じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
2014/02/28 23:38:00|我が愛馬たち
ラパ&プランドール出走
未曾有の大雪に見舞われてから2週間。

辺りの田畑は春の陽射しを浴び、全面が茶色に変わり白い雪は日陰の僅かな範囲にほんの少し残すばかりとなりました。

我が家のファンヒーターも設定温度を19℃にし微弱運転にしておりますが、横に表示される室内温度は23℃と雪降る前の厳しい寒さが嘘のようです。

暦も間もなく弥生三月を迎え、いよいよ春の訪れを感じさせますが、我が愛馬たちも「初春」を迎えるべく態勢が整いつつあります。

先々週復帰したブリュネットに続き、3歳牝馬であるプランドールも昨秋東京競馬場で観戦した時以来の復帰戦となります。

血統からも期待されたダート戦では、矯正馬具を用いたものの効果なく見せ場ない敗戦を喫し、師からも「もう少し時間が掛かる」と厳しい現実を突きつけられてしまいましたが、育成牧場でもビシビシ鍛えられ精神面でも少々大人になって帰ってきました。

帰厩後の調教では以前より時計も詰め、「これは変わり身もあるかも!」と思わせましたが、よくよく見ると回りも好時計で美浦の坂路自体が時計が出るような状況でした。それでも、やる気がなかったり精神的に危ういようであればそこまで時計は出ないでしょうし、前走よりは頑張れそうな気がします。

そして、ジックリ乗り込まれ打ち出された復帰戦は夏の新潟以来の「芝」の舞台!それも牡馬とのレースで1800mですから条件的にはかなり厳しいものとなりました。陣営も「芝・ダートどちらが得意かわからない・・・」とのことですので、適正を改めて確認するにはもう一度芝を使うのもありでしょう。

どこから見ても強気になれる要素はないのですが、フェブラリーSのコパノリッキーのように激走があったとき誰も口取り者がいなかったのではプランドールが可愛そうですので、今回も口取り参加に名乗りを挙げ、正装にて中山競馬場へ応援に行ってきます!恐らくですが、土曜日ということもあり口取り希望者は私一人でしょう・・・クラブの社員さん、お手数お掛けしますがよろしくお願いします。


そして、最終週を迎えた小倉では先週除外となってしまい滞在期限のラストとなったラパが土曜12R八代特別(芝1200)に出走することとなりました!これで除外だったら何の収穫もない小倉遠征になるところでした・・・

もうラパの場合、このクラスで出走する限りいつ勝ってもおかしくないものだと思っています。何かひとつきっかけがあれば、もうひとつ上のクラスでもやれると思っているのですが、今回は勝浦騎手に乗り替わりとあり、先入観なく思い切った競馬をして欲しいものです。ただ、最後方から終いに賭ける!というのはここのところ続けて失敗していますので、逃げるくらいの気持ちで先行し次につなげて欲しいところです。


来週以降はブリュネットの復帰2戦目も予定されていますし、エース候補のフェンネルも少しづつ乗り込みを開始しました。2歳馬が始動するまでに、それぞれの実力が順調に発揮できるよう春の訪れを待ちたいと思います。

んっ!そういえば今年はまだ2歳馬の紹介していなかったな・・・







2014/02/19 0:05:24|我が愛馬たち
ラパ&ブリュネット共に惨敗
未曾有の大雪に見舞われ陸の孤島と化した我が甲斐ですが、昨日から中央道をはじめ県外とつながる国道も徐々に復旧し、JRも本日より東京都内へとつながることが出来ました。これで物流停滞の心配は解消され一安心です。

まだまだ山間部など除雪が進まず孤立化しているところも残っており心配ですが、我が家には4日ぶりに愛読紙日刊スポーツが届きようやく日常のリズムが取り戻せた感じです。

それもこれも、寝ずに除雪作業に勤しんでいただいた各自冶体、自衛隊の皆様、国の関係者他多くの皆様のご尽力のお陰であります。本当にありがとうございます。そして、忘れてならないのは越後・新潟防災局の皆様!雪深い峠道を中心に雪国のノウハウと重機で除雪を進め孤立解消に力をお貸しいただいています。戦国の世より、塩から除雪から何かと越後には助けていただくばかりです。今年のGWか夏休みには、新潟の地に訪れ感謝の意で競馬場で財を置いてきたいと思います。


