧に書き上げ、レポートを作成しました。
明るい性格で、ふだんの稽古でも松田さんが参加すると周りの雰囲気が一気に和み、とても良い効果を生み出してくれています。リーダーシップも持ち合わせています。来年度は中学3年生となり、名実ともに甲斐直心館のリーダーの一人になってくれることを期待しています(以上の記述内容、写真掲載については保護者からの許諾を得ています)。
松田さんのお父さまのお話 兄弟や仲間と稽古に励み、先生方や保護者の方々に温かく受け入れていただけた環境のおかげで出せた結果だと思います。もちろん本人も頑張りましたが、まわりの方々の多大なご協力があったことと、そんな素敵な方々がいる甲斐直心館に出合えてよかったです。