じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新年あけましておめでとうございます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年もよろしくお願いいたします


とうとう明け41歳牡となってしまい本格的な厄へと突入した私ですが、厄払いとばかりに新年早々に昨年末より検討していた「新たなクラブ」に入会し、更なる夢の続きへとスタートすることとなりました。

入会したクラブはというと、「やはり」非社台の牧場系クラブの老舗ターファイトクラブ
昨年末の阪神ＪＦで１番人気に支持されたサウンドオブハートが所属し、多くの牧場から募集馬が提供される牧場集合系のクラブです。

ナゼにまた新たなクラブを？カナロアが走っていい気になってやがるな？なんてお思いでしょうが、年末のとある日に、リニューアルされた一口馬主ＤＢを嗜んでいると「父馬から探す」が目に入り、パラパラと出てきた種牡馬一覧に「エアジハード」の文字が！そこで目に入り、気に入ってしまってから１ヶ月。過去の経験から複数クラブにすると、どうしてもカタログの誘惑に負けて出資馬が増える一方、気が付くと馬エンゲル係数が途上国並みになってしまうことも・・・・・その禁断の扉を開けさせるべく資料請求を経て、悩みに悩んで新規入会＆出資を決めさせたのがこの仔


　　　　　　　　　　　　　　ペリーヌの2010（牝）、父エアジハード母父トニービン　　　











お世話になるのはうれしい「関東」の新開厩舎。ロードＨＣでもロードパルジファルを預かっている関係で近況報告はちょいちょい見ていましたが、まあ特に悪い印象もなく開業して間もないので結構使ってくれるかもしれません。しかし、ロードの２頭といい今年は開業後間もない先生ばかりになってしまいました。

父はこれでゴーグルシチー以来２頭目となるエアジハード！安田記念とマイルＣＳを制したサクラユタカオー産駒。私が特に印象に残っているのはスペシャルウィークの制した天皇賞での走り。あの時は距離が持たないと言われていましたが、「持つ！絶対持つ！持ったら勝つだろ！」とガツンと勝負した記憶が・・・とにかく当時の〇外やサンデー産駒を相手にサクラユタカオーの産駒が倒すというのが痛快でありました。

母ペリーヌは未出走ながら全弟に重賞馬テンザンセイザおり、母として府中牝馬Ｓを制したテイエムオーロラ（父マンハッタンカフェ）を生みました。ってことは？そうです！この仔は重賞馬の半妹ということになります。

しかし、重賞馬の下だからということが決め手になったわけではなく、最大の決め手は父エアジハードだからこその「血統」。エアジハードにトニービン、カーリアン、ハビダットと重ねられたこの仔は、我がフランチャイズである府中で芝のマイルを走ってくれといわんばかりの構成。この話は１升呑める位の長さになってしまうので省略しますが、私にとって牝馬では理想の血統になるのです。

懸念の募集価格は総額500万円とサプライズ価格！随分とエアジハードも馬鹿にされたものです（泣）募集口数は200口で一口25,000円。かつても200口馬には出資していたので特に抵抗もなく無事クリア。提供してくれた大北牧場さんに恩返しすべく、府中で存分に走ってもらいたいものです。なんとなくですが、デビューも早そうな気がしますので、まずは夏の新潟マイルでのデビューを期待。でも、結構ダートで、それも中山1200とか福島1000とかで走っちゃうことも多いんですケド・・・まずは勝ち上がり、ゆくゆくは石和特別制覇を期待します。

やはり、牧場系クラブってのはエアジハードのような今後残していきたいような血統の仔を生産してくれるので、昨今のＳＳ系祭りのような募集馬を見慣れてしまった私には新鮮で一口をはじめた頃を思い出させます。この仔だけに出資して引退したら退会するつもりですが、やっぱりそうもいかないでしょうね・・・・・

ターファイトクラブ会員の先輩の皆様、ペリーヌの2010でご一緒の皆様よろしくお願いいたします。

この人生盛り下がりの不惑の私に、今年のクリスマスイヴに素敵な贈り物が届きました！

まず最初に届いたのが


競馬ブックロードカナロア京阪杯カラーパネル


注文から３週間ほど経ってようやく届きました
そしてこれがとにかく大きい！
ウチのアクオスよりデカイ！
木製のパネルで、高校時代の部室に飾ってあった甲子園出場時のようなパネルで感激！
ガラスのパネルじゃないので部屋の蛍光灯が反射しないので、晩酌の肴にはぴったりです。
ちなみに、壁のクラックは恐らく震災のときに出来たもの・・・
１ヶ月くらい気付きませんでした・・・

