甲府駅南口のまちづくり研究会 (美しく風格あるまちづくり・楽しい交流拠点のまちづくり)

甲府駅南口地区の商店街をはじめ事業者等の相互発展を目指して、山梨県と甲府市と連携を図る中で、駅周辺の環境整備や地区の活性化を創造するために、調査・研究・協議をしております。  会員は、75名程。「甲府駅南口地区のまちづくり」に興味のある方の入会をお待ちしております。   連絡先 055-226-3831 事務局㈱ダイタ内
 
2012/12/25 17:13:00|まちづくり研究会
第3回 専門部会

第3回専門部会が開催されました。

冒頭、山梨県県土整備部 中村まちづくり推進企画監から、平成22年度から歩行者にやさしく、緑豊かな広場づくりをコンセプトに立案されている「甲府駅南口周辺地域修景計画」の内容の、駅前広場、道路、県庁内他について、3D画像を用いてご説明がありました。歩行者目線や鳥瞰目線など様々な視点から、映像を見ることができ、大変分かりやすく、山梨県都の顔となる風格のある計画でした。


つづいて、第3回専門部会が開催されました。

テーマは、「丸の内八番街の建物の外観、規模をどうしたらよいか」について、意見交換がありました。

事務局から、丸の内八番街のバックグラウンドについて、下記の内容で説明がありました。
  ◆ 政治の中心、玄関口、交通結節点、商業施設の集積 他
  ◆ 駅周辺機能
  ◆ 目指す方向 ⇒ 食の都甲府
  ◆ 食の都甲府の補完として、駅周辺の多様な機能の活用
  ◆ 建物建替計画の必要性
  ◆ 南口区域の顔づくり
  ◆ 自分を魅せる街
  ◆ 八番街の機能再生の必要性
 以上を、踏まえて、八番街の魅力向上をどうするか意見交換が行われました。

 ・傾斜しているスペースへの建築方法
 ・公開空地について
 ・山梨県庁舎との色彩感を統一する。
 ・ワインが似合うおしゃれな洋風な外観がよい
 ・その他 
  
  沢山のご意見がありました。有難うございました。












2012/11/07 12:23:00|その他
第2回 専門部会の開催
平成24年10月31日に、第2回の専門部会されました。

テーマ:「八番街の再生計画」
主 旨:「八番街についての考え方を説明後、委員の意見を頂戴。     意見を踏まえて、今後関係者と協議後、具体的な計画をしていくということ*八番街についての考え方

(1)山梨の食文化と歴史建造物等の観光拠点の形成   
 目指す方向⇒ 「食の都・甲府」 
 
  ①地酒・ワインと地場の農産物等、食材を売りに食文化の創作と観光資源と位置づける。
   ②ビジネスホテル利用者のニーズに対応した飲食観光の街並み夜の風情を楽しむ景観の設え。
   ③ちょうちん横丁や平和通り一帯の魅力的な飲食街形成
   ④中央商店街やシティーホテルの飲食と連携を図る
   ⑤歴史建造物の活用

(2)「食の都・甲府」の補完として  
   ①駅周辺機能と観光資源を多角的に利用する。
   ②新たな「特産物」「土産」の創作
   ③観光協会や地場農業主体性を確保、飲食観光を創造する

(3)八番街の機能再生の必要性  
   駅前の商店街や中央商店街を中継と連携する場所に位置することから、甲府駅南口一帯の活性化を担う極めて重要な街区であります。
 しかも、山梨県の防災新館の交流施設や甲府市庁舎の市民プラザへ交流人口を誘う機能がある場所。
 このため新たなテナントミックス再編成により、魅力的な都市空間を形成し、交流人口を誘う。
   
(4)建物建替計画の必要性  
   街区は、戦災復興事業の公共交通主体の時代に形成された。  このため、狭隘な土地と間口の狭い建物群が立地している。一  部の建物は耐震上、大規模地震発生の際、建物崩壊により公共
  交通が遮断される恐れがあり、都市活動の継続性や安全性に大  きな課題があります。
   
