月明かりや街明かりがなく、空気が澄んだ最高の夜空で見ることの出来る星の数は、全天で約8500個と言われています。このうち、地平線の下にある星は見ることは出来ないし、地平線付近の星はみづらいことから、一度に見ることの出来る星の数は約3000個となっています。よく「星の数ほど・・・」と言いますが以外と少ないと思うかも知れません。
この「星の数ほど」の星が私たちの生活環境の変化と共に見えなくなって来ています。それは街明かりのせいです。私たちにとって、なくてはならない明かりですが、中には必要のない明かりも多いのではないでしょうか。
環境問題の一つとして、この光害も大きな課題となっています。そんな星空環境を測定するために「夜空メーター」というものが作られています。これは電気を流して光る電球の明るさを調整し、夜空と同じ明るさになったときのメーターの数値を読み取るという簡単な仕組みだそうです。
思えば昔、庭先に出ると満天の星空を見ることが出来た気がします。今では富士山など標高の高い地域でしかきれいな星空を見ることが出来なくなっています。「星のすめる空」を取り戻すには、どうしたらいいのでしょう。
まず出来ることは、私たちに一人一人が星空環境を理解し、無駄な明かりを消すことから始まるのではないでしょうか。