じぇいてぃ厩舎〜愛の果てまでも〜

日高の馬で、非社台でロマンを!を家訓にターファイトC&ユニオンOC&ワラウカド&広尾TCでロマンを追い求める山梨の一口馬主愛馬日記です
 
2011/07/21 3:59:34|ラパージュ
我らが女王ラパージュデビューです
大将カナロアの放牧とあわせ、我がブログもリフレッシュのため放牧へと出ておりました。皆様、お久しぶりでございます。とはいっても、どこが?なにが?リフレッシュしたのかと申しますと、この間にとうとう齢四十をお迎えし少々のことでは惑わない「不惑」へと脱皮いたしました。誰でもいいので、私とカナロアの年齢を4年に1度加えるくらいにしてもらえないでしょうか?

さてさて、今この大和の国は「なでしこ」ブーム真っ只中であり、私にとってはなにやら懐かい響きにちょうど1年前の夏を思い出しております。愛馬レディナデシコが現役を退き落胆していた夏でした・・・。スピードはあったのに・・・脚元さえ丈夫なら・・・不完全燃焼で終えたナデシコの無念を、妹であるラパージュがこの夏早くもデビューを迎えリベンジを果たすときがやってまいりました。

ここまでのラパージュは、心配された脚元の不安もなく美浦トレセンにて順調に乗り込まれてきました。しかしながら、速い時計を出すにつれ、少々心配の種でもあった「Halo3×3」の織り成す荒ぶる気性が覚醒し、唯一の懸念材料となっています。師も賢姉レディルージュのように「ゆくゆくは短距離で」なんておっしゃってますが、「来春まではマイルで」ってのが恐らくみんなの希望なのかと・・・。そして、選ばれたデビュー戦は今週土曜23日の新潟芝1600mの牡馬との混合戦。鞍上は今年好調の中舘騎手を配し臨みます。新潟マイルというと、長〜い長〜い直線を意識して4角までは超スローになることもしばしば。枠順も影響するでしょうが、このデビュー戦でうまく馬込みで我慢できるか?ブルンブルンと首を振ってしまうのか?ちょっと心配ではありますが、まずは大凡走だけはしないことを祈っております。内心期待はカナロア級なのですが、やっぱり気性的なものと牡馬を相手にいきなりはどうかな・・・?このあたりは惑わずの心境なのかいかがなものか・・・まだまだ不惑初心者です。


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では、直前までのラパージュの近況をクラブHPより

2011.07.20 ラパージュは、7月23日(土)新潟・2歳新馬・芝1600mに中舘騎手54kgで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位2番目、同順位17頭で出走可能です。7月20日(水)稍重の美浦・坂路コースで1本目に59.5−43.8−29.5−15.2 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、2本目に53.5−40.0−26.4−13.0 馬なりに乗っています。併せ馬では末強目の相手に0秒1先行して0秒2先着。短評は「力強い伸び脚」でした。

・田村調教師 「前回の一追いで大体デキていました。その段階で来週は坂路をサッと乗るか、確認を兼ねてゲートから出せばOKかな・・・と。それを踏まえた上で7月20日(水)の調教に臨んでいます。相変わらず順調。良い状態でレースを迎えられるでしょう」

≪調教時計≫
11.07.20 助手  美南坂稍2回 59.5 43.8 29.5 15.2  馬なり余力 坂路コースで入念
11.07.20 助手 美南坂稍 53.5 40.0 26.4 13.0  馬なり余力 力強い伸び脚      
  バットゥータ(3歳未勝利)末強目に0秒1先行0秒2先着

2011.07.13 ラパージュは、7月13日(水)良の美浦・ニューポリトラックコースで5ハロン67.0−52.4−38.2−12.1 4分所を馬なりに乗っています。併せ馬では強目の相手の内を通って同時入線。短評は「仕上がり良好」でした。7月23日(土)新潟・2歳新馬・芝1600mに中舘騎手で予定しています。

・田村調教師 「7月13日(水)はパートナーの内側を通る内容。あまり目一杯に行かずに結構と言う意向を伝えた状況下での時計としては十分ですね。半姉を踏まえても後々は短い距離に適性を示しそう。でも、やはり来春までは1600mでも頑張って欲しい気持ち。そんな意味でも万全を期してマイル戦へ行きましょう

