じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

フェンネルの初勝利で歓喜に沸いた翌日、新潟競馬場では頑張り屋さんのラパージュがいつものように最後まで頑張って３着となりました。

これで７回目の３着となり、１勝馬ながら２着も７回あり賞金は4,000万円を超えました。ここまで怪我なく堅実に走り続けるラパージュには頭の下がる思いです。

そのラパージュもクラブの規定により現役生活を送れるのも長くて来年３月まで。おそらく次の繁殖という仕事も残っているでしょうから、今年一杯くらいが引退の目処となるのでしょう。

なんとか残り少ないレースでもう一度だけ勝利し、みんなにラパのことを祝って欲しいと願っています。今回も体調に影響はなく、順調なら９月半ばに同条件で出走となりそうですが、やっと見つけた相性の良い石橋騎手と先頭でゴールしてほしいです。


そして、今週末はブリュネット＆シャリオのきょうだいが小倉、札幌でそれぞれ出走します。出資はしていませんが、３歳馬のきょうだい馬であるラフィナートが新潟で出走しますので、３場に３きょうだいで出走することになります。

まずは土曜日に先陣を切るのは長女ブリュネット。

今回、牝馬限定戦の芝1800に出走しますが頭数は手頃な10頭立て。確率上の勝率は10％となりますし、前走からの距離短縮はプラスとなりそうですし久しぶりの勝利も期待できそうです。

続く日曜日には長男ロードシャリオが１Ｒに登場。

晴れのデビュー戦は出遅れが響いたものの、掲示板に載る５着と踏ん張りまだまだ楽しみは継続することができました。

そして今回、デビュー時に願った「距離延長」が見事叶えられ札幌競馬場ならではの芝1500に出走となりました。こちらは距離延長がプラスとなりそうですし、最後も止まることなくこなせれば今後の選択肢にはマイルも視野に入りますので是非ともこなして欲しいところです。
前走はゲートの出遅れが響き勝ち負けには持ち込めませんでしたが、今回も少頭数９頭立てなので出遅れなく前々で流れに乗れば勝負になると思っています。
今後の楽しみ、妄想が広げられるよう不利なく伸び伸びと駆け抜け結果を残して欲しいところです。

というわけで、それぞれが勝利への期待も高まる中、母のレディカーニバルの名前のように土日がお祭り騒ぎになるよう願っています。

頑張れ！ブリュネット＆ロードシャリオ！

我が厩舎希望の星であるロードフェンネルが、北海道・札幌競馬場にて待ちに待った初勝利を挙げることができました！

滞在競馬で臨んだ今回は、昨年デビュー前より稽古をつけて頂いた四位騎手に手綱が戻り、４角早め先頭の危なげない競馬で人気に応え勝利してくれました。

長く活躍を期待しているフェンネルの勝利は本当にうれしく、惜敗にピリオドを打ち１勝してくれたことに安心しました。

しかしレース後の師のコメントでは

2014.08.18

ロードフェンネルは、８月16日（土）札幌６Ｒ・３歳未勝利・芝2000ｍに四位騎手56kgで出走。16頭立て１番人気で３枠５番から平均ペースの道中を５、４、４、１番手と進み、直線では中央を通って０秒１差で優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム２分03秒５、上がり36秒３。馬体重は10kg増加の４８４kgでした。

・昆調教師　「開催場で１日だけでも乗るのがベターだろうな･･･と。早目に移動させた効果は多少なりとも見込めたかも知れません。ただ、競馬の前は相変わらず。今回も厩舎で装鞍したものの、暴れて危険を伴うぐらいでした。レースでも最後の直線で先頭に立つとフワフワと。何とか良い結果を得られたとは言え、まだまだ全力を出し切れていないでしょう。北海道の気候でも汗びっしょり･･･では仕方ないところ。気性的に続けて使える感じとは違い、一区切りも付いただけに放牧へ出そうと思います」

