光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2016/09/04 21:28:00|季節からのプレゼント
いつもの散歩路

今日は朝から地域で実施された防災訓練に参加しました。炎天下のなか、AEDを使った応急的人命救助、消火器を使った初期消火、消火栓ホースを使った延焼防止放水など、普段体験することが少ないこともあって、参加者の皆さんが結構真剣に取り組んでいるのが印象的でした。

 

さて、日に日に夕暮れが早く訪れるように感じます。日中の地熱が少し残る農道を早足で歩きました。

雲が多めでしたが、いつものように富士山も見えます。あとひと月もすれば、初冠雪が見られるでしょう。

 

次に目に入ったのは、使われなくなった保育園です。年々減少する児童、設備の老朽化、それに予算削減と、色々と大人の事情でしょうが、その犠牲になるのは、いつも弱い立場の市民です。この園も、つい2年ほど前には元気な園児たちのはしゃぐ声が遠くまで聞こえて来たのを覚えています。雑草だらけの園庭を見ると、なぜか寂しさが込み上げて来るのを覚えます。

 

園を背中にして、ここからキツイ登り坂の農道が続きます。周囲は稲穂が実りつつある田園風景ですが、日増しに緑色に黄色が混ざり、まぶしくなるのが分かります。

途中、見つけた大きな葉っぱが目立つこの畑には、里芋が栽培されています。大きな葉で太陽光をたくさん浴びて、地下には美味しい里芋たちが収穫されるのを待っている事でしょう。

 

・・・初秋の一日、ゆったりとした時間が過ぎて行きます。







2016/09/02 22:10:46|季節からのプレゼント
いつもの散歩路
夕暮れ時の農道を、少し速足で歩くこと30分を目標に決めました。

住む地域には農道が四方八方に伸びていて、さらに坂道も用意されているので、有酸素運動には最適です。…結構キツイと感じますが。

コースを少し変えただけでも、見える風景はさまざまで、田園はもちろん、花畑や果樹園の様子までも、季節からのプレゼントが用意されています。

地上で見える風景や、見上げた空の表情もその場限りのもの…少しの時間の経過とともに表情を変えます。まさに一期一会です。

これからは、ゆっくり動く時間軸に乗って、見えて来るもの、聴こえて来るもの、そして心に届くメッセージを受け取れるよう、より精進します。







2016/09/02 16:09:09|我が家イベント
家族からのサプライズ

サラリーマン人生を卒業後、2日が経ちました。

朝の目覚めは、相変わらず5時前後と習慣とはいえ、そう簡単には切り替えられないものです。まぁ、無理することなく自然体で暮らそうと思います。

家族から買い物ついでにランチに誘われ、近くのショッピングモールに出掛けて来ました。思えば平日の午前、こんな場所にいること自体がなかったので、違和感を持ちつつも、これからは”いつでも来れる”…と、ふとそんなことを思いながら、ささやかな幸福感に浸っていました。

午後、帰宅した娘からサプライズでプレゼントがあって、またまた涙腺が緩んでしまいました。家族とは、本当にありがたい存在で、組織の最小単位でもあり、社会へつながる原点、かけがえのないものだと身に沁みました。

・・・ありがとう。

 







2016/08/31 22:18:00|心の旅路
私の一番長い日…最終出勤日

本日(8/31)、43年と4か月あまり勤めた会社の最終出勤日となりました。

 

いつもと変わらない時間に起床し、普段と全く同じパターンで出社したのですが、今日は朝から全職場でお世話になった人たちに、感謝の挨拶をさせていただくつもりでいたので、それを想うと、運転中、かなりウルウル来ていたんじゃないかと、いま思えばそんな気がします。

 

さすがに40数年経つと、社員さんも例外なく世代交代を余儀なくされ、知らない人たちばかりでしたが、それでも顔見知りの社員さんを見つけた時は、嬉しさが込み上げて来ました。

 

今まで、何人の先輩たちを送って来たことだろう・・・。今日、自分がその立場になって、“とうとうこの日がやって来た”・・・なるほど、嬉しくもあり、寂しくもあり、そして時間が経つにつれて、感謝の気持ちが溢れて来て、今夜は涙が止まりません。

 

※記念に”サンパラソル”の大きな鉢植えと、寄せ書きをいただきました。
 皆からのメッセージを読むたびに、どうしても涙腺が緩んでしまいます。   








2016/08/31 6:00:26|星に願いを
銀河までの距離
近傍銀河までの距離は、変光周期が長ければ絶対等級が明るく、短ければ暗いという性質のセファイド型変光星を使って算出します。

その明るさと周期の関係は詳しく調べられていて、これは銀河の中にセファイド型変光星を見つけ、その周期を測れば、絶対等級がわかることから、それと実際の明るさ(実視等級)との比較で距離を求めるというもの。

この方法を見つけたのは、アメリカの女性天文学者、リービット(1868〜1921)と云う人物で、正確には天文学者ではなく天文台職員だったそうですが、彼女の偉大な業績であるのは変わりはありません。
 
比較的近くの銀河で、変光星が観測できる距離まではこの方法でいいとして、それより遠くの銀河は、タリー・フィッシャー関係が用いられています。
 
これは銀河の回転速度とその絶対光度の間に、明るい銀河ほど回転速度が大きいという関係があって、明るいということは重いということで、重い方が速く回らないと釣り合いが取れない・・・という経験則。


経験則なだけに距離算出には不確かさが残ります。その両方で観測された銀河のひとつがNGC2403であって、宇宙の距離を決める一里塚となった銀河でもあります。

セファイド型変光星を使った距離の算出は比較的正確で、NGC2403までは1100万光年とされていますが、それでも二桁目の100万光年は怪しいそうです。
 
NGC2903までの距離は2000万光年で、こちらはというとかなりの誤差を持っています。

※参考画像は渦巻き銀河「NGC2403」。