≪調教時計≫
11.07.13 助手 美南P良 67.0 52.4 38.2 12.1(4)馬なり余力 仕上がり良好
         シンワコクオウ(古馬500万)強目の内同入

2011.07.07 ラパージュは、7月7日(木)良の美浦・ニューポリトラックコースで5ハロン68.0−52.8−39.4−13.3 4分所を強目に追っています。短評は「スピード感十分」でした。7月17日(日)新潟・2歳新馬・牝馬限定・芝1400mもしくは7月23日(土)新潟・2歳新馬・芝1600mに予定しています。

・田村調教師 「7月7日(木)に追い切っています。ただ、併せ馬の相手にアクシデントが発生。単走の形で回った分だけタイムが掛かったのは思わぬ誤算でした。場合によっては1週間スライドを考えた方が良いかも。来週の動き等を見て最終的な判断を下しましょう」

≪調教時計≫
11.07.07 助手  美南P良  68.0 52.8 39.4 13.3(4)強目に追う スピード感十分








2011/05/28 17:39:35|競馬予想
JTのいつかは走るさ 〜東京優駿(GT)〜
恒例となりました?年に一度のダービー予想。

こちらも恒例ですが、まずは

本年のダービー出走馬の関係者の皆様おめでとうございます。

当然ながら、今年も選ばれし18頭に我が愛馬の名は載らなかったのですが、昨年よりは3馬身ほど前進しOP馬ロードカナロアが私の前に現れてくれました。いずれは、ステップアップし夢のダービーの舞台に愛馬の名を連ねてみたいものです。

本日は久しぶりの土曜日お休みとあって、1日競馬三昧でありましたが、大体そんな日はケツの毛まで剃り上げられるパターンが世の常吉・・・しかし、京都10Rの白百合Sで我が愛馬カナロアに土を付けたラトルスネークが出走とあり、同胞への応援馬券が炸裂してから少々盛り返し、気を良くして明るいうちのからの予想UP。大体、パターン的に今回は当たらないパターンです。

でもって、今年のダービーですが梅雨入りに加え台風接近とあり馬場コンディションは極悪の状態で実施されるのは確実で、人生悩ましくなる一方であります。
結局、悩んで悩んでワケが判らず消せない馬が10頭近くになった時には「原点回帰」。昨年末からMYダービー候補としてトップの位置づけであったFベルシャザールを2011の◎に抜擢。前走の大敗も、馬体減も、乗り替わりもすべて邪念は豪雨で洗い流し、MY史上最強馬であるキングカメハメハの子に親子制覇を成し遂げてもらいたいものです。そして、相手には実績馬Aサダムパテックを筆頭に、京都新聞杯1、2着を上位に取り、その後に皐月賞馬Dオルフェーブルを。どうしても、ステイゴールドの子がG1を連勝するってのがキャラじゃない気がして・・・デットーリ&殿下も、天馬ディープっ子も怖くてしょうがないですが、結局ロマン街道まっしぐらで邁進します。

トニモカクニモ、馬場状態が悪いだけに全馬の無事の完走と、レース後の怪我など無いよう祈りながら、素晴らしいダービーを期待します。


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2011/05/20 2:23:34|我が愛馬たち
ラパージュ早くも入厩
バレンシアショックが抜けきらない本日、早速例の「水色封筒」がやってまいりました。なんと2日連続で来るとは・・・スラッガーの分と同封できないくらい急に決まってしまったのでしょうか?開封すると、そこには「地方競馬への転出」とありました。恐らく笠松競馬あたりで走ることとなるのでしょうが、環境も変わり新天地での活躍を祈り、今後も見守りたいと思います。

さてさて、随分ご無沙汰となってしまった我が2歳馬の動向ですが、ラパージュ・ヴェッケン共に4月まで順調に育成されており、GWを挟み2頭とも2歳春に「入厩」という快挙を成し遂げる寸前でした。

