一気に更新のリズムを取り戻した今日この頃。
再来週には多くの愛馬が出走予定とあり、新たに出資した仔たちを紹介するにはこのタイミングしかありません。これで気分晴れ晴れ再放置できそうです。
というわけで、昨年11月に募集が始まった我がホームクラブであるロードHCでは先行申込みで2頭、年明けにもう1頭と合計3頭の出資が確定しました。
まずは筆頭格であるグラシャスギフト13
父Distorted Humor、母グラシャスギフト、母父Giants Causeway 牡馬 栗東・角居厩舎 総額3,780万円 一口75,600円
この仔は昨年6月のツアー時から行くぞ!行くぞ!と募集前から出資が決まっていましたが、募集金額と厩舎が心配の種でありました。
まずは募集価格ですが総額3,780万円、一口75,600円とこれまで私が出資した最高額のロードカナロア2,625万円を大きく上回ることとなりました。これまで自身に課した2,000万円以下の募集馬でロマンを!というシバリを4年ぶりに打ち破るどころか、ほぼ倍にもなるような高額馬!しかし、そこは想定内。アメリカでリーディングサイヤーとなった父の2012年の種付価格は$100,000。母系も優秀で牡馬とあらばそのくらいはいってしまうだろうと、時限措置的に事前に向こう3年の2,000万円シバリの解除を決定!我が家則にも一文が加えられました。これでカナロアの初年度産駒までは自由に出資していけることとなりました。時にこのような経済刺激策も必要でしょう。
というわけで、金額の問題もなくなり残すは預託先。こちらもほぼ望みどおりの海外志向である角居厩舎。
なぜ望み通りかと申しますと、あと2ヶ月もすれば多くの周知が得られるだろうと思いますが、今年から世界最高賞金を誇るドバイWCがタペタよりダートへコースが変更されるからであります。これでタペタとなってから参戦する馬が少なくなった米国馬が我が舞台だ!と再来し席巻するものと思われます。そうなると、持込馬で米リーディングサイヤーが父となるこの仔ににはドバイへ夢が広がるばかり。そこへヴィクトワールピサでタペタのWCを制した世界のスミイがダートでも戴冠を狙うことでしょう。
というわけで、この仔には将来あのテレビの中の世界であるドバイへの扉を開けてもらうべく募集金額にも臆することなく1番出資となりました。
いきなり1頭目から夢とロマン満開でずいぶん長くなってしまいましたが、本当はこの5倍くらい語りたいくらいであります。
続いて2頭目の先行出資馬はレディキルシェ13
父ハービンジャー、母レディキルシェ、母父サンデーサイレンス 牝馬 美浦・久保田厩舎 総額1,296万円 一口25,920円
この仔は6月のツアーでは父ハービンジャーということもあり、まったく注目していませんでした。
当時の私見では、ハービンジャーという種牡馬に懐疑的であり、同じデインヒル系であればザ・ロックことロックオブジブラルタルのほうが上だろう。となれば、やはりスローペースでの中距離戦でサンデーの切れ味には敵わないだろう・・・そう考えていましたが、夏競馬が始まり産駒がデビューすると、「思ったよりやるじゃない!ハービン!」と評価を一変。正直、コンデュイットと合わせかなり厳しいのでは?と思っていたのですが、考えを改めなければいけなくなりました。その辺は不惑の成せる業で、若いときのように意固地にはなりません。
そんな気持ちで秋の展示会でわずかながら注目していましたが、春にはまったく気にならなかったのに馬体も成長し一気に出資候補に。それでも少々不安なハービンジャー産駒とあり、ロードフェリーチェ出資者の「ハービン先生」ことトールさんに「どう?キルシェ?」と相談。すると「私の隠し玉です!」と力強いお言葉を頂戴し心も決まりました。とはいえ、未だ隠したままのトールさんですが・・・。厩舎も関東・久保田厩舎とあり一躍先行出資で射止めることとなりました。
遅生まれと晩成のハービンジャーということを考えると、2歳の秋以降のデビューが理想的。私の妄想ではこの春以降、飛躍的な成長を遂げるものと思っています。目指すは3歳秋の秋華賞出走!そして、古馬でのヴィクトリアマイルへの連続出走と夢見ています。
そして、年明けに3頭目の出資となったのがサッカーマム13
父ヴィクトワールピサ、母サッカーマム、母父キングマンボ 牝馬 栗東・西園厩舎 総額2,160万円 一口43,200円
母名を見てお分かりのとおり、こちらはレディナデシコ、ラパージュの妹となります。
来月に引退期限が迫るラパージュ以来のサッカーマムの仔に出資ですが、本来なら先行で射止めなければいけなかったのでしょうが、厩舎発表以来最後まで躊躇していました。西園先生が優秀な先生なのは承知なのですが、私の中では○外やマイネルのムキムキ短距離馬と牡馬のスプリンタータイプを育てるの上手なイメージがあり、馬格のない牝馬でどうなのか?ちょっとイメージすることが出来ませんでした。
父ヴィクトワールピサにはスフィフトカレント、アサクサデンエンの兄弟にも種牡馬として活躍を願っていたので出資をしたかったのですが、ようやく年が明け踏ん切り付け出資することとなりました。これには、カナロアを通じ知り合った仲間に背中を押してもらったことが大きく、母ドゥーワップのボクノナオミでの御高配にも感謝せねばなりません。
ともあれ、出資が決まればラパと入れ替わりで妹にも長く元気に、そしていつも一生懸命に頑張って欲しいものです。
そして、せっかくなのでこれまで出資した3頭も成長した姿と共にご紹介したいと思います。
ユニオンOC オーサムチャームの2013 父エンパイアメーカー 母オーサムチャーム 母父オーサムアゲイン 牡馬 美浦・上原厩舎 総額2,300万円 一口46,000円
(写真はユニオンOCより)
ターファイトクラブ テレフォニカの2013 父タニノギムレット 母テレフォニカ 父ディスタンドビュー 牝馬 美浦・杉浦厩舎 総額800万円 一口40,000円
ターファイトクラブ ドゥーワップの2013 父ロージズインメイ 母ドゥーワップ 母父ジェイドロバリー 牡馬 栗東・矢作厩舎 総額1,300万円 一口65,000円
というわで、この世代は3クラブで6頭出資と予定より多くの出資となりましたが、関東、関西、牡馬、牝馬それぞれ3頭とバランスよく出資できました。全馬が勝ち上がり、長く楽しませてくれるよう願っています。
それぞれでご一緒の皆様、よろしくお願いいたします。