寒さの反撃に見舞われた2月下旬から一転、弥生三月を迎えようやく春を実感できるようになり、我が出資意欲も土を掻き分けニョッコリと顔を出してまいりました。
そんな啓蟄である本日、めでたく2歳馬の追加出資を決断し申込みを済ませました。
今年の募集ラインナップでは「これっ!」って仔がおらず消去法的に「関東枠」を埋めるしかないかと思っていましたが、ターファイトCの追加募集馬の写真&動画がupされた途端、「いるじゃない!いい仔が!!!」と好ましい積極的出資に一気に方向転換!
その「即決」をさせた仔は
サイレーンの2011(牝)であります!
父上はSS産駒でスプリントG1高松宮記念を制したオレハマッテルゼ。母上は我が好物であるミスプロ系のモガンボを父に持ち、現役時は芝・ダートの短距離戦で3勝を挙げておりスピードは十分。母の産駒にはステイゴールドを父に持つ重賞2勝馬のアルコセニョーラがおり、オーレリー同様重賞馬を姉に持つこととなります。
重賞馬の下ということを抜きにして、この仔のトモはモリモリのムッチムチで迫力十分。同じSS直仔を父に持つ姉とは毛色も体型も異なり、父母からも距離は短めになると思いますが、マイルまでこなしてくれると我がフランチャイズである東京競馬場での応援機会も増えるというもの。なんとかマイルはこなして欲しいものです。
肝心の募集価格はというとオーレリー同様お求めやすい総額600万円、一口30,000円(200口)と懐に優しいお値段。昨年のセール上場馬で落札価格が420万円なので、上乗せ分が随分と少ないことが少々気がかり・・・牝馬だからなのか、育成を進めて「こんなものか」と思われたか・・・まあ、実際デビューしてみなくては分からないのでしょうが・・・そんな不安を吹き飛ばすほどカタログ&動画で一番気に入ったのはこの仔の「瞳」。撮影した時の天気もあるのでしょうが、瞳が大きくキラキラときらめいていてとてもカワイコちゃんなのであります。
現在はチェスナットファームで順調に育成中で、早くも15-15を週1回乗り込まれているように、順調に行けば夏デビューも期待できそうです。お世話になるのは美浦・矢野英一厩舎。私と同世代の先生であり、お世話になるのは初めて。最近の我が出資馬は若い先生にお世話になることが多いのですが、他の先生同様に目立たぬ血統でも大事にそして数多くレースに出走させて欲しいものです。
結局は第一印象で気に入った仔の方がアレコレ悩まずにすんなり決まるもので、本日から受付開始だったんですが昼休みにいの一番で申込みしちゃいましたし、決断してからの日々は「短距離馬だろうし夏の2歳重賞なんかに出られたらいいなぁ」と早くも妄想天国。とりあえずは、早期デビューに期待し年内勝ち上がりを目標に頑張って欲しいものです。
数少ないでしょうがご一緒の皆様よろしくお願いいたします。