しかし、ヴェッケンのほうは移動直前に「疲れ」が見え入厩プランは「白紙」となり現在はケイアイファームで小休止の状態です。ちょうど昨年の今頃も、大将カナロアがGW前に移動の予定が出たとたんに「骨瘤」で白紙となっていたので、従兄弟でもあるヴェッケンにとってはある意味「吉兆」なのかもしれません。少々お休みしてから、また調教を再開すればすぐに追いつけるでしょうし、まだまだ焦る時期でもないでしょうから、ここはジックリ進め「秋競馬」でのデビューに期待します。

かたや「女王」ラパージュは早くも美浦トレセンに移動し、夏競馬でのデビューが期待されます。先日購入した「ギャロップPOG」誌上でも、田村厩舎の期待馬紹介で名前が出ているほどで、「中距離」で活躍するのではとケイアイFスタッフの言葉もあり、「クラシック」出走への妄想巨大化が止まりません。写真が入厩後更新されましたが、迫力あるダイナマイトボディに成長しており「2歳S」出走もいけるかな?なんて思うほど立派な体になりました。今年は夏の福島競馬が中止となり、代わりに中山競馬場で6月から新馬戦が組まれ、阪神の新馬戦同様に来年のクラシックに乗るような有力馬も結構準備を進め出走してくるのかもしれません。そんな中で好結果を残してくれれば「夢」の実現も可能になるかも?まず目指すは新種牡馬ダイワメジャー産駒初勝利!でしょうか。まあともかく、ちょっと気性的にオテンバさんなところもありそうなので、ゲート試験にてこずらない事を願っています。

そして余談ですが、「お前さん、もう1頭いくんじゃなかったのかい?」と思われている方もおられるかと思いますが、実は3月に、週明け月曜日に出資申込みと振込を済ませようと予定していたのが3月14日(月)。そうです、直前に大震災が発生し計画停電が実施された日だったのです。いろいろ悩みましたが、出資の為に用意していた分を、今回は義援金として使うことにしました。当時は、何か少しでも役に立てればとの思いで、別に自粛とかなんとかではなく、「来月出資すればいいや」なんて思っていたのです。ところが、「復興競馬」でさらにガツンと義援金を出すこととなり、予定していた馬も産地馬体検査で募集締切り・・・これは、縁が無かったのだと思うことにして現在に至るというわけです・・・まあ、ここへきて一気に3歳2頭が引退してしまったので、現在残っている「縁」がある仔たちから1頭いこうかなあなんて今宵の名月に語っております。さて、ドウナルコトヤラ・・・

では、それぞれの近況をクラブHPより

ルージュ姉さんに追いつけ追い越せ!女王ラパージュ(写真左)

2011.05.18 ラパージュは、美浦トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。まだ環境の変化に対して不慣れな面を窺わせており、もう少しの間は心身のリラックスに重点を置いて調整を行ないます。ゲート試験の合格が当面の目標です。

・田村調教師 「元気たっぷり。引き続きゲート練習に取り組んでいます。ただ、地下馬道へ入るのをゴネる場面も。他馬が数多く往来を行なう状況に戸惑い気味な印象も受けます。しかし、これは牧場で経験の無いシチュエーションだけに言わば当然。徐々に馴染むでしょう」

2011.05.11 ラパージュは、美浦トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターとゲート練習を消化。心身共にコンディションに特に異常は認められず、もう少しの間は同様のパターンで調整を行ないます。ゲート試験の合格が当面の目標です。

・田村調教師 「先週末に厩舎へ。まずはゲート中心の調整です。とは言え、まだ取り掛かったばかり。初めて見るトレセンの風景に慣れさせながら徐々に進めて行きましょう。幸い、環境が変わっても飼い葉はキッチリ食べています。当面は試験クリアが目標」

2011.05.10 ラパージュは、5月6日(金)に美浦・田村康仁厩舎へ入厩しました。初めて経験する環境に慣れさせながら当面は1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。ひとまずはゲート試験の合格を目標に調整を行ないます。

