至福の余韻にまだまだ浸っていたいところですが、期待の我が愛馬が出走とあり先日のツアーのつづきは近い将来に更新したいと思っています。
というわけで、今週は我が厩舎のエース(候補)であるフェンネルがセン馬となり2戦目に出走いたします。
前走は馬体減の影響からか、まったく見せ場のないレースとなり向こう3ヶ月外出も控えたいほど意気消沈してしまいましたが、本来の力を発揮できればこのクラスは問題なく突破できるものと思っています。
しかしながら、精神面の問題に加えここにきて馬体の回復度がスローとあり、状態を見ながら慎重に経過を見られていましたが、あまりのスローに昆ちゃん先生は刺激策とし「ひとまず」出走という手段に打って出ました。
今週の師のコメントでは「高い能力を秘めるので・・・」と忘れられていなかったことに感激し、今もなおフェンネルの再起に期待を寄せてくれているのだと頬を濡らすほどありがたいお言葉でした。
調教では体調一息ながら好時計を出しているものの、心身がかみ合わぬ現状では勝利まで期待するのは酷かもしれません。
今回は再起のきっかけになるよう何か一つでも収穫があればよしとし、心穏やかにレースを見守りたいと思います。
そして、同じく昆厩舎の3歳ドラフト1位のロードプレステージが先月末のダービーデーに初勝利を目指し京都で芝2400戦に出走しました。
なんとこのレースを翌週にロード北海道ツアーを控える中、何を血迷ったか強行遠征にて京都競馬場へ応援に行ってまいりました。
この遠征に関しては、スレッジハンマーも京都へ遠征し最後の3歳限定500万下に出走を予定しており、水曜昼の想定の段階ではフェンネルも同日に想定され奇跡の3頭出しか!と一気に昂ぶりその日のうちに遠征を決断。しかしながら、スレッジはブロック制に阻まれ除外、フェンネルは体調一息で自重と結局はプレステージ1頭となってしまいました・・・もちろん、「もれなく」当たる口取り権利も携え新潟に続く再会に向け上洛の途へ。
パドックにて3週間ぶりに再会を果たしたものの、第一声は前回同様「細っ!」
使った上積みは望めなかったものの、距離延長と昨年マズマズの競馬をしたコース相性でなんとか掲示板確保の一歩前進を!と期待しレースを迎えました。
折り合いも付き後方で脚を溜めいざ直線へ向かいましたが、それなりに伸びては来ているものの前との差は詰まらず過去最低の11着に惨敗。
大きく負けた印象はないものの、おっ!!!と思える展開もない敗戦で厳しい現実が近いことを悟りました。
レース後のレクチャーでも、あとはダートを使うくらいかな?でもパワーないし体増えないし・・・と寂しいものに。
今週のダート戦への出走も予定されていましたが除外となり、来週以降の出走に最後の勝負をかけることになります。
なんとか母父マインシャフトの覚醒でダートでの掲示板以上に期待し土壇場での初勝利獲得を願っています。
そして、この日は11R白藤賞に新馬勝利を目の当たりにしたルアンジュが登場とあり、命名者であるケンにぃと共に応援してまいりました。
プレステージのレクチャー時にルアンジュの手応えを伺ったところ「ずいぶん大きく成長し迫力が増しましたよ!」と結構良い感触。
レースレコードとなったダービーを見届けようとパドック近くのモニター前で2人で待機していましたが、そこに映し出されたルアンジュの馬体重は-14kg!
あれ?お昼の大きくなったとの言葉はなんだったのか?
想定外の二桁減を目にしたケンにぃの漫画に出てくるような唖然とした表情はダービーデーの良き思い出です。
結果は久々ながらも4着と力を見せてくれましたし、この夏以降は楽しみが広がるような走りでした。
是非とも妹であるラグランジュにも姉同様に頑張って欲しいところです。
というわけで、プレステージを応援してくださった皆様ありがとうございました。京都、大阪でお世話になりましたケンにぃ、松ちゃんありがとうございました!
そしてフェンネルを応援して下さる皆様、心穏やかに温かい応援よろしくお願いいたします。