と、あまり滞在効果が得られず気性的な問題は今後も課題と思わせるものでした。

そして、本日の更新では

2014.08.20

ロードフェンネルは、レース後も特に異常は認められません。８月17日（日）に三石・ケイアイファームへ移動。秋以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。心身の改善を図る狙いから８月19日（火）に去勢手術を行ないました。

・昆調教師　「レース後の無事を確認した上でケイアイファームへ移しています。落ち着いて競馬へ臨めるように工夫を凝らして来たものの、思うような効果が得られぬ現状。あとは去勢ぐらいしか･･･。でも、先々を見据えれば対策は必要。可能性に賭けましょう」

というわけで、セン馬となって更なる成長に期待することとなりました。

現地での発汗の酷さや暴れっぷりを見ているだけにこの判断は仕方のないところ。

これからは脚元に気をつけながら長く競走生活を送り何度も何度も楽しませて欲しいものです。
こうなったら10歳を超えるまで現役を目指し、トウカイトリックのように同じレースに６、７年連続で出走できるよう大成して欲しいです。

フェンネル、おめでとう！そしてありがとう！

応援してくださった皆様、辛抱強くフェンネルの面倒を見ていただいた昆厩舎スタッフの皆様ありがとうございました。

昨年に続き今年も夏休みを利用し甲子園観戦を中心とした旅に出ております。

というわけで、期待のフェンネル、ラパージュが出走ながら激烈に応援記事を書いていられません。

まずは、勝利を求め函館競馬場へ移動したフェンネルは、無事に体も戻った様子であとは当日の精神状態が落ち着いていれば待ちわびた勝利が期待できます。

そして石橋騎手とコンビを組んで以来好走を続けるラパージュは、新潟の１４００戦へ。

これは私の中でのイメージですが、新潟では２着はあっても１着はない感じなのですが、石橋騎手の導きによって待望の２勝目を挙げてほしいものです。

がんばれ！フェンネル＆ラパージュ！

７月は愛馬が毎週出走し、掲示板に載ること５回とそれぞれ頑張ってくれましたが肝心の勝利にはなかなか手が届かず、ひとつ勝つことの重みを改めてつ痛感させられる夏の幕開けとなりました。

その象徴というべきいつでもどこでも一生懸命頑張るラパージュですが、今回も良い競馬をしてくれましたが惜しくも１頭に先着を許し通算７回目となる２着となりました。なんとか引退までの残された半年でもう一度勝利を味わって欲しいところです。

期待したブリュネットも苦手の渋った馬場に泣かされ伸びを欠いたものの、最後まで頑張り次走に優先出走権のある５着を確保。昨年調子を落とした小倉ですが、今年は狙いをすませ体調を整えた上で気持ちよく勝利して欲しいところです。そのためには何とか綺麗な良馬場で競馬ができるよう願うばかりであります。


そのブリュネットの弟である期待の関東２歳馬であるロードシャリオが土曜・札幌５Ｒ芝1200で晴れの初陣を飾ります！

６月にケイアイＦで対面した後、函館競馬場へ移動し順調に乗り進められてきましたが、「これは！」と思えるような調教時計はここまで見ることができませんでした。

そこは「馬なり」のゆるい時計だけで新馬戦３着と好走したブリュネットの弟だけに、あまり調教時計にこだわることはないかもしれません。

高柳先生のコメントからも無様な競馬はしないように感じますし、登録された頭数も９頭立てと勝利への確率も高めとなっていますので好結果に期待し見守りたいと思います。

いきなり勝利してくれれば最高ですが、次につながるような結果と「できれば」距離延長が進言され府中の1400で勝利が期待できるよう願っています。

がんばれシャリオ！秋には京王杯２歳Ｓで再会できることを夢見ているよ！

意気高らかに中１週で向かった中京競馬場で、今回も検量室の向こうには通されることなく期待のフェンネルは５着と敗れました。

前日からの雨も心配される中、到着した10時前より中京競馬場は好天に恵まれ汗が滴るほどの蒸し暑く、一刻も早いビールタイムが訪れることを願うほどでした。

その暑さのためか、発表されたフェンネルの馬体重は-10kgと昨年末より20kgのマイナス体重となり、絞れたというより暑さによる発汗か疲れが取れていないのか不安要素が頭をよぎりました。