1mを超す歴史的豪雪のおかげで、先々週に16年ぶりに記録した40cm超の大雪を忘れてしまいがちですが、そのときも週末2日間は雪かきに追われておりました。

その大雪同様忘れてしまいそうなのが、出走したのに雪かき中でレースをリアルタイムで見ることが出来なかったラパ&ブリュネットのレース結果であります。

結果、2頭とも忘れてしまったほうがよかったかもしれない惨敗となってしまいました・・・


先ずは、走るたびに「今度こそ!」と願うラパージュですが、3番人気に推されたものの9着という掲示板も外してしまう結果に。

    

2014.02.10
ラパージュは、2月9日(日)小倉5R・4歳上500万下・芝1200mに丸田騎手55kgで出走。18頭立て3番人気で2枠3番からハイペースの道中を14、14、12番手と進み、直線では内を通って0秒9差の9着でした。馬場は良。タイム1分09秒3、上がり34秒9。馬体重は4kg減少の456kgでした。
・田村調教師 「発表は良でした。しかし、実際には降雨の影響が残っていてパンパンの馬場とは程遠かった様子。その影響で道中の追走に手こずり、直線で外に持ち出して脚を伸ばす余力は無かった・・・と丸田騎手のコメントが届きました。また、勝負処で詰まり気味だったのも痛かったですね。内を通った以上は考え得るリスクながら、スムーズに運べていれば少なくとも5着を外したとは思えぬだけに尚更残念。レース後の状態を確認した上で今後のプランを練りたいと考えています」
≪2014年2月9日 小倉5R 4歳上500万下 芝1200m 良 18頭≫
1着ブルーピアス    54菱 田 1.08.4    (  1・1・1)35.2 468kg+20kg
2着カハラビスティー  55藤岡佑 1.08.7 2  (  4・2・2)35.3 508kg+4kg
3着ジャストザオネスト 56杉 原 1.09.0 1.3/4(  4・6・6)35.3 488kg+2kg
9着ラパージュ     55丸 田 1.09.3    (  14・14・12)34.9 456kg−4kg

せっかく小倉まで赴いたのに前走同様「面白みのない」競馬に・・・
距離短縮がそうさせるのか、年齢的なものなのかこれまでしてきた競馬が影を潜めた感じがします。
小倉に滞在したまま調整しており、今週の合田特別(芝1200)へ登録していますが、かねてより熱望しているダートに新境地を求めてみてもいいのではないかと思います。まあ、いまのところ特別登録はしても、ダ1000を含め出走レースを検討中でしょうから今の状態も含め柔軟に対応して欲しいところです。お願いします、田村先生。



そして、ローズS(G2)以来の出走となる期待のブリュネットですが、日本の至宝武豊を背に雪残る京都で出走しましたが、休み明けの影響か11着と結果が残せませんでした。

レースは14:00頃とあり、陽射しのピークでありますから雪かきもはかどりレースを見る時間もありませんでした。一段落し、3時の休憩時にケータイを見ると受信メール有。送信元は我らが浪花のケンにぃでありました!

なんとケンにぃ、今回も淀へ出陣しブリュネットの勇姿を納めてきてくれました!ホント、まいど!おおきに!
何を隠そう、ケンにぃはブリュネットの母レディカーニバルの出資者であり、ブリュネットは孫みたいなものなのです。

そして、頂いた写真にはレース前も惨敗したレース後も陣営揃っての笑顔!あの武豊も笑ってくれています!






(TOPも含めすべてケンにぃ撮影)

2014.02.10
ブリュネットは、2月9日(日)京都8R・4歳上500万下・混合・芝1600mに武豊騎手55kgで出走。16頭立て7番人気で2枠4番から平均ペースの道中を3、5、6番手と進み、直線では内を通って1秒1差の11着でした。馬場は稍重。タイム1分36秒4、上がり35秒7。馬体重は26kg増加の494kgでした。
・武騎手 「序盤から随分ムキに。久々の実戦だったのが影響したのかも知れません。これだけ行きたがってしまうと、さすがに最後まで余力を残すのは難しそう。馬体重の大幅プラス云々よりも、今回は引っ掛かったのが全て・・・でしょう。でも、跨った雰囲気は悪くない感じ。もう少しリラックスして走れれば十分に戦えると思います」
・千田調教師 「数字は大きく増えたものの、特別に太い印象も無し。これぐらいの身体つきでOKだと思います。休み明けも手伝いラストに息切れしたとは言え、結果が出ていた頃のような行きっぷりが見られたのは喜ばしい材料。抑えずに放してしまった方が良いかも知れません。綺麗なコースが合うタイプ。今日の馬場も不向きでしたね。今後に関しては厩舎へ戻ってから考える方針」
≪2014年2月9日 京都8R 4歳上500万下(混) 芝1600m 稍重 16頭≫
1着キネオピューマ   57四 位 1.35.3    (  13・9・8)34.4 452kg 0kg
2着ケイティープライド 57和田竜 1.35.5 1.1/4(  3・2・2)35.2 486kg+2kg
3着ディアデラバンデラ 57尾 島 1.35.5 首  (  11・5・3)35.0 482kg+2kg
11着ブリュネット    55武 豊 1.36.4    (  3・5・6)35.7 494kg+26kg

