じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

長期の休養明けを叩き、俄然調子も上がってまいりました私ですが、好調時を持続するのが難しい年齢となってきましたので、勢いのあるうちに休養期間中の出来事を振り返っていきます。

なんといっても一番嬉しかったのが、第二のエンドスウィープと期待を寄せる新種牡馬エンパイアメーカーの愛馬であるヴァローアの初勝利でした！



昨秋には北海道にて栗東への移動直前のヴァローアに会うことができ、デビュー戦だけは関西でも応援に行って再会しよう！と心に決めていたのですが、幸運なことにスレッジハンマーが初勝利した同日に府中のダート1400戦でのデビューとなりました。




パドック写真はすべてトールさん撮影

デビュー戦の鞍上は、その２週間後に亡くなった後藤騎手でした。
スレッジの口取りがあり、終了後にパドックに着いたときにはすでに本馬場への移動した後となり、この後藤騎手の優しき眼差しを見る事が出来ず今となってはとても残念でなりません。成長したヴァローアにまた乗って欲しかったなぁ。

予想紙では高評価を戴きナカナカの人気での出走でしたが、戦前のコメントから一度使われてからかな？と冷静にレースを迎えることが出来ました。

スタートも決め好位で追走し直線に向くも、もう一歩の伸びが見られず６着となりました。それでも、直線では最後まで止まることなくジリジリと延びていましたので落胆するほどの競馬ではありませんでした。

何より、牧場で触れ合った愛馬のデビュー戦とあり成長を遂げたヴァローアに会えた事が一番うれしかったです。

そして、この記念すべきデビュー戦のゼッケンプレゼントに応募したところ見事当選！本当にどこまで楽しませてくれるのでしょう。

そして迎えた３/14の２戦目

当初は同週の中京競馬場での出走予定でしたので、現地観戦する気満々でしたが、除外の可能性もあり直前に阪神ダート1200戦へ変更。

距離短縮はプラスにならないように思えたものの、鞍上には男・藤田騎手を配し初勝利への期待は高まるばかり！

かなりギリギリまで悩んだものの、急遽遠い仁川で早朝１Ｒの出走とあり今回の現地観戦は断念・・・日程上、車での日帰りでこなさなければならず独り往復1,000kmはキツ過ぎます。

ああ、牝馬限定戦でメンバー的にも勝てそうなのに・・・

しかし、そんなことを思っていたのは少なかったらしく一気に人気を落とし９番人気の低評価に・・・

新馬戦では調教での動きも素質上位と評価されていたのに、掲示板を外したらここまで評価が落ちるのか・・・そう思いつつ、自宅ＴＶでレースを観戦。



抜群の手応えで直線に向いたときには「勝てる！！！」と確信。

見事、初勝利を挙げてくれました！

こんなことなら無理してでも仁川に行けば良かった・・・なんて、レース後に思ったもののエンパイアメーカー愛馬初勝利とあり嬉しさ倍増！

これで、まだまだ成長途上の馬体もゆっくり成長を待つことが出来、年齢を重ねての活躍にも期待が持てるようになりました。

レース後は、疲れが出たこともありグリーンウッドへ移動し６月の阪神を目標にジックリと調整されています。

関西馬とありいつ再会が果たせるかはわかりませんが、更に成長した姿を見に必ず現地観戦したいと思っています。

芝でもやれると思っていますので、出来れば緑のターフを駆けるヴァローアも観てみたいなぁ。

というわけで、応援してくださった皆様ありがとうございました。

後藤騎手、ヴァローアに初めての競馬を教えていただきありがとうございました。

ヴァローア初勝利おめでとう！そして、ありがとう！また会おう！

夏日が連日続き初夏を思わす今日この頃ですが、桜咲き誇る季節をゆらりゆらりと気の赴くままに心地よき睡魔に誘われるままブログを書くという苦難を避け続け本日までやってきてしまいました。

