光の旅人☆彡

🎼ようこそいらっしゃいました。 ★★★宇宙が誕生して138億年・・・。 私たちはいったいどこから来て、どこに向かうのでしょう・・・。 宇宙を旅すること・・・それはひたすら私たちのアイデンティティを求める旅に出ることではないでしょうか。 あなたも、あなた自身の”本質”を捜し求める”心の旅”に同行しませんか。 ・・・荷物はひとつ、”探究心”のみです。
 
2015/08/01 6:57:45|星に願いを
天の川銀河

天の川は、遠くにある恒星が密集して見える状態。

夜空に輝く星座を作る星たちは、私たちの太陽のような天体、つまり核融合反応をエネルギー源に自ら光り輝いています。

こんな太陽のような天体が全天の40%ほど集まっているのが「天の川銀河」です。

「天の川銀河」は、星の大集団、2千億個の星々の集まりです。

私たちは、その中に住んでいますから、当然その全貌を遠望することは出来ません。

ですが、さまざまな観測により、私たちの「天の川銀河」は、棒渦巻銀河という姿だと考えられています。

真横から見ると薄く平べったく、真上から見ると渦を巻いていて、その中心部は、棒状になっているようです。

そんな銀河の中心方向を太陽系から見ると、いて座の方向となります。

それ故、夏の天の川は、明るく川幅が広いという訳です。

いて座は、星座の絵では、半人半馬が弓を弾く姿が描かれています。

半人半馬は、ギリシャ神話に登場する架空の種族ケンタウルス。

いて座となっているのは、ケンタウルス族の中でも賢者であったケイローンの姿とされています。

いて座の目印は、南斗六星、6つの星がひしゃくの形に並んでいるのが分かります。

中国では、北斗七星と対をなす、寿命を決める神様とされています。

また、西洋では、ミルキーウェイ(=天の川)のミルクをくみ出すひしゃく(=ディパー)で「ミルクディパー」と呼ばれています。

今宵…スター・ウィークの夜に、いて座付近に天の川を探してみてはいかがでしょう。

もちろん、空模様が気になるところですが…。

 







2015/07/30 6:04:43|心の旅路
あなたに起きる”現実”
「あなたの周りで起こる出来事に偶然はなく、すべて必然」という言葉を間違って捉えてる人々に会います。

「人生に起きることは初めから決まっている」という諦めにも似た運命論的な捉え方をしているのです。

ですが、それは間違いだと云わざるを得ません。

あなたの現実を決めるのは、あなたの「思い・言葉・行為」のすべてで、それらが作るカルマがその後の人生を決めていく、その意味での「必然」なのですから。

今のあなたは、これまでのあなたの在り方(原因)の結果だと云うこと。

つまり、過去の「思い・言葉・行為」から必然的に導き出された状態に今おかれているのです。

もし、苦境に立たされていると感じた時は、このことをぜひ、考えてみて下さい。

そして、今の苦境を乗り越えた、その先には、より成長できるあなたの姿が見えて来るはずです。







2015/07/28 10:30:45|星に願いを
宇宙背景放射
1992年4月23日、宇宙背景放射探査衛星COBEが「3K宇宙背景放射」のゆらぎを観測。

今日は、宇宙背景放射についての解説をします。

「宇宙背景放射」は、「宇宙マイクロ波背景放射」とか「マイクロ波背景放射」とか「3K背景放射」「3K放射」とか呼ばれます。

英語では「cosmic microwave background」、「CMB」と略。

「背景輻射」と書かれている本もあるようですが、「放射」と「輻射」は、同じ意味です。

「3K」とは何かというと、まず「K」は、ケルビンと読み、これは絶対温度を表します。
「3ケルビン」・・・絶対温度3度ですから、超冷たい世界だと云えます。
水が凍る温度「摂氏0°」が、273K、3Kは、摂氏にすると-270°になります。