レース後の師のコメントのとおり、今回は結果云々よりも覇気があるブリュネットが帰ってきたことが嬉しかったのでしょう。ですので、今回の結果はともかく次からは昨春のような状態で出走が望めることは喜ばしい限りです。
ただ、掲示板を外したとあり数少ない芝の中距離レースに出走できるかどうか?それと、武豊の継続騎乗はあるのか?そのあたりが楽しみであり心配でもあります。

ともあれ、それぞれ近々出走することになるでしょうから、次走は結果にも期待して雪解けと共に待ちたいと思います。

応援してくださった皆様、いつも素敵な写真を納めてくれるケンにぃありがとうございました。

※リンク追加しました







2014/02/16 0:12:43|その他
未曾有の大雪
土曜日とあり、小倉&京都ではいつもの週末のように競馬が開催され、新馬戦の馬柱を眺めながら至福のときを迎えるのですが、本日はその楽しみの馬柱が載る日刊スポーツが届かず手元にはありません。

それどころか、競馬開催日だということすら忘れるほどの1メートルを超える大雪に見舞われた我が甲斐の国。

そもそも20cmを超えたら大雪だと大騒ぎするように、先週末に記録した40cm超の積雪など42年この地に住んでいても2回目なほどあまり雪で苦労する地ではないのです。

それが、深夜から見る見るうちに雪が積みあがり114cmという数字だけでは実感の沸かない積雪量を記録しました。

なにはともあれ、雪がまだ降り続く中、明るくなった早朝に雪かきスコップ片手に外へと様子を伺いに出ました。

何だコリャ・・・

昨夜8時過ぎに帰宅し、車の屋根に積もった雪を退け、すぐに乗り出せるよう道路も雪かきをしたはずなのに一晩経ったらこの有様



前夜雪かきをしていなかったところは腰の高さまで積もっており、もはや仕事へ行くとかなんとかそういうレベルではない状況



それでも合羽を着てアパート入り口からせっせと雪をかき始めると、犬を連れた老人が雪を掻き分け歩いてきて、「先週もこの道は除雪が入ったからその後に雪をかいたほうがいいよ」と言い残し去っていきました。まあ、それもそうだ。ひとまず雪が止むまでソチ五輪の偉業をニュースで見ていましたが、窓から見える県道が手付かずの状態・・・

こりゃ、除雪来ないな

そう考え、車中にあるタバコの買い置きを取るついでに少しでも雪かきしていよう!

ところが、尋常ではない雪を退けるものの想像以上に進まない・・・
幸いなことに、アパート駐車場の向かいは田んぼな為そこへ雪を積み上げていくのですが、少々青めいた新雪を積み上げるとミシッと鈍い音が鳴りこちらへ崩れてきそうなので奥へ奥へと投げていく筋力トレーニングに変貌。

最初は遠くにポツリポツリと人影が見える程度で、一人黙々と雪かきをしていましたが、一人そしてまた一人と人数が増えアスファルトが見える面積もどんどんと増えていきました。自衛隊らしきヘリがパタパタと上空を飛び交う中、ようやく愛車のドアが開きタバコを取り出すことができたのは2時間が過ぎていた頃・・・

その後、隣の地区の住民勇姿が「とにかく県道までの進路を作ろう!」と合流し午後4時すぎに無事開通!



ひとりの力は小さいものですが、皆で協力し助け合えばかなりのスピードで除雪が出来ました。普段接点のない方々ばかりでしたが、暗黙の了解で皆で協力できたことは、災害とも言えるこの豪雪がなければなかったことでしょう。

これで、付近の住民は基幹道路である国道20号まで車で出られ、灯油や食料などなんとか確保できそうですが、未だ県内では道路上で身動きが取れなくなった車や、各駅で停車中のまま復旧の目処が立たず二晩目を迎える方々、停電に加え携帯電話もつながらない地域があります。

