Kingfisher m@ns Wharf

自然派嗜好のポレポレおやじのご近所自然界報告?です。星、山、空、と魅せられ、最近は近所の野鳥に惑わされています。 日々の生活では忘れがちな身近にある「じねん」。ちょっと立ち止まってのんびりと見つめてみたいと思います。 ふっとのぞいてみると川面に映る翡翠色...
 
2010/08/14 10:37:40|Nature
ブロッケン現象
山で出会ったブロッケンさんです。
背から日の光を受けた影がガスに投影される際に散乱され御光(光輪)が差す現象です。
カメラを構えた姿の影になりますがわかるでしょうか?

左右に人がいても映る影は自分のものだけ.. 不思議ですね。







2010/08/12 21:28:40|Nature
雲上の富士・夜明け
標高2900m、北岳山荘からの夜明けです。2泊した2回の明け模様です。(8/4,5 4:50頃)
薄明のグラデーションはお天気の状況によりその都度異なりますが、恵まれてそれぞれ楽しむことができました。

参考までにこの山域の安定期の天気概況を解説しますと..
夜明け前、降りた雲が甲府盆地を塞いでいます。(稜線上は快晴です!)
雲は日の出後暫く停滞後、気温の上昇に伴い徐々に昇ってきます。10時頃には稜線に達し、昼の山上は雲中となります。
午後は大気の安定度にもよりますが霧雨〜雷雨というのがこの山域の「夏山天気」になります。
夕刻には雲が降りはじめ日没〜夕焼けが堪能できることも..
薄明が終わる頃には、満天の星と宙を横切る天の川を堪能できます。

このところ天気が不安定ですが、台風一過後は夏山盛り!を期待したいですね。







2010/08/06 13:21:14|Nature
ライチョウ
夏期休暇を利用して白根三山(白峰三山:北岳、間の岳、農鳥岳)に登って来ました。
あまり期待はしていなかったのですが、ライチョウに出会うことができました。
最終的に、3組の親子に会えました。
猛禽に対する警戒心が強く、晴天下ではあまり姿を見せないと言われていますが晴天2回、雲中1回の対面でした。
保護されているという自覚のせいか人に対する警戒感は薄く、登山道の数メートル先にいました。
人目を気にせず、ヒナ鳥がちょこまか動き回り、親鳥が見守っていました。







2010/08/02 19:31:54|Kingfisher
カワセミ親子
暑い季節、いつ野鳥を観察するか.. 早起きは苦手なので休日の朝、夕刻になります。
炎天下は辛いのでほどほどの天気のときに見に行きます。 そんな調子なのでこの時期なかなかコンタクトできません。

そんな中、久しぶりにカワセミの父と子の姿です。手前が子供です。子が幾度となく飛び込み魚を捕獲していました。
その間、父は.. 上空・周辺に気を遣いながら見守っていました。

この水域では一人っ子政策なのか、親と子1羽ずつの姿しか見たことがありません。
宅地に近い河川なので、住宅事情(土壁の土手がない)・食糧事情(堰の開閉により水量が変わる)の影響か、魚影濃い緑豊かな里山地域とは異なる生態なのかもしれません。
それでも、環境に合わせて生きてゆくのが、野生の生命力でしょうか。







2010/07/28 20:45:25|Nature
山岳風景
権現岳稜線・山頂からの南八ヶ岳核心部です。
阿弥陀岳〜中岳〜赤岳の稜線、その後方に横岳、硫黄岳が見えます。
南八ッの男性的な山岳風景が好きで、学生の頃より幾度となく登っています。
麓から幾つかのルートがありますが、数時間でこの風景に会えるのがこの山の魅力でしょうか。

魚眼レンズでの風景は.. 足元、眼下500mの沢谷、尾根筋、南八核心部、奥に見える蓼科、頂上岩峰になります。
歪んではいますが、山頂からのそこに立ったときの広陵感がお伝えすることができるでしょうか。