今日こそは順番どおりに出てくるだろう！と願いにも似た期待の中、無事に順番どおり取り乱すこともなく姿を現してくれました。

しかし、登場した姿をカメラで追っているとあることに気がついてしまいました。

それは、前走のパドック時同様に断然人気のオッズが記載された電光掲示板を厩務員の方が不安げに見上げる姿。



パドックでのイレ込みがきつかった前走はこちら



自信ありげに見上げてくれるなら喜ばしいことですが、「マズイよ、こんなイレ込んで単勝１倍台は・・・」という感じはいくら能力が抜けているといっても心配でなりません。

とはいえ、パドックに出てきたフェンネルはお腹から汗が滴り落ちているものの、前走のような入れ込みは見られず落ち着いて周回しているように見えました。

今回一緒に中京競馬場に参陣したケンにぃは、フェンネルに会うのは４戦中３回目という出資している私より多くフェンネルを生観戦しており、昨年にはアドマイヤデウスとのマッチレースのゴール前も写真に収めてくれました。そして今回もフェンネルを男前に写真に収めていただきました！




二人で好感触を得たまま返し馬に向かい、カメラ等荷物をケンにぃに託しいつでもウイナーズサークルに向かえる準備をしレースを迎えました。

スタートも決まり、まずまずのポジションでレースを進め期待は高まりましたが、４角手前で手綱が動いても反応しないフェンネルを見て「あれ？もしかして伸びないかも・・・」と不安に陥りながら直線を迎えるも、それなりの伸びで先行勢を捕らえきれず５着で目の前を通過。

敗因が脚元なのか馬体減なのか心配でしたが、レース後のレクチャーでは「実は競馬場に着いた途端に暴れだしパドックではすでに暴れすぎで燃え尽きていた」とのことで、我々が感じた落ち着きはなんと一暴れし終えた後だったとは・・・

これでは力が発揮できないとのことで、今週中に背水の陣で北海道に移動し、滞在競馬での勝利に賭けることとなりました。

残された時間は少ないですが、落ち着いてレースを迎えることさえできれば未勝利クラスを勝ち抜くことは難しいことではないと思っています。とにかくとにかく、少しでも冷静にレースに迎えるよう願うばかりであります。

応援してくださった皆様、ありがとうございました。


そして、この日は次のレースでラパージュの妹であるルアンジュの晴れのデビュー戦とあり、命名者のケンにぃと共に気持ちを切り替え応援してきました！

パドックで見るルアンジュは、私が応援に行った若かりし頃のラパージュと仕草、表情がよく似ているように見えました。

上がラパージュ（２歳時３戦目）下が今回のルアンジュ




期待を胸に二人してゴール前でルアンジュを待ち構えていると、抜群の手応えで直線に向き雄叫びタイムも到来！グイッグイッと伸び見事メイクデビュー勝ち！歓喜のハイタッチも久しぶりに味わい、おいしいビールタイムも堪能できました。

川須騎手が笑顔で出資者にお辞儀しながらウイナーズサークルに入ってくる姿を見て、いつかはあそこに愛馬と共に立ってみたい！とあらためて感じました。




今週はそのルアンジュの姉であるラパージュと、我が厩舎の柱に期待するブリュネットが出走します。

共に勝利も望めますので、今週こそ愛馬の勝利に浸れるよう２勝の期待も込め頑張って欲しいものです。

なんとか出走ラッシュに沸いた７月を勝利で締めくくっておくれよ！頑張れ、ラパージュ＆ブリュネット！