習慣化されてしまえば苦でもなんでもなく、愛馬の走りと共に気分高揚してきますが、一度放置しだすと再開するのがとてもとても大変であります。

というわけで、数少ない訪問者の皆様ご無沙汰しております。

さて、何からいきましょう？

この２ヶ月の間、おかげさまで我が愛馬たちは頑張って出走を重ね、先々週までは連闘後の中１週と４週で３回の強行軍で中山競馬場に馳せ参じネタには困らないのですが、やはり一番の出来事としては３年半に渡り怪我なく頑張って出走してくれたラパージュの引退でしょうか。

いつでもどこでも一生懸命に頑張って走ってきたラパージュも、今年６歳となり牝馬の現役期限である６歳３月を迎え年初からいつ現役を退いてもおかしくない状況でした。

１月末に中京競馬場で出走した際には、発走直後に騎手が落馬しカラ馬の状態で走ることになり大きな事故等にならぬよう願いながらＴＶを通じ祈っていましたが、４角では当然馬なりで先頭に並びかけてきたときには「頑張れ！ラパ！」といつしか応援する気持ちに。先頭でゴールをきった時は本当にうれしかったです。

「こんな形で最後のレースを終えるとは・・・」

と、これで引退と思っていましたが田村先生のなんとかラパにもう１勝！とのご配慮と執念で３月中京でギリギリまで出走を探り、２歳時以来のダート戦を２走しましたが勝利には届きませんでした。

しかし、最後のレースもゴールをきるまで一生懸命走る姿はいつもどおりで、ここまで35戦も怪我なく途中であきらめることもなく本当に一生懸命走ってくれました。

あまり数多くの愛馬を持っていない私ですが、ラパがいてくれたことで多くの楽しみを得ることが出来、結果は１勝しか出来ませんでしたが、私にとっては胸を張って誇れる愛馬となりました。きっと関東ではラパージュの名を新聞で多く目にし、多くの方の記憶にも残ってくれていると思います。

そして、今後は無事に生まれ故郷のケイアイＦで繁殖馬としてその血を繋いでいくことができました。

これは本当に嬉しい事で、来年のクラブのツアーではラパと初めての子供とのツーショットを見る事が出来そうです！それがカナロアとの仔であれば愛馬同士の仔となりロマン街道驀進中となりそうです。そうです、これぞ夢でありロマンなのです。

できれば関東で募集していただき、新馬戦の観戦時に「あっ！このお母さん知ってるよ！」なんて言葉を周りから聴ければ最高です。

ラパージュ、本当にお疲れさまでした。
田村先生、厩舎の皆様長い間ありがとうございました。

ラパ同様に元気で一生懸命な子供たちが生まれてくるのを楽しみに待っているよ！再会出来るのは１年後になるのかな？楽しみに待っているよ。本当にたくさんたくさんありがとう！

シャリオ、スレッジの勝利の余韻に浸り幾度もレース映像を見ているうちに、あっという間に２週間が過ぎてしまいました。

共に現在は近郊牧場にて次走に向け調整されていますが、昇級戦で希望が粉々に砕け散ることのないようよく食べ訓練し頑張って欲しいものです。

その２頭に見習ってもらいたい我が厩舎の筆頭であるブリュネットですが、前走の小倉・大宰府特別では惜敗の２着とクラスが上がっても頑張ってくれました！

やはり、現状では直線の長いコースよりも小回りの1800戦で力が発揮できるようで、このクラスの突破も夢ではなくなってきました。もうひとつ勝って準オープンクラスまでくれば、牝馬限定重賞なら出走も可能になりますのでなんとか頑張って欲しいところです。

しかしながら、得意と思われた小倉開催も今週で終わり次の福島開催までも期間が空いてしまうことから、小回り1800戦となると前走から１ヶ月以内では中１週での中山・宮里特別のみ。

栗東から小倉、中山へと中１週での移動は昨年の福島連戦（中２週）より厳しい状況。千田先生もギリギリまで出走を決めかねていたものの、ブリュネットが元気一杯とのことで本日中山への出走が決定しました。

おおおっ！なんとオークス以来の関東主場での出走ではありませんか！

あのオークスでも口取り希望者が20人集まらなかったブリュネットですので、是非とも応援に行かなければ！

・・・と思っていたのですが、その日は以前より中学生の姪っ子と東京ドームに野球観戦の約束をした日。試合開始も14:00とあり、14:35出走の宮里特別とまるかぶり・・・というわけで、せっかくの機会＆毎月口取り継続のチャンスでしたが、現地には赴けなくなりました。