TVでの報道も東名高速の渋滞や、東北地方での大雪情報が映され「1m以上積もった」ということだけが伝わる山梨。

県境の道路、線路はすべて塞がれ、物流もすべて止まり陸の孤島となった我が山梨へは援軍も来る術が空からしかありません。

あと2、3日皆で協力の下なんとか踏ん張り、一日でも早く一昨日までの当たり前の生活が戻るよう願っています。

お天道様、明日は少しでも残雪が減り復旧が早まるよう暖かな陽射しをお願いします。

くれぐれも、山梨(甲府周辺)は5cm以上積雪することが年に1回あるかないかの地なんです。







2014/02/08 0:57:58|我が愛馬たち
ラパ&ブリュネット出走
3年間我が厩舎を支え続けてくれたカナロアが引退し、愛馬の勝利すらままならない状況が戻りつつありますが、今週末は「勝利」経験のある2頭の牝馬が揃って出走します。

まずは小倉に遠征中のラパ姉さんから。
いよいよラストイヤーを迎えたラパですが、2歳12月での勝利以来ずーっとずーっと2勝目に手が届かぬまま善戦ウーマンとして数多く出走してきました。そんなラパが今回は「勝利」を目指し遠路小倉へと遠征、滞在することとなりました。
その小倉開催では、今週末の2日間だけでも500万条件の芝1200戦が複数組まれており、一発回答できなくても滞在中ワンモアチャンス、あわよくば小倉で同条件2勝の荒稼ぎまで期待します。
そのぐらいやれても不思議ないのですがね・・・

2014.02.06
ラパージュは、2月9日(日)小倉5R・4歳上500万下・芝1200mに丸田騎手55kgで出走します。2月5日(水)稍重の小倉・ダートコースで5ハロン69.9−53.6−38.1−12.0 6分所を馬なりに乗っています。短評は「一息入れ立て直す」でした。発走は12時10分です。


そして、昨秋のローズS(G2)以来の出走となるブリュネットは、京都で武豊を背に芝1600戦へ出走します。
夏の小倉からどうも覇気を感じられないようなコメントが続きましたが、一息入れて立て直した今回はやる気が漲り体調も良いようです。
なんといってもG2戦3着の実績があるブリュネットですから、牡馬相手とはいえこのクラスは楽に突破して欲しいものです。まあ、そんな簡単にはいかないことも重々承知しておりますが、距離短縮も含めユタカマジックで新しい一面を引き出し今後につなげて欲しいものです。
それにしても、愛馬に武豊が乗ってもらえるのは随分と久しぶりになります。かつてはお父上の厩舎にお世話になったこともあり結構乗っていただいたのですが、ロードでは初めてのような気もします。できれば口取りで一緒に並びたかったなぁ。

2014.02.06
ブリュネットは、2月9日(日)京都8R・4歳上500万下・混合・芝1600mに武豊騎手55kgで出走します。2月4日(火)良の栗東・坂路コースで1本目に65.7−47.1−29.8−14.6 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2月5日(水)重の栗東・坂路コースで1本目に57.7−40.8−26.3−13.0 馬なりに乗っています。短評は「立て直し良化」でした。発走は13時50分です。

ともあれ、天気が心配で馬場状態も悪くなりそうなので2頭とも怪我なく無事にレースを終えることを願っています。







2014/02/06 0:51:05|カナロア
カナロアがくれたもの、ふたたび
巷ではインフルエンザが猛威をふるい、立春とは裏腹に帰宅した部屋の温度が6℃となるほどこの冬一番の寒さに見舞われ少々意気消沈の如月の始まりとなりましたが、ちょうど一年前を思い起こせば桜咲く春を思わせる立春の日を東京都内のホテルで迎えておりました。

その都内ホテルへと赴いた理由はというと、我が誉れの愛馬であるロードカナロアのスプリンターズS&香港スプリント優勝祝賀会が開催されたからであります。

そこでは、当日京都競馬場でリラコサージュの口取りを達成し、そのまま東京での祝賀会へ参加した浪花のケンにぃをはじめ、ブログでつながりのあったよっしーさんとの初対面など多くの人とのつながりが生まれました。

(昨年の祝賀会「カナロアがくれたもの」)

あれから一年

カナロアはG1を4勝し、ロマンの果てにも描けなかった年度代表馬に輝きました。先月中旬には京都競馬場にて引退式も執り行われ、これから始まる種牡馬生活に向け北海道・社台スタリオンへと旅立ちました。

そして先月末、一年ぶりでもありカナロア行事の最後でもある「ロードカナロア2014年度代表馬受賞記念祝賀会」が京都で開催されることとなり、端くれ出資者である私も中1週にて京都へと向かいました。

京へと向かう道中は、昨年の祝賀会で初対面した長野のよっしーさんと共に甲信連合を組み、競馬談義盛りだくさんに歩を進めました。4時間ちょっとの道中も、一口談義が始まればアルコールなしでもあっという間に時は過ぎ、時折降り注ぐ氷雨も気になることはありませんでした。