   この状況は、山梨県全体のイメージ形成に深くかかわり、企業誘致や交流人口流入を誘う上で、有形無形にその影響を受けており、県全体に「産業空洞化」「人口減少」を招く。

   豊かな自然はあるものの大都市東京に隣接しているが、その隣接効果や波及的経済効果を創造することが出来ない魅力低下も連鎖を招いている。

(5)八番街の計画案 
  ①現状施設を改良(ファサード)した計画
  ②共同化による魅力向上計画
  ③公開空地を確保し、山梨県防災新館と連携した計画
  ④回遊性を高め市民プラザと連携した計画
    低層建築(2・3階) 中層建築(4階)



(6)都市再生土地区画整理事業の導入
 
  土地区画整理事業の「飛び施行地区」導入により、建築物の
  共同化や土地の有効利用が実現可能になります。


以上は、事務局から八番街についての考え方を説明した。   

*専門委員からのご意見*

・以前「ファッション都市甲府」という言葉を使用したが、こういう感じでよいと思う。仮に八番街を4階建てにした場合、1.2階で飲食や様々な商品を販売、3・4階ではその生産を見せる事は計画のでの可能。その時に、ゾーニングの仕方、生産する場所と売る場所と生活する場所が別々な都市計画だったが、そういうものを 一緒にすれば魅力が出てくると思う。それと基本的には観光で、六次産業があるがこれと、歴史文化が上手く融合していくとよい


・八番街の重要性は、甲府駅と中心街を繋ぐ場所、奥行きがないので、公園などは作れないと思う。裏が10mくらいしかない。公園以外の利用を考えてほしい。規模は、2階たてくらいがよいと思う。

・道路側に、八番街の建物を移動したらどうか。西日はあたらなくなり、歩行空間を県庁側に設置すると面白い空間になると思う。 そこに、甲府駅からの傾斜を利用して足元ではなく、手で触れる位置に水路をを設け、照明などで夜の風情を醸し出すことができる。

・まちなかに県立美術館の収蔵作品を利用して、甲府の街は美術館を形成させ、その一角の八番街に飲食がある形にする、歴史的建造物内で小規模なコンサートを開催すると大変素晴らしい街になる。
 
・県市の修景計画は、街の中に人を歩いてもらおうと、それによって、人が増え、ビジネスチャンスが増えていき活性化されること。

・アーケード撤去と野村證券跡地の解体で、八番街の雰囲気はガラリと変わるその時にどうするか考え始めても遅いので、今から考えてほしい。


その他 多数のご意見がありました。







2012/09/21 17:16:52|その他
第一回 専門部会の開催
< 第一回の専門部会が平成24年9月13日に開催されました。


内容   
 ①専門部会のH25年2月までのスケジュール 
 ②駅前東栄会~丸の内八番街 約8,000㎡について 
    ・建物状況(耐震性の調査・容積率上限床面積 他) 
 ③敷地整序型土地区画整理事業の有効性  
 ④再開発の可能性の検討  
 ⑤意 見(要旨)  
  ・、
   創意工夫、観光資源がないとほろびていくしかない。   
  ・まずコンセプトとして甲府駅周辺は「城のまち」を
   基本コンセプトとすべき。    
  ・「城のまち」には、再開発ビルは不要。    
  ・今まで商業ベースでまちづくりをしてきたため集積に
   偏りつくってしまった。   
  ・災害に強い甲府という違った観点をいれる必要がある。
   自然災害に強い都市をつくり居住人口を増やす。    
  ・1970年代頃をピークに八番街は一貫して買い物客が減
   り続けている。販促をしても効果がない。人口減が影
   響しない観光や食に特化することがよいとの結論に達
   した。
  ・甲府の中心街の買い物客は、郊外に奪われている。住
   宅も郊外にできている。しかし、将来、やはり住みよ
   いのは中心のほうがよい。高齢になった時、郊外では
   住みにくくなる。長期短期で計画的に、公共交通、歩
   行者空間整備等進めていけば、必ず、中心地に人は戻
   ってくる。
  ・車移動が地方都市の主流だが、駅前へのアクセス性が
   悪いのでこの流れに乗れない。
  ・和戸町竜王線が完成すると平和通りの相生交差点から
   西が混雑が激化するので、駅周辺の道路網の再整備等
   アクセス強化が必要。 
  ・少し前まで、JR中央線利用者は普通車利用が多かった
   が、今は特急が利用されている。収入が二極化される
   現在、高所得者はリニア、低所得者はバス利用となる
   可能性あり。そのため公共交通機関の充実が大切。
  ・年を取ったら、まち中に住むほうが正しい選択と思う。
  ・郊外に商品はあっても高齢者は、行くことができない。
  ・災害時のリスク分散の受け皿として、都内の各企業を
   考慮した建築計画は、今後の当該地区の民間建築計画
   必要性の根拠として重要。
  ・  
   

