Kingfisher m@ns Wharf

鳥の巣に使われていた羽毛から目に付いたものをピックアップしてみました。
カケスの羽、キセキレイの羽あたりは判るのですが.. あとは.. 判りません..

下山中に見つけたお宝です。落ち葉の中に転がっていました。何か塊があるなと思い拾い上げ、枯れ葉を払うと出てきたのがこれです。
持ち主・制作者は不明ですが.. 鳥の巣です。
木の表面に付いた苔を土台に巣作りをしたのでしょうが、乾燥？重さ？に耐えかねて落ちてしまったようです。
外装は苔と獣毛の織物、内装はふかふか羽毛の新築でした。
手を入れてみると、まとわりつく羽の感触が何とも暖かく、肌触り良く、頬ずりしたくなるような気持ちの良いものでした。
臭いは.. 悪臭もなく、鳥の臭いもないのですが、獣臭がします。
臭いの元は素材に用いたイノシシの毛のようです。



家人の目を気にしつつ、分解・観察してみました。
家主の羽毛があるのかないのか判りませんが、いろいろな種類の鳥の羽が混ざっていました。
加えて獣の毛、木の皮などなど。天然素材100%でした。

３番手は素材収集中のヒガラです。山道のすぐ脇でちょこまかちょこまか動く姿を見つけました。
暫くして何かGetしたのか、地面近くの枝先でくわえていたものをまとめようとしていました。
何をくわえているのか？と見てみると.. 獣の体毛のようです（ちぢみ具合から羽毛ではないようです）。
今回出会ったカモシカ？イノシシ？　途中で見かけた糞、足跡、枝についた毛、等々から持ち主を想像してみましたが.. 判らずとも、思いを巡らしてみるのもいいものです。

繁殖に備え、巣作りに忙しい季節ですね。

２番手は、登山道で出会ったヤマカガシです。
一応毒蛇扱いですので、手は出さずに..
体長は１ｍほどでしょうか。尾部は隠れていたので不確かです。小顔ですがメタボ体型です。

頭から首にかけての朱色と文様がなかなかのものです。
お持ち帰りしたかったのですが、家族の評判も良くないし..
何より、自然のものはそのままに、です。撮っていいのは写真だけ。盗ってはいけません。

出会いを求めて新緑の櫛形山に行って来ました。
期待はしてなかったのですが、いろいろ出会いがありました。それこれを順次紹介していきたいと思います。
ちなみに動き物はカケス、ヤマカガシ、ニホンカモシカ、イノシシ、ヒガラ.. を見かけました。
見たもの全てを写真に収めることはできませんでしたが、カモシカはバッチリ撮らせていただきました。

登りの途中でガサゴソ音がして50m先の木陰に見ることができラッキーと思っていたら.. ２度目の遭遇！
十数m先までお近づきできました。
（初見から１時間後、別の場所なので同じ個体かは判りませんが行動範囲と地形を考えると同じ？か..）
冬毛？なのかふさふさ感が暖かそうで、ぬいぐるみのような..
ただし顔と体躯は名のシカではなく、ウシ系です。
周りには私だけ。数分の間、見つめ合うことができました。