そして、ポストには更なる贈り物が２つも！

ひとつはクラブからの会報で中には京阪杯のゴール前写真が入っており、早速準備してあったフレームへ
でも、早く来た分さすがにラパージュのゴール前写真が入っていなかったのは残念でしたけど・・・

もうひとつは・・・・・

先日の記事の最後にソロリと書いた

じぇいてぃ厩舎第二章・・・

実は・・・

一口馬主ＤＢでイロイロ検索して辿り着いてしまったどうしても出資したい馬を他クラブで見つけてしまい資料を取り寄せてしまいました・・・

複数クラブにすると、出資スピリットに歯止めが利かなくなることはすでに経験済み。
ようやく一クラブで落ち着いて楽しんできたのですが、今回の候補馬は「どうしても欲しい！」魅力満載の血統の仔なのです。
もちろん、「私の」超好みの血統ですのでマニアな血統であることはご想像の通り。しかも、時代の流れに逆流する「非社台、ノーザンＦ生産馬」は当然、自分が生産するならこんな血統の馬！を実現してくれたようなドンピシャな馬なのです。
補償がないこともあり、もう少し様子見して春までには出資したいと思いますので決まってからまたお知らせします。


というわけで、私にとっては最高のクリスマスプレゼントがまとめて届き、束の間の正月休みを満喫したいと思います。

なんと、この本家ブログでの競馬予想は日本ダービー以来今年２回目の投稿。

セカンドブログでチョロチョロと予想だけUPしていたのでこちらでは随分ご無沙汰となってしまいました。

さてさて、いつもなら暇を持て余すクリスマスイヴに有馬記念の予想をUPするのですが、今年は前日になってしまうとあり、冬至の宵でのUPなりました。

毎年のことですが、今年のチャンピオンホースはジャパンカップ（Ｇ１）ですでに決まってしまったと思っており、この有馬記念はある意味プロ野球のオールスター戦位のものだと感じております。馬にとっては今年最後も何も関係なく、「日本人」の都合で年末最後ということで盛り上がる「祭り」のようなもの。

というわけで、今年も祭りに参加するにあたり、枠もオッズも何も関係なく、ただ「好きな馬」を◎に据え祭りを満喫したいと思います。

ズバリ◎には�Lレッドデイヴィス！

今年に限っては「好きな騎手」で◎を抜擢！

我らアラフォー世代にとっては競馬＝武豊という図式は20年以上体に染み付いており、昨今の苦境を強いられている武豊を、こういう時こそ我らアラフォー世代が応援しないわけにはいきません！「武は終わった」「もう追えない」「やっぱ外人！」なんて囁かれていますが、まだまだ終わっちゃおりません！単なる大人の事情があるだけで、スマートファルコンでの見事な騎乗振りを見れば、まだまだ「超一流」だってことは一目瞭然カバリー！阪神ＪＦに続き、武豊の24年連続Ｇ１制覇に期待します。

もちろんレッドデイヴィスだって勝者に値するだけの強さを持っています。３冠馬オルフェ＆桜花賞馬マルセリーナに勝ったのはもちろん、古馬初対戦の鳴尾記念を休み明けながら鋭い末脚で勝利。距離云々言われるのでしょうが、2500を走ってもないのに「こなす」の「こなさない」のと騒ぎ立てるのは野暮というもの。「未知」というものほど怖いものはありません。

そして、相手筆頭〇には「最強世代」と謳われる４歳からダービー馬�Dエイシンフラッシュを指名。皐月賞時の追い込み方から、東京よりむしろ中山のほうが合うんじゃないかと妄想。
▲には１、２番人気の�@ブエナビスタと�Hオルフェーブルを仲良く配置。この２頭にケチをつけようなんて気は全くありません。▲の評価はロマンチスト故なのです。
△には春のグランプリ覇者�Kアーネストリーを。今年のオールカマーの走りは圧巻。満を持しての有馬記念初見参です。
注にはすっかり人気を落とした�Gローズキングダム。唯一「１着入線した」Ｇ１朝日杯ＦＳ（中山）では２歳時ながら抜群の切れ味見せてくれました。秋初戦の京都大章典を59Kgで制した時には、みんな「強い」と言っていたのに・・・時が過ぎるのは早いものです。

とまあ、懲りもせず今年もロマン街道をまっしぐらの予想でソロリと勝負し友等とともに宴を堪能したいと思います。
あとは、レース番号を間違えないようさっさと前々日売りで買ってしまい「あーでもないこーでもない」に踊らされないようにするだけです。