とはいえ、鞍上にはカナロアの主戦だった岩田騎手が２回目の騎乗とあり厳しい連戦ですが勝利への期待も大きくなります。

弟シャリオに続き、新装中山競馬場での勝利に期待します！
なんとか頑張って福島牝馬Ｓで再会しよう！

でも、なんで前走（小倉）での写真が更新されないのだろう？


同じ週に「初ダート」に臨んだチャレンジですが、やはりというべきか見所なく敗戦。現状では芝のほうが合っていそうな気がしますが、芝のレースに優先権なく出走するのは困難な状況。これは、なんとかダートで５着以内を得ないと厳しいなぁ・・・と先行きに不安を感じていましたが、なんと今週隙間を掻い潜り京都・芝のマイル戦に出走することとなりました！

平坦な芝コースというのは歓迎材料ですが、距離が1600に延び更に外回りコースとなるとミステリーな材料ばかり。発馬に不安があることと、道中かかることも見られないので距離は心配ないように思いますが、さすがにマイルとなると相手も強敵。

勝利を目指す！というよりも最後止まったとしても芝適正を見極めることが出来れば、今後のレース選択にも迷いはなくなりますのでレースを通してのジョッキーコメントに注目です。

もう１頭先々週走ったヴァローアですが、こちらは晴れのデビュー戦とあり後日がんばって別記事で書こうと思っています。

晴天の下訪れた東京競馬場

我が愛馬スレッジハンマーが惜敗にピリオドを打ち、見事初勝利を挙げてくれました！

この開催はフェブラリーＳ(G1)が行われるとあり、年に一度ダートのゴール板が綺麗に飾られる貴重な開催でレース前よりひとり昂ぶっておりました。



そして無事に口取り権利も有し、シャリオの同志であるトールさんもこの日はお友達と来場とあり、勝利した際の口取り晴れ姿を収めていただく依頼も快諾いただき準備万全！

連闘後の中２週とあり疲れも心配されるスレッジと３度目となる府中での再会に胸躍らせいざパドックへ




小島先生のコメントやブログでもあるように、連戦の疲れは感じさせず張りのある馬体で堂々と周回しているように見えました。

パドックの掲示板での単勝オッズも周回するごとに支持を集め期待満載でいざレースへ！





スタートもまずまず出て、道中もかかることなく追走する姿を見て「いやースレッジ、競馬がうまくなったなぁ」と一緒にいたトールさんにしゃべりながら直線を迎えると、進路も確保しキッチリ伸びての勝利には歓喜というよりも安堵した気持ちでした。

さあ、これで苦節十数戦、一番多く正装で訪れている府中で悲願の初口取りの瞬間がやってきました！


トールさん撮影

関係者入り口から会う職員の方々に「おめでとうございます」と声をかけられながら、長い地下馬道を通り快晴のウイナーズサークルに登り目にした光景は感動の一言！小島先生の計らいで８名が左右に分かれスレッジが真ん中に来るよう配置していただき収まり的にも最高な状態に！愛馬と共にこんな素敵な瞬間が訪れるとは、これからも何度も何度も味わいたい気分となりました。

すぐに次のレースで出走のヴァローアを待つ中、トールさんに「これで毎月口取りですね！」と祝辞を戴きましたが、シャリオ、スレッジと期待の関東３歳牡馬が続けて勝ちあがり、口取りもできたことからより一層関東馬に力を入れねば！と今後の出資計画の指針を新たにしました。

レース後は、前走時に負ったトモの球節の擦過傷を完治することを優先に育成場へ放牧となりましたが、相変わらず元気なようですので桜の咲く頃には無事出走していると思います。

今後は距離延長が課題となりそうですが、同じ府中で行われるユニコーンＳにシャリオとともに出走できるよう願っています。
私にとって禁断のロベルト系とあり一時出資を躊躇しましたが、昨春に出資を決断し本当に良かったと思っています。

