前回の続きとなりますが、今回の北海道旅行を決めたのは2日目の日曜日に予定したロード新規募集馬展示会に参加することが目的でありました。
春のツアー時に見た1歳馬たちが、ひと夏を越しどんな成長を見せてくれるのかを楽しみにケイアイFへ向かうのですが、午後からの開催とあり午前中は静内のスタリオン見学へ向かいました。
ひとまず見学受付をしようと北海道市場に隣接する「競走馬のふるさと案内所」へ
はい、休業日でした・・・
というわけで、レックススタッドの横にある桜舞ホースパークの案内所へ
道中、両サイドには競馬中継でよく耳にするような生産牧場の看板が並び、ゆっくりと車を進めながら心穏やかに人生を堪能。
坂を登り桜並木を走ると桜舞ホースパークを発見!隣にあるレックススタッドの見学受付を済ませましたが、ちょうどその日はスタリオンブックの撮影日とあり、数頭は見学制限がかかることに。
スクリーンヒーローやタニノギムレット、カナロアと何度も一緒に走ったパドトロワや真っ白になったアドマイヤコジーンなど個性的な種牡馬たちが放牧地で一心不乱に草を食んでいましたが、なぜか仲良くなったのがショウナンカンプ。
2ショットはトールさん撮影
「ヘイ!カンプ、カ〜ンプ!」と声をかけると近づいてきて、優しい顔を寄せてきます。この日を境にカンプファンになってしまったことは説明するまでもありません。産駒の募集を心待ちにしています。いずれはここに訪れた女子もカンプの魅力の虜にされカンプ女子も増殖することでしょう。
愛しのローエングリンは残念ながら撮影後馬房の中に居たようで会うことはできませんでしたが、数々の名馬を堪能し次の優駿記念館へ
ここはグリーンチャンネルの番組でも何度も撮影されているところで、一度訪れてみたいと思っていました。写真のオグリ像は定番で放映されましたが、ナリタブライアン&オグリキャップの墓標はなかなかTVでも見ることができませんでしたので感激しました。真偽のほどは定かではありませんが、絵馬にはあの騎手の名前も・・・
記念館の売店では数々のオグリグッズが販売、展示されていましたがトールさんの一推しはソフトクリームだそうです。
私が食いついてしまったのは優駿スタリオンの新種牡馬であるヘニーヒューズのキャップ!
翌日ケンにぃ撮影
迷いもなく購入し、すぐさまロンジンキャップからへニーヒューズキャップに切り替えましたが、その後誰にも「おっ!ヘニーヒューズ!どこで売っていたの!」なんて聞かれることもありませんでした・・・できれば橋口先生がダービー週にかぶっていたベーカバドキャップも欲しかったのですが取り扱いはありませんでした。
というわけで、晴天の中ゆっくり堪能しているとケイアイFへ向け出発の時間に。途中昼食を済ませギリギリセーフ(少々遅刻?)で半年振りにケイアイFに到着!
ケンにぃとはここから合流し、すぐさま始まった展示会に。
3頭づつで展示され、注目のセール購入馬も力強い足取りで姿を現しました。
セールで注目していたのはカジノドライヴ産駒とブラックタイド産駒の2頭。しかしながら、取り立てて心奪われることはありませんでした。
逆に気にもしていなかったのに良く見えたのがゴールドヘイロー産駒のロングモニー13。午前中に見たこの仔の母父ホワイトマズル同様、不気味で威圧感のある肌の輝き、迫力ある力強い動きには知らず知らずに引き込まれました。
そして、注目度が高かろう子たちを4頭。左上ワンフォローズ13、右上ティアドロップス13、左下サッカーマム13、右下シンメイフジ13
はい、どの仔も私の先行出資希望馬ではありません。
お察しの今年のドラ1であるグラシャスギフト13は迫力ある馬体を披露してくれました!
そしてドラ2としては、春、秋と現地で見ることができた恩恵として一番の成長を見せたレディキルシェ13。左は6月ツアー、右が今回の展示会
まあ、どこがどう変わったのかははっきりしませんが、春に気にならなかった子が秋になったら急に目を引く存在になった、そんな感じです。その辺は若いときの女の子と一緒かもしれません、大人になったら急に綺麗になって胸がときめいた!みたいな。5月の遅生まれと晩成のハービンジャー産駒ということを考えると、今後さらなる大きな伸びしろが見込め、やがて美魔女となるだろうと思っています。
正直、ハービンどうなんだ?という心配はありますが、「ハービン先生」ことトールさんにも「私の隠し玉」とのお墨付きをもらいましたし、関東馬ですので先行で射止めることにしました。
他にも気になる子は数頭いますが、展示された全馬肌艶も良く綺麗に手入れをされているように見えました。ケイアイF全馬の活躍に期待したいですね。
陽射しも傾き始めた頃、少々予定より早めに展示会が終了したので急遽翌日に予定していた日高スタリオンステーションへ。
ここには、ケンにぃの元愛馬であるロードバリオスが種牡馬として繋養されており、この旅で絶対に外すことのできない場所でした。
見学時間終了が迫る中なんとか間に合いバリオスと対面できました。
下の2枚はケンにぃカメラ&ケンにぃ撮影
ケンにぃは初めて口取りをした愛馬との再会に満面の笑顔で接しているのを見ると、うらやましい限りでありました。当のバリオスはというと、元気が有り余っており弟カナロアとは対照的なほどで、こともあろうに出資者であるケンにぃにカブリとやるほどでした。来年はスタリオン発表会も実施する予定で、バリオスも登場するとのこと。カナロア同様、子供たちには頑張って欲しいですね。
というわけで、好天に恵まれた2日目も目一杯堪能し浦河にて宿泊。夜の居酒屋ではおいしい食事とイロイロと楽しい話も聞け満足し、いざ絶頂の3日目へ!
続きは近々更新すると思われます。