ついでといっちゃなんですが、この日の「私の」メインは７ＲホープフルＳ（２歳OP）

なぜかといいますと、ここに出走のハイクラウンは、来年の「ダービー馬」として私が最も期待しているからです。ぜひ、このハイクラウンには頑張ってもらい、キングカメハメハとのダービー親子制覇を成し遂げてもらいたいものです。

大きな悲しみが日本を包んだ2011年をラパージュの初勝利という明日への希望で締めくくった我が厩舎。

悲しみを胸に刻み、夢と希望をより大きくすべく冬至を迎えた冷え込む宵に新たなる吉報が届いてまいりました。

まずは、天下取りを目指す我らがカナロアですが、京阪杯後リフレッシュに出ていたグリーンウッドより今週帰厩が完了。前走のダメージも少なく良いカタチで１ヵ月後のシルクロードＳへ向けリフレッシュがはかれたようです。春の大目標である高松宮記念（Ｇ１）へ向け、青写真どおり順調に進んでいることが何よりです。

つぎに、先週見事初勝利を挙げたラパージュですが、心配された「激走」の疲れもなく年明け中山の15日３歳500万芝1200へと目標が設定されました。レースの次の日には、田村先生のブログで「痛いところはないよ」といち早くラパージュの体調を発信してくれた心遣いにはホント感謝感激！勝利を挙げた同舞台であれば、昇級戦といえども期待できるのでは？ここで２勝目を挙げることができれば「桜」の舞台も夢じゃない！デビュー以来ずーっと牡馬との混合戦で戦ってきたラパージュなら、勝つまではいかないとしても1600の桜花賞でも残念なレースはしないはず。とにかく一生に一度のクラシックの舞台に愛馬が名を連ねて欲しいものです。

最後に、春の故障から慎重に進められてきたヴェッケンにようやく「入厩」の２文字が点灯！年明けに千田先生と協議の上での判断となりますが、順調にいけばギリギリ「新馬戦」に間に合いそう・・・先週の朝日杯ＦＳをシンボリクリスエス産駒のアルフレードが制し、ウチの「隠し玉」にも期待が高まります。なんとか脚元が落ち着いて無事のデビューを願います。これでようやく写真も更新されるかな？

３頭それぞれに一歩前へ進む形で新年が迎えられそうで、気持ちよく「厄年」をお招きする事が出来そうです。

そして・・・・・じぇいてぃ厩舎第二章へと向かう予感も・・・

では、３頭それそれの近況をクラブＨＰより

「普通」に「順調」であることがなによりロードカナロア（写真左）

2011.12.21　ロードカナロアは、12月21日（水）に栗東トレセンへ帰厩しました。ひとまずは１ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、１月28日（土）京都・シルクロードＳ(Ｇ�V)・国際・芝1200ｍに予定しています。

・安田調教師　「12月21日（水）に栗東トレセンへ。年内の帰厩は予定通りですね。外見的には変わった印象を受けぬものの、放牧でリフレッシュが図れたはず。約１ヶ月後の目標に向け、徐々にピッチを上げようと思います。明日22日（木）より馬場へ出して感触を確かめる方針」

2011.12.20　ロードカナロアは、滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン90分、ポリトラックコース・キャンター3500ｍ（１ハロン20〜22秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター650ｍ×１本（１ハロン18〜20秒ペース）。12月21日（水）に栗東トレセンへ帰厩の予定です。

・当地スタッフ　「現在のメニューでは物足りぬ感じ。そんな様子を踏まえて運動量を増やしています。また、最近はハロン18秒より速いペースで登坂する場合も。悠々と対応しており、心身共に良い意味で変わらぬ状態ですよ。今週中にはトレセンへ戻りそう」

2011.12.13　ロードカナロアは、滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター650ｍ×２本（１ハロン18〜20秒ペース）。

・当地スタッフ　「坂路なら相応にトモを使えるものの、まだ平坦コースだと前肢に頼った感じの走り。そんな中で素晴らしい成績を収めるのですから、全体が上手く噛み合って来れば･･･。本当に楽しみですね。飼い葉もキッチリ食べており、体調面は大丈夫そう」

姉同様「桜」の舞台へ！ラパージュ（写真右）

2011.12.21　ラパージュは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、１月15日（日）中山・３歳５００万下・混合・芝1200ｍに予定しています。

・田村調教師　「今後に関しては軽く乗り出す予定の12月22日（木）から数日間の様子を確かめないと。まだ走り終えて時間が経っていませんからね。でも、無事に美浦トレセンへ。現状を見る限りでは大丈夫だと思います。厩舎から出さずに調整を続けられるのでは･･･」