無事到着し、開場前のロビーにてようやく仲間全員が1年ぶりに集合を果たしました。

少々開場まで時間があるので、唯一の肩身の狭い喫煙者仲間であるトールさんと喫煙所の確認も含め一服タイムへ。

トール「今日の司会者誰ですかね?ラジニケの小林さんなら最高ですね」

じぇい「それだったら生『世界のローーーーードカナロア!』と『手を挙げた!岩田康成』聞きたいなぁ。でも細江さんや谷桃、オカパネとか女性もありだよ。目黒さんでもいいけど」

トール「目黒さんはないでしょ。あとBS11の二人は繁殖入りだし」

じぇい「オカパネは繁殖入ったけど谷桃はまだでしょ!」

などと戯れながら一服を済ませ、いよいよ開場の時となりました。

足を踏み入れた途端、眼前に広がっていたのはこれまで6勝したG1のゼッケンやレイなど数々の記念品がズラリ!コレは本当に壮観な景色でありました!

いよいよ始まるかと身構えたその時、マイクから聞こえてきた司会者の声はまさしく「あの声」であり、トールさんと顔を見合わせてしまいました!

なんと、あの「世界のローーーーードカナロア!」の小林アナが本当に司会として来てくれたではありませんか!これで隣に香港の英語実況の方までおられたら昇天確実、正気ではいられなかったでしょう。

宴の終盤では香港スプリントの映像に乗せ生実況も披露!スプリンターズSよりも長めの「世界のローーーーーーーーードカナロア!」を聞くことが出来ました!終演後には仲間のみんなと一緒に小林アナを囲み写真も取れて大満足!

実に夢のようなひと時の連続であります。



しかし、私には更に夢のようなひと時が・・・

事前の案内で「チャリティーオークション」が開催とありましたが、当日馬券でたんまり儲けていれば参加しよう!と思っていたもののAJCCでは痛恨の1着ヌケ(2着馬の1頭軸マルチ3連単)を犯し意気消沈。お金持ち相手に敵うワケがない・・・オークションが始まってすぐにトイレへ旅立ち、時が過ぎるのを待っていました。用を済まし会場へ戻ると何品かのオークションが終わっており、最高落札者(上限8万円)でのジャンケンをしている最中でした。

そして次に始まったのは「安田先生&岩田騎手サイン入り勝負服」のオークションでした。

マズイ・・・これだけは欲しい・・・

今秋のセントウルSから始め、スプリンターズS、海を渡った香港でも、極寒の引退式でも私が貫いた勝負服Tシャツ&ブルーのピチピチアンダーシャツファッション。それだけに、この「本物」だけは欲しかったのです。


(香港・沙田競馬場にて)

もう勢いだけでいってしまえ!一声目で「にまん!」と声をかけたものの、あっという間にぐんぐん上昇!やっぱりか・・・一度退いたものの、6万円で一瞬の停滞ムード。

う〜〜〜っ!もう知らん!「ろくまんごせんっ!!!」

甲斐・武田「風林火山」の戦いとくと味わうがよい!と気合を込め発声!


(ケンにぃ撮影)

「いずれくるのであろう。ジャンケンになったら腹をくくるまで。よかろう。さあ、参れ!」


借金を背負う覚悟で右を見ると、競り合っているお二方が「どーぞどーぞ」状態・・・


そのままハンマーは打ち下ろされ、私が落札者となりました。

「ちょ、ちょっと・・・違う、この展開じゃない。ジャンケンは・・・やっちまった・・・」

思わぬ展開に動揺したまま壇上に上がり安田先生、岩田騎手に挟まれ勝負服を手に記念撮影!
(TOPの写真も撮影はケンにぃです)

この瞬間は本当に至福のひと時でありました!

降壇しクラブの社員さんから「現金ですか?振込みですか?」

もちろん、振込みです・・・

「では入金後送付しますので」と一時お預かり。

帰宅後早速振込みすると、請求書並みの速さで翌日無事到着!



あらためて一人この勝負服を眺めると、あそこで手を挙げてよかったなと感じております。使ったお金も義援金として役に立てばうれしいですし、震災当時も大したことは出来ていませんでしたので・・・
何より、安田先生と岩田騎手との3ショットも出来ましたし、お二人のサイン入りですので今後家宝として大切にしたいと思います。

あとは額縁ですね・・・

とまあ、何から何まで夢のようなひと時をもたらせてくれたカナロアには何度感謝しても足りません。

でも、またこんな至福のひと時が訪れるよう愛馬の活躍を夢見ています。それが、カナロアの仔であれば最高ですし、ぜひとも成し遂げ縁を持ちたいものです。

当日お世話になりました皆様ありがとうございました。