超新星「1987A」は、1987年02月24日に大マゼラン雲の中に出現。
大マゼラン雲は、天の南半球にある天体で、私たちの天の川銀河のお供の銀河です。
マゼラン雲は、星の大集団、日本から直接見ることはできませんが、この超新星からやってきたニュートリノは、地球を通り抜けて、日本のカミオカンデで観測されました。
超新星1987A→SN1987A…SNとは「supernova=超新星」の略です。
大きな星が、一生を終える時に起こす大爆発が「超新星」です。
太陽も含め恒星は自ら輝いていますが、無限に輝いていられるわけではありません。
太陽など、恒星は水素をヘリウムに変える核融合反応で光り輝きます。つまり、水素4つでより大きなヘリウム原子核を作り、この時にエネルギーができると云います。
年老いた恒星とは、原子核反応でより重い元素を作りながら輝いているのですから、星の中に重い元素が溜まると考えれば良いでしょう。
大きな星では、ヘリウムが反応をはじめます。
ヘリウムが反応して、より重い複雑な元素ができて行きます。
ヘリウム、リチウム、ベリリウム、ホウ素、炭素、窒素、酸素、珪素、鉄…など。
鉄より重い元素は、星の中では作られないようです。
ですが、私たちの身の回りには、鉄より重い元素は、たくさんあります。たとえば金、銀、銅など。
この重い元素たちは、超新星爆発の時に作られることが分かっています。
太陽の8倍以上大きい恒星が、超新星爆発を起こします。
今、地球に金・銀・銅などがあるのは、太陽が生まれる前に一度以上、超新星爆発があったということになるのです。
大マゼラン雲の『SN 1987A』でも様々な重元素が作られたことでしょう。
超新星爆発が観測されて27年。月日の経つのは早いものです。