応援してくださった皆様ありがとうございました。

トールさんとお友達の皆様、朝早くより本当にありがとうございました。

田辺騎手、小島先生ほか厩舎スタッフの皆様ありがとうございました。

そしてスレッジ、おめでとう！そして、ありがとう！また会おう！

ディープ産駒を手にしロマン拡大中の日々を過ごす中、今週末は土日で大挙４頭が西で東で出走いたします。

まず最初に出走するのが、土曜・京都３Ｒダ1400戦に出走のロードチャレンジ



小さかった馬体が少し大きくなっての前走は、ちょっぴり期待したものの降雨の影響が残る重い馬場で力を発揮できず惨敗。
やはり馬体が小さく、少々パワーに劣るところもあるのかまったく良いところがありませんでした。
そして今回、平坦小回りの小倉芝1200を目標にしていましたが、先週除外され今週も同条件を狙って調整されていましたが、芝の短距離戦は優先出走権がなくては出走すること自体が厳しいとこころ。
そこで選ばれたレースは京都ダート1400戦。
距離は問題ないのでしょうが、ダートがどう出るか？前走の走りを見ていると芝の軽い馬場のほうが向いていそうな気もしますが、出資当初から母同様にこなせるのではと思っていたダートですので期待も小さくはありません。
先月勝利したシャリオ同様、ダート変わりでの一変に期待します。

続いての出走は、我が厩舎の稼ぎ頭であるブリュネットが土曜・小倉メイン11Ｒ大宰府特別・芝1800戦に出走



前走の昇級初戦では、直線入り口で「おおっ！」と思わせたもののひと切れ足りずに８着に敗退。
それでも大きくは負けていませんので条件さえ合えばこのクラスでも通用するものだと感じさせる走りでした。
そして今回は２勝目を挙げた福島同様、小回りコースの芝1800戦が選ばれ期待は高まるばかり。
好走はおろか、ここは勝利して一気の1000万クラス突破にも期待です！


翌日曜日は府中で３歳馬２頭が出走となり、本年初の府中での現地応援となります。

まずいきなりの１Ｒダ1300戦に出走はスレッジハンマー



前走は九分九厘勝ったと思ったレース内容でしたので、今回こそは待ちに待った初勝利への期待は大きくなります。
連闘後の中２週となりますが、心配される疲れはまったく見られず、むしろ調子が上がっているとか。食欲も旺盛す・ぎ・ると小島先生のブログでも書かれているとおり、本当に元気で丈夫なスレッジには頭の下がる思いです。
だからといって、いつまでも未勝利戦で足踏みしているわけにもいきません。やはり勝てるときに勝っておかなければ・・・。
こんどこそ悲願の府中での口取りの達成に期待します！

そして、直後の２Ｒダ1400戦（新馬）ではヴァローアが晴れのデビューを迎えることに！



なんとなんと！関西馬であるヴァローアが府中でのデビューとなりました！！！
昨秋、北海道で対面を果たしてきたのでデビュー戦は京都や阪神でも遠征して応援しようと決めていましたが、まさか府中でデビューとは感謝感激であります！
そして、一昨年に出資を決めた一番の要因である父エンパイアメーカーの愛馬初出走とあり感慨無量です。
やはりというべきか、芝での活躍にも期待したものの本領発揮の舞台であるダート戦でのデビューとあらば期待も高まるばかり。
相手関係はわかりませんが、調教でもほとんど先着しており期待外れな競馬にはならないはず。
今後府中で走る機会は少ないでしょうから、嬉しさをかみしめしっかりと応援したいと思います。


本来ならば、土曜の府中６Ｒにシャリオが出走を予定しており土日両日現地応援の予定でしたが、直前の追いきり後に筋肉痛で出走を取りやめ→放牧となってしまいました・・・
やはり順調に競馬が使えるというのは本当に難しいことです。
シャリオには一息入れてもらい、さらなる成長で今後コツコツと頑張って欲しいものです。
いやあ、本当に前走勝ってくれてよかった・・・

おそらく２頭とも口取りが外れることもないでしょうから、正装にての応援になりますが、共にダート戦での出走とあり、年に１度だけ華やかになるダートのゴール板を先頭で駆け抜けられるよう願いながら熱烈に応援してこようと思います。