「宇宙背景放射」は、天球上の全方向からほぼ等方的に観測される電磁波です。
電磁波は、電波や赤外線、光、紫外線、X線、γ線などの総称。

私たちの目で見える波長を「光」と呼んでいますが、光より少しだけ波長が長くて目に見えない電磁波は、赤外線と呼ばれます。

電波は、光よりも赤外線よりも波長の長い電磁波。

「宇宙背景放射」は、光よりもず〜っと波長が長いマイクロ波と呼ばれる電波の一種なのです。

「宇宙背景放射」は、発見される以前よりビッグバン理論から存在が予言されていたと云います。

遠方の銀河が私たちから遠ざかる…
宇宙膨張を逆に辿ると大昔の宇宙は火の玉であったということになります。


宇宙背景放射は、そんな火の玉だった宇宙の名残だと考えられているそうです。

「宇宙のあらゆる方向からマイクロ波がやってくる!」この事実に初めて気づいたのは、アーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソンでした。

彼らは、アメリカの「ベル電話研究所」で、アンテナの雑音を減らす研究をしていたそうな。

彼らが調べていた雑音の正体は、実は宇宙の始まりを知らせる信号だったのです。

宇宙背景放射は、偶然に発見されたものだけど、ペンジアスとウィルソンは、この発見によって、1978年にノーベル物理学賞を受賞しています。

<COBEの活躍>
1992年4月23日は、宇宙背景放射探査衛星COBEが「3K宇宙背景放射」のゆらぎを観測した日。

宇宙背景放射探査衛星COBEは、1989年に NASAが打ち上げた衛星です。

「宇宙背景放射」は、天球上の全方向からほぼ等方的に観測される電磁波だけど、実は、どの方向からも全く同じではなく「わずかなゆらぎ」があることが、COBEの観測でわかったらしい。

2003年には、WMAP衛星で、さらに詳しくこの「ゆらぎ」画観測。

この「ゆらぎ」の発見によって、宇宙膨張の最初の時期に加速度的に宇宙が大きくなった時期があったのではないかと考えられるようになって、これが、宇宙のインフレーションと呼ばれるものです。


宇宙背景放射のゆらぎは、非常にわずかなものなのですが、この揺らぎのパターンの解析によってインフレーションが起こったと考えられるようになったと云います。

宇宙背景放射…これはビックバン理論を語る上には欠かせない発見だと云えるのでしょう。

 







2015/07/26 6:16:10|心の旅路
”本物の友情”を築くこと
友だちがたくさんいることで「自分は友だちに恵まれている」と思うのは、一種の物質主義的価値観だと云えます。
 
友だちというのは「数」の多さではないのですから。
 
本物の友情を築き、大切にしていこうと思えば、自然とその数は限られてくるのではないでしょうか。
 
そして、もしも、あなたが甘い人間に頼られたり、利用されたりすることが多いとしたら、あなた自身の波長を反省しなければなりません。
 
あなたのなかに、すぐに情にほだされてしまう甘さがあるのかも知れません。
 
そこにつけ込む人たちが寄ってくるのです。
 
「波長の法則」を思い出して下さい。

 







2015/07/23 8:09:35|歳時記
24節気”大暑”
今日(7月23日)は24節気の“大暑”です。
 
太陽黄径120度。小暑から数えて15日目頃で「だいしょ」ともいいます。

梅雨明けの時季で、夏の土用もこの頃。いよいよ本格的な夏の到来となります。

日本列島は梅雨明け以降、猛暑で救急搬送される人たちも少なくありませんが、大暑という文字を見るだけでも、最も暑い頃という意味が理解できるでしょう。

動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、この大暑の日に合わせていることが多いようです。

打ち水とは、道路や庭に水をまいて土埃を防いだり、水が蒸発するときの“気化熱”を利用して、涼を得たりすることで、昔から伝わる生活の知恵です。

元々は神様が通る道を清めるためのものでしたが、江戸時代には、主に涼を得ることが目的となりました。

筆者が子供の頃には、路地裏の路が未舗装で、夕方になると”ひぐらし”の鳴く声を聴きながら、打ち水をするシーンが当たり前のように見られましたが、最近はこんな光景は、すっかり見かけなくなりました。