至福の瞬間を過ごしたカナロア祝賀会から早2週間。
この間、腫れていた左アゴも無事に元通りとなり、祝賀会のためにストレスと戦いながら伸ばした髪にも別れを告げいつも通りのベリーショートへ戻しとうとう日常へと引き戻されてしまいました。
そんな春も間近なこの間に、我が愛馬たちにもゾクゾクと動きが出て参りました。ず〜っと出走馬のことしか書いていなかったので、ここで一気にまとめて各馬の近況を書きたいと思います。
まずは、我が誉の愛馬カナロアは2012年のJRA賞のひとつである最優秀短距離馬を見事受賞!まさか、JRA賞を受賞する愛馬を持てるなんて・・・やっぱり夢は見続けるものですね。そして、年末の香港以来の復帰戦である来週の阪急杯(G3)出走に向け着々と態勢を整えてきました。今週の1週前追い切りでは、フェブラリーS出走組みも含め、降雨により悪化した馬場に苦戦する中、終い12.1秒を記録する貫禄の走り!「もう負けてはいけない馬」と師が仰せのとおり、久しぶりの1400戦にも不安はなく圧巻の走りで堂々「世界」へ羽ばたいて欲しいものです。
そして、3頭いる3歳馬はというと、
ブリュネットは前走後も順調に過ごし短期放牧から今週無事帰厩。3月2週目の出走を目標に調整されています。
唯一の益荒男ラファエルは、ソエも治まりようやく先週に帰厩。
更新されたこの写真↓
随分と男前に磨きが掛かりました!早速時計を出しましたがナカナカの好時計。チョイと足りなかった終いのキレもここへ来て手に入れたように思います。こちらもブリュネット同様3月2週目を目標に乗り進められています。
最後3頭目の3歳馬「隠し玉」オーレリーが待ちに待った美浦トレセンへ入厩を果たしました!
順調に坂路で乗り込まれていますが、やはりゲートに慣れるまで時間が掛かりそう・・・こちらは「新馬戦」に拘らず馬にあわせデビューして、5月の東京競馬場でぜひ間近で見てみたいものです。
というわけで、皆が皆トレセン在厩中の我が厩舎。春に向け忙しくなってきそうです!
そんな活気付いた我が厩舎のbPの頑張り屋さんであるラパ姉さんが、前走久しぶりに彼女らしさを見せてくれて見事3着となりました!
混雑する500万条件に出走するために欲しかった優先出走権を確保し、選ばれたレースは17日(日)東京7R芝1600戦。
えっ!結果の出ていない府中のマイルですか先生・・・でも中山でも前半は丁度いい感じのレースがないんだよなぁ・・・次の中京、福島、新潟開催まではナカナカ思い通りのレースに出るのも大変かも・・・今回は減量騎手を配するなど策を練っていただいた先生の期待にこたえるべくいつもの頑張りでアッと驚く勝利を期待したいものです。
本来なら、久しぶりに府中へラパちゃんに会いに行こうと思ったものの、17日は少年野球の今年初の対外試合の日・・・まだまだ2月で寒いのに野球の試合だなんて・・・夏までは愛馬観戦も我慢の日が続きそうです。
見に行けないけど頑張るんだよ、ラパ!あと、ゲートで遊んじゃダメだよ!
では、出走を控えたラパージュの近況をクラブHPより
2013.02.13 ラパージュは、2月17日(日)東京・4歳上500万下・混合・芝1600mに嶋田騎手53kgで予定しています。同レースはフルゲート16頭。現段階では優先順位1番目、同順位11頭で出走可能です。2月13日(水)重の美浦・坂路コースで1本目に60.0−45.2−30.0−14.9 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2本目に54.9−40.1−26.3−13.0 馬なりに乗っています。短評は「気配良化」でした。
・田村調教師 「2月13日(水)は坂路コースを単走で。今週に使いましょう。前走は3着に来たとは言え、ちょっと差を付けられた感じ。また、どうもワンパンチ足りぬ印象です。それを埋めて逆転を狙うには減量ジョッキーの起用が妙味だと思います。4コーナーまで上手く持って行ければ2kg軽い分がラストに生きるはず」
≪調教時計≫
13.02.13 助手 美南坂重2回 60.0 45.2 30.0 14.9 馬なり余力 坂路コースで入念
13.02.13 助手 美南坂重 54.9 40.1 26.3 13.0 馬なり余力 気配良化
2013.02.06 ラパージュは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、2月17日(日)東京・4歳上500万下・混合・芝1600mに予定しています。
・田村調教師 「美浦トレセンへ戻った後も大丈夫。東京を目指そうと思います。ただ、心配はゲート。2月6日(水)も練習を行なったものの、駐立で落ち着かぬ格好を覗かせていました。過去の累積分を踏まえると次に危なっかしい面を見せたら再審査の制裁を受ける可能性も。縛る等の対応も考えましょう」
2013.02.04 ラパージュは、2月3日(日)中京8R・4歳上500万下・芝1400mに丸山騎手55kgで出走。16頭立て5番人気で4枠7番からハイペースの道中を9、6、6番手と進み、直線では中央を通って0秒3差の3着でした。馬場は良。タイム1分23秒0、上がり35秒8。馬体重は増減無しの464kgでした。
・田村調教師 「今日もゲートで立ち上がりたい素振り。見た瞬間これはマズいな・・・と感じたものの、偶然タイミングが合って中団での競馬が叶いました。内側へモタれるなど直線では丸山騎手が乗り辛そうな格好に。でも、ゴール間際で3着に上がったように最後まで渋太く伸びたと思います。出馬投票の直前までダートへ行くか悩んだ末に導き出した結果。勝利を得られずに終わった状況では完璧とは言えませんけど、前走後から出走へ至るまでの作戦は概ね狙い通りでしたね。次は優先的にレースを選べるはず。中1週が続くローテーションが幾らか心配ながら、番組的に東京の芝1600mを目指すのが良いでしょう」
≪2013年2月3日 中京8R 4歳上500万下 芝1400m 良 16頭≫
1着カディーシャ 55高 倉 1.22.7 ( 8・6・7)35.4 418kg−4kg
2着ウインロザリー 55大 野 1.22.7 鼻 ( 14・13・13)34.7 434kg+2kg
3着ラパージュ 55丸 山 1.23.0 2 ( 9・6・6)35.8 464kg 0kg