2011.12.19　ラパージュは、12月18日（日）中山２Ｒ・２歳未勝利・混合・芝1200ｍに蛯名騎手54kgで出走。15頭立て２番人気で８枠16番からハイペースの道中を13、12、10番手と進み、直線では大外を通ってタイム差無しで優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム１分09秒９、上がり35秒１。馬体重は８kg増加の４６２kgでした。

・蛯名騎手　「16番枠。また、あまり速いスタートを切れませんでした。その時点で序盤から無理は控えようと。外々を回らされるのは見えており、道中は後方に近い位置を進みました。でも、どこかのタイミングで動こうと。それが上手く行ったと言うよりは今日は馬自身が強かったのだと思います。芝で差す競馬が合いそう。距離は1200、1400ｍでしょうね。上のクラスでも通じるはず」

・田村調教師　「４コーナーで馬群が固まった状態に。全馬が前走５着以内の１戦らしく皆の脚が残っていました。失敗したぁ･･･と言いながら蛯名騎手は馬場から戻って来たものの、追い込んだ２頭で決まった通り結果的には外枠が良かったのかも。多分あそこに入っていたら直線で抜け出せずに終わったでしょうね。いずれにせよ今回のメンバー相手に人気を集めてキッチリ勝ち切るのは大したモノです。私自身もホッと。お待たせして申し訳ございませんでした。今後に関しては厩舎へ戻ってから決める方針。心身のコンディションに不安が無ければ１回中山３週目もしくは次の東京から適鞍を探ろうと思います」

≪2011年12月18日　中山２Ｒ　２歳未勝利(混)　芝1200ｍ　良　15頭≫
１着ラパージュ　　　　　54蛯　名　1.09.9　　　　（　 13･12･10）35.1　462kg＋８kg
２着トーセンマグナム　　55戸　崎　1.09.9　頭　　（　 15･15･13）34.6　450kg＋２kg
３着ヤサカオディール　　54中　谷　1.10.0　1/2　 （　 ２･３･２）35.8　430kg−２kg

焦りは禁物だけど、でも早くデビューしてねロードヴェッケン

2011.12.20　ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク1000ｍ→キャンター1000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18〜20秒ペース）。

・当地スタッフ　「心身共にコンディションは安定。先週と比べて大きな変化は見られぬものの、それ自体も良い意味で捉えて大丈夫だと思いますよ。年明けには移動プランに関して千田先生と意見を交える予定。ひとまずは現在の調子を保つのが重要でしょう」

2011.12.13　ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000ｍ、ポリトラックコース・ダク1000ｍ→キャンター1000ｍ（１ハロン22〜25秒ペース）、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200ｍ×２本（１ハロン18〜20秒ペース）。

・当地スタッフ　「もう12月も半ばに。特別な不安は浮かばぬ現状ながら、年内に厩舎へ送るのはスケジュール的に幾らか慌しい感じです。時間で区切るよりも、馬に合わせて進めるのが大切。少しでもリスクを軽減すべく、柔軟なスタンスで行こうと思います」

「絆」を背負い込み出走した我らが「女王」ラパージュが

　　　　　　　　見事初勝利を飾りました！

大外枠からの発走で運にも見放されたかと思いましたが、蛯名騎手の渾身の騎乗で直線追い込みアタマ差の勝利！

直線手前から追い出しグイグイっと伸びてくる姿は姉レディルージュによく似ていました

優秀な姉ルージュのように「桜」の舞台に参る夢もこれで来年も見続けることが出来ます

そして、鞍上の蛯名騎手もさすがトップジョッキー！と感謝するほかありません

馬三郎によるレース後の騎手コメントでは

「今まで乗った中で一番落ち着きがあって雰囲気も良かった。大外枠がどうかと思いましたが、外々を回る正攻法の競馬で差しきったわけだからね。現状では短距離があっているんだと思う」

と、正攻法で力で押し切ったとラパージュのことを信じて乗ってくれたようです

ぜひ、この後も継続して騎乗してくださいね

今日は＋８kgでの出走と成長力も見せてくれていますが、激走の疲れも心配ですしこの後は少し休養でしょうか？

ちょっと休んで２月の東京開催の春菜賞あたりに出走してくれれば、また応援に行きますよ！

なにより、ラパージュの勝ち上がりで最高の2011年を締めくくれましたので本当に気持ちよく新年を迎えられます

よく頑張ったねラパージュ！ありがとう！

応援してくださった皆様ありがとうございました