・当地スタッフ 「5月5日(木)に美浦トレセンへ向けて出発。翌6日(金)に無事に着いたようです。スピードを秘めるだけに短い距離でもOKでしょう。でも、幅広い活躍を見せた父ダイワメジャー同様ある程度の融通は利くのでは・・・。いずれにせよ良いタイミングで送れたと思います」


大丈夫、従兄弟のカナロアもそうだったんだ!ロードヴェッケン(写真右)

2011.05.17 ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン30分。

・当地スタッフ 「運動時間を短縮した程度。先週と比べて目立った変化は無いですね。まずは疲れを取り除くのが先決。もう少しの間は余裕を持たせる方針です。消費カロリーとの兼ね合いで飼い葉は多少セーブ気味に。与えた分量はキッチリ食べていますよ」

2011.05.10 ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。

・当地スタッフ 「右肩の出に幾らかスムーズさを欠く状態。無理に進めれば全体に悪い影響を及ぼす可能性も考えられるでしょう。千田先生と意見を交えた結果、移動プランは白紙に戻す方針に。もう一度、作り直す気持ちで取り組んだ方が良いかも知れません」

2011.05.02 ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。

・当地スタッフ 「全体的にクタッと。ちょっと覇気も足りぬ印象です。無理する時期とは違うだけに、一旦リセットさせる方針。騎乗トレーニングを中断して経過を探りましょう。この期間で気分転換も図れるはず。まずはコンディションを整えたいと思います」

2011.04.26 ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000m、ポリトラックコース・ダク2000m。ここに来てトモの疲労感を窺わせているため当初のプランを変更して4月27日(水)の栗東・千田輝彦厩舎への入厩は延期が決まりました。なお、態勢が整い次第5月中旬にも改めて入厩の段取りを組む意向です。

・当地スタッフ 「後肢が幾らか疲れ気味。ずっと休まずに来ましたからね。でも、大きな心配には及ばぬはず。ちょっと余裕を持たせれば回復を遂げるでしょう。連休中は道路の混雑が予想されるだけに、それを過ぎた頃に再び入厩スケジュールを組めれば・・・」

2011.04.19 ロードヴェッケンは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000m、ポリトラックコース・ダク1000m→キャンター1000m(1ハロン22〜25秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×2本(1ハロン16〜18秒ペース)。4月27日(水)にも栗東・千田輝彦厩舎へ入厩の予定です。

・当地スタッフ 「毎日のトレーニングを無難に消化。脚元を含めて不安は生じておらず、相変わらず順調だと思います。レース出走予定馬との入れ替えが上手く行けば・・・との話ながら、あと1週間ぐらいで移動の可能性も。いつ声が掛かっても大丈夫でしょう」







2011/05/19 1:11:03|バレンシア
まさか!ナゼ?バレンシアまでも・・・
益荒男スラッガーの抹消書状が早くも届き、デビューからのアレコレを思い返していた本日、いつもどおり水曜日の在厩馬情報を見ましょうと、まずはカナロアのページを開き予想通りといいますか一旦ケイアイファームへの移動を確認し、次はバレンシアちゃんのレース後の具合を確認・・・開けてビックリとはこのことか!

まさかまさかの「登録抹消」の文字が・・・・・・・・

え〜っと、どう説明していいのか何が起こったのか・・・

ようやく、「モコモコ」状態からしっかり走れる状態になり、チャンスを求めてダート戦へ挑戦しようという矢先に急転直下の抹消の報告。
たしかに、能力的に勝ち上がりは厳しいのではと思って覚悟していましたが、このやり方はなんとも理解できません。文章のニュアンスから正確には読み取れませんが、クラブ側から抹消を打診したのか・・・これまでも多くの馬が未勝利で去っていきましたが、ある程度はいろんな条件やら、馬具の工夫やら減量騎手やら試した上での抹消や、脚元が持たなかった馬とか納得できたんですけど・・・今回の決定がクラブ、先生どちらの主導かわかりませんがバレンシアがかわいそうでなりません。

ホント、急なこと過ぎて整理できず愚痴しか出ない状況です・・・

今いえるのは、バレンシアご苦労様、そしてありがとう。カタログ見たときから夢を見せてもらい楽しかったよ。と、ねぎらう事だけです。

では、