 >この地域のまちづくりは、今は,山梨県や甲府市が支援してくれています。この時期に、南口地区の所有する資産価値の向上を図るため将来展望含めて研究調査して準備して置く為の行動を起こさなくては、将来的にはこの地域の問題点は解決できなくなってしまう恐れがあります。 
 官民一体となったまちづくりを推進していくことが大切であります。
 
B>
                  


第2回目の開催予定日
          平成24年10月31日
          18時00分から
          ダイタビル5階会議室
          (甲府市丸の内2-14-13) 
        







2012/09/21 16:13:13|まちづくり研究会
専門部会の開催
 平成24年度事業として、駅前東栄会、丸の内八番街、ちょうちん横丁共栄会の三地区について、まちづくり評議会を設置し各地区の独自の課題を研究調査を致します。 

 この評議会で検討する土地区画整理事業や市街地再開発事業の実施の可能性の検討資料の作成とまちなみ景観や商業振興について、専門的な助言をおこなうため設置致しました。
 


 座 長  花岡利幸   山梨大学名誉教授
 座長補佐 宮坂孝一   駅前東栄会
      千野一男   丸の内八番街
      神宮寺義仁  ちょうちん横丁共栄会
 専門委員 竹田健二   駅前東栄会
      大木 政   甲府市観光協会、県タクシー協会
      丹沢良治   NPO法人 まちづくり文化フォーラム
      雨宮健一   山梨県建築設計協会 
      若狭美穂子  山梨県建築士会女性部
      神田正二   丸の内八番街
      土屋 仁   駅前東栄会
      宮沢正光   実務専門家
      宮田雅弘   実務専門家
      中村克巳   山梨県県土整備部都市計画課
      仲沢 章   甲府市都市建設部都市計画課
 事務局  廣瀬紀雄   甲府駅南口のまちづくり研究会
      矢崎俊秀   甲府駅南口のまちづくり研究会 
      山口敏裕   甲府駅南口のまちづくり研究会
 
  

 *別途、ワークショップを10月、11月、12月に予定してお  ります。

     







2012/08/28 11:53:07|その他
支援団体としての対象
 この度、国土交通省が実施する「住まい・まちづくり担い手事業」に提案応募した結果、支援対象に値するものとして、当研究会の今年度事業が評価されました。

 評価は、昨年度からの取り組みに発展性に加え、過年度の活動の集大成として、成果が確実に見込まれるかどうかの観点から認められました。

<活動の趣旨・目的>
  甲府駅南口は、県下最大の交通結節点であります。このため、 当該地域の都市機能を最大に活用することは、低炭素社会や持続 社会の形成を図る上で、極めて重要であります。
  
  そこで、既成市街地の民間機能の再生と活用を最大限に図るこ とが持続社会や低炭素のまちづくりの形成に寄与するものである ことから、当該地域一帯の商業施設や業務施設の山梨らしさの景 観対策とともに、土地区画整理事業や市街地再開発事業について 実現性などを検討していきます。