光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2016/06/24 6:00:25|星に願いを
星の大きさと重さ

私たちから見ると、夜空に見えている星は点にしか見えません。
 
実際はどのくらいの大きさなのか考えられたことがあるのでしょうか。
 
実際に星たちは私たちのスケールでは考えられないくらい大きいものです。

身近の星、太陽について考えてみます。太陽の直径は139万2千キロメートル。
 
この大きさは、地球と月の距離の三倍以上になります。
 
しかし、こんなに大きな太陽でも、宇宙にある星の中では一般的なサイズだと云います。

織り姫星は太陽の三倍の大きさ、南の空で輝くアンタレスは230倍、冬の空で輝くベテルギウスはなんと800倍もの大きさがあるのです。

もう一つ考えなければならないのが、星の重さ。

宇宙で光っている恒星の主な成分は水素ガスで、このガスが多ければ多いほど、星は重くなります。
 
そして、星の重さはその星の寿命と関係があるのです。
 
重い星は自分自身の重力が強くなる。つまり恒星はガスのかたまりなので、真ん中に落ち込む力が強くなると、どんどん小さく圧縮されて行きます。
 
そのままでは潰されてしまうので、それを支えるために中心部分で激しい爆発を続けなければならない・・・つまり燃料を大量に使ってしまうことになります。
 
対して、軽い星は落ち込む力があまり強くないため、ゆっくりと燃えることが出来、結果的に寿命が長くなるのです。

 







2016/06/21 6:00:38|歳時記
夏至(げし)

今日(621日)は24節気の夏至(げし)です。
太陽黄径90度、芒種から数えて、15日頃となります。

一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日と覚えてきました。

昼間の時間差は冬至と比較すると、4時間以上もあります。

暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えが盛んになる頃。暑さのピークは1カ月ほど先になるでしょう。

冬至にかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えしたりするようです。筆者の住む地域ではあまり聞いたことがありません。

沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」と云って、この風が吹くと、梅雨が明けて本格的な夏の到来となるようです。

グローバルな視点では、日照時間の短い北欧は、昼間の最も長い夏至は、とても大切な日とされ、フィンランドをはじめ、さまざまな国で夏至祭が催されます。

ちなみに、スウェーデンでは、国中が週末お休みになるそうです。







2016/06/19 6:00:37|星に願いを
車輪銀河
車輪銀河は銀河の形態学的分類では、以前は「特異銀河」に、最近では「リング銀河」に分類されています。

リング銀河はやがて外側のリングがいくつかの塊に分裂し、ばらばらの小さな銀河になると推測されています。

このようなリング銀河ではリング構造は銀河の赤道方向にあるのですが、銀河を南北にリングが取り巻くものもあって、これは「極リング銀河」と呼ばれるものです。

極リング銀河は渦巻がもう1つの渦巻銀河の中心を垂直に貫通することによって形成されると考えられていますが、中には2つの銀河の接近遭遇により一方の銀河のガスがもう一方に、はぎ取られてリングを形成しているものもあると云います。

正面衝突に比べ、相互作用の確率は高いため、極リング銀河はリング銀河に比べて数が多く、100個ほどが確認されているそうです。

画像は「リング銀河AM0644-741」。







2016/06/16 6:00:16|心の旅路
経験すること
私たちは皆、この現世に未熟さを持って生まれ、それを少しでも克服しようとやって来たのです。

つまり、学ぶ必要があるから生まれて来たということ。

その未熟さを乗り越えていくために必要なのは理論でも理屈でもありません。

ただひたすら、経験すること、それに尽きます。

誰かがその代わりをしてはくれません。

あなたが責任主体です。

たとえば霊能者が、あれこれとあなたの人生に踏み込み、「右に進みなさい、左はNG…」と指図していたら、どうなるでしょう。

あなたの人生から感動と経験を奪ってしまうことになりませんか。

つまづいて、転ぶことだって大切な経験。


霊能に頼ることは単なる依存に過ぎないということを理解して下さい。
 







2016/06/13 6:00:38|星に願いを
ガリレオ衛星

木星には、とてもたくさんの衛星があって、そのうち大きいもの4つは、小型の天体望遠鏡でも見ることができ、「四大衛星」または「ガリレオ衛星」と呼ばれています。

「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」。

この4つが、「ガリレオ衛星」です。

ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡で木星を見たとき、木星の近くにある小さな輝きを背景にある恒星だと思ったそうです。

だけど、別の日に木星を見るとやはり、小さな輝きが傍らにあって、しかも並び方が変化してる…。

このことから「これは木星の周囲を巡る惑星に違いない」と気付いたんだとか。

ガリレオが最初に見たとき3つ見えていた光の点は後に4つあることが分かり、これが、ガリレオ衛星の発見ということになったのです。


最近の木星は、しし座のあたりにいます。20時以降、西南西の方向を見上げてみて下さい。
 
しし座のレグノスよりひときわ明るく、鋭い明るさの星が輝いています。400年前にもあの、ガリレオが観ていた木星を見つけ、思いを馳せて下さい。