Kingfisher m@ns Wharf

自然派嗜好のポレポレおやじのご近所自然界報告?です。星、山、空、と魅せられ、最近は近所の野鳥に惑わされています。 日々の生活では忘れがちな身近にある「じねん」。ちょっと立ち止まってのんびりと見つめてみたいと思います。 ふっとのぞいてみると川面に映る翡翠色...
 
2009/10/31 12:06:19|Nature
ミドリガメ
急に朝晩冷え込むようになり、これまで目にしていた生き物の姿が見えなくなりました。その一つがカメ。
カワセミを観察している川にいるのですが、そのカメの種類はミドリガメ。祭の露天などで売られている緑地に縞々模様のあのカメです。ただし大きさは販売時の5cmではなく10cm,15cm,20cmのクラスです。

ミドリガメはミシシッピアカミミガメの幼体の俗称。小魚を捕食し、25〜30cmにまで成長するようです。
ワニガメのように人に対しての危険はないようですが、生態系にとっては.. 要注意外来生物だそうです。

毎年見かけ、大中小そろっているところから繁殖、棲息しているということでしょう。
のどかに見える風景にも怪しい兆しが?冬眠に向かうカメには悪意はないのですが...








2009/10/28 22:52:30|Nature
Rising Sun 日の出
山梨に住んでいると周りが山に囲まれているので、日の出・日の入りに合わせてダイヤモンド富士・トパーズ駒が楽しめます。逆に、地平線・水平線から昇る・沈む太陽が見られず、変なあこがれがあります。
甲府盆地での日の出の場合、山の端から太陽が顔を出すのは予報時刻から2,30分後になります。
空はすっかり明るく、太陽はギラギラ。真っ赤なミートボールは期待できません。

夜の静寂が徐々に白ばみ、天空の濃紺〜地平の赤橙のグラデーションの一端から来光が..にあこがれて
東京・新木場でチャンスがありました。葛西の観覧車をシルエットに、5時半頃です。







2009/10/24 17:49:37|Nature
モズの高鳴き
10月の初旬、庭先で甲高い鳥の声を聞きました。電線にモズが。秋入りの風物詩「モズの高鳴き」でした。
エサが少なくなるこの時期、モズのつがいは雌雄別々になりそれぞれ縄張り宣言・高鳴きをします。

近頃では、高鳴きをしていたモズが、すっかり自分の縄張りにしたのかちょくちょくと庭先を訪れます。
ハンター系の鳥(モズ、カワセミ)は、獲物を探すためか定点にいることが多く観察しやすいのですが、スズメ、シジュウカラなどはちょこまか動き回り、身近にいる割に見るのが大変です。

木の葉が落ち始め、モズの早贄えを庭木に探す季節になりました。

左の電線上は庭先の♂、右の木の中は近所の♀です。








2009/10/22 21:10:52|Nature
トパーズ甲斐駒
秋空にひつじ雲が現れ、先日は南アルプスの稜線上に艶やかな夕焼けが見られました。
黄昏時の色彩の移ろいを見ながら、ふと学生の頃、舞鶴陸橋の上から甲斐駒に沈む太陽を見たことを思い出しました。
季節は忘れてしまいましたが、寒さに向かう時期だったような気がします。
快晴の日は何のへんてつもないのですが、薄雲・霞がかかるとその状態により、朱に染まるミートボールのときもあれば、黄金色に輝くときもあり.. その数日間は楽しませてもらいました。
出ずる「ダイヤモンド富士」に対抗して、没する「トパーズ駒」と名付けてみました。甲斐の地は風流ですね。

ちなみに「トパーズ駒」の頃は甲府駅構内の鉄路に夕日が映り、静かなホームとシグナルが旅愁を醸し出し.. 「Discover Japan」(古い!)の趣でした。 今時の鉄夫・鉄子さんにもお薦めです。







2009/10/17 21:18:57|Nature
青大将
川岸のヤブでカワセミを見ていると、ときに、遭遇します。
保護色で最接近するまで気が付きません(通常は先方がこっちの接近に気付いて退散してくれるのですが..)。

お持ち帰りしたいのですが、家族の評判が悪いのと、食べさせていくのが大変そうなので諦める次第です。
ヘビそのものより、その抜け殻が欲しいと思うのですが..
セミ、ヤゴ、ヘビ、脱け殻って見ていて飽きません。何かそそられません?