勝利への期待を積み込み得意の新潟のレースへ臨んだラパージュでしたが、出遅れ→直線で詰まったりとスムーズの競馬ではなかったものの、いつもどおりの頑張りを見せ2着となりました!これでまたもや次走への優先権を確保。ジックリとレース選択し、次こそは待ちに待った勝利つかんで欲しいものです。そう、今日のG1天皇賞(秋)を勝利したデビュー戦の勝ち馬(ラパは2着)ジャスタウェイのように!
やはり新馬戦は特別なもので、同じデビューで走った同志のその後の動向は何年経っても気になるほどでありずっと記憶に残るものであります。
その特別な新馬戦に来週末出走を予定しているのが、春のターファイトCで一目惚れにて即決出資したブリッジバード!
カナロアを筆頭にメインであるロードHCの出資馬たちの記事が多くなってしまい、どうしてもターファイトCの仔たちの記事が手薄になってしまいがちなので、本日はデビューを控えたブリッジバードと共に1歳馬のボーントゥーブーギーの2012の近況にも触れておきます。
まずはブリッジバードですが、スルリと切り抜けたゲート試験突破後はウッドチップコースを中心に入念な乗り込みを進められてきました。師のお言葉からも「よいスピードを持っている」とお褒めの言葉を戴きデビュー予定を心待ちにしていましたが、乗り進められていくと「少々他馬を気にするところが・・・」とやや心配なコメントも。少々神経質なところがあるのか、多頭数の競馬での不安もありますが初戦から「ブリンカー」装着の対策も検討されております。こればっかりは実戦にいってみなければわからないもので、まったく気にならない場合もあればかなりのネックになってしまうことも。やはり年頃の少女だけあり難しいものです。
そして、選ばれたデビュー戦の予定は11月2日(土)東京・芝1400戦!なんとも嬉しいことに府中でのデビュー予定!距離もコースも血統からはドンピシャリという感じです。鞍上には若手の有望株である嶋田純次騎手を配し、競合もなく継続騎乗を望めるそうな起用であり不満はありません。ただ、芝の1400あたりだと結構な頭数が集まることも。そうなると初戦から「抽選」ということも考えられ流動的かもしれません。順調に府中でデビューできるようなら待ちに待った府中での愛馬デビュー戦観戦を堪能しようと思います。
募集総額600万円のブリッジバードですので、賞金700万円の新馬戦で過度の期待をするのは酷なことかもしれませんが、他馬を気にすることなく伸び伸び走り掲示板確保で次走も府中で観戦できるよう頑張って欲しいものです。応援に行くぞ〜ブリッジバード!
では、デビューへ向けての近況をクラブHPより
2013-10-23 矢野英一厩舎で調整されています。デビュー戦に向けて、10月23日に助手を背にして、南チップコースにて3頭併せで追い切りが行われ、一杯に追われて56.3-40.1-13.2を計時し、内の馬に2馬身、中の馬に1馬身ほど遅れました。矢野調教師は「インから馬が来たら幾分気にしていたようです。その辺を考慮して、初戦からブリンカーを着けることを検討しています」とのことです。11月2日東京、混合、2歳新馬・芝1400mに嶋田純次騎手でのデビューを予定しています。
2013-10-17 17日に助手を背にして、南チップコースにて3頭併せで追い切りが行われ、強めに追われて併せた2頭と同入しました。矢野調教師は「2歳馬同士の併せ馬で他馬より2〜3馬身先行し、直線で馬体を併せましたが、多少他馬を気にするのか、ちょっとフワッとした走りでしたね。
素質、スピードと見所がありますが、その辺りが少し気になりますね」とのことでした。
2013-10-09 矢野英一厩舎で調整されています。4日に北馬場でゲート試験を受けて見事に1回で合格しました。早速、デビュー戦に向けて9日に坂路にて追い切りが行われ、54.0-39.4-25.9-13.2を馬なりで計時しました。矢野調教師は「中間、ゲートの出の反応がひと息で多少心配でしたが、4日の試験ではゲートからダッシュ良く飛び出していました。
良いスピードも備わっていますし、このままデビューに向けて進めていく予定です」とのことです。なお、馬名は「ブリッジバード」に決定しています。
そして、欲しい欲しいと懇願していたエンパイアメーカーの仔である1歳馬ボーントゥーブーギーの2012は、ひと夏を越しグググッと成長しグラマラスボディとなりました。なんと1ヶ月で+40kgとはちょっとビックリ!これから馴致に入り徐々に乗り込んでいきますが、体がこれだけしっかりしていればトレーニングを進めるにおいても心配は要らないのではないかと思います。クラブの先輩であるオーレリーのように体が増えずに困る仔よりも、ラパやブリュネットのようにカイバ食いに心配がない仔のほうがレースへ向けても不安がないので心強いところ。
成長度も早そうなので、このまま順調なら夏の北海道でのデビューも期待できるのかもしれません。なにせ、この時期は夢の見放題ですから妄想ローテを組むのも秋の楽しみであります。
今のところは元気が一番!来年訪れるであろうエンパイアメーカー旋風に乗り遅れることがなきよう、スクスクと成長してくれることを望みます。でも、楽しみだなぁどんな走りをするか。
では、牧場での近況をクラブHPより
2013年10月 10月上旬も谷川牧場第一分場で放牧されている。「予定通り、10月に入ってから馴致を始めました。素直でおっとりとした気性なので、今のところ順調に進んでいます。今月末あたりから、騎乗運動へと進めていく予定です」と牧場スタッフ。馬体はキ甲がすっかり抜けた上に、胴周りがフックラとしており、出来の良さに磨きがかかってきた。牝馬特有のカリカリしたところもなく、ゆったりと構えたその姿からは、大物感が漂う。中旬に行われた募集馬見学ツアーでの展示会でも、慣れない環境にも堂々としており、その好馬体を存分に披露していた。10月13日現在の馬体重は485kg。
2013年9月 9月上旬も谷川牧場第一分場で放牧されている。「放牧中はしっかり運動しているようですし、飼葉もしっかり食べていて、逞しく成長してきていますね。精神面でも随分と落ち着きがでて大人びた雰囲気になってきましたし、
成長ぶりは文句なしですよ」と牧場スタッフ。前月に比べ、馬体は体高が伸びてバランスが良くなり、グッと垢抜けてきた印象だ。放牧地でも、その出来の良さで目立っており、走り出した時の力強い動きは、さすが父の産駒といったところだ。なお、本馬もロイヤル4同様、来月から馴致を開始する予定となっている。9月10日現在の馬体重は447kg。
恐らく今後も牝馬をメインに年間1頭のペースで出資することになりそうですが、日高の中小牧場から大舞台へ出走できるような仔を射止められるようゆったりと構えターファイトCを楽しみたいと思います。なんか、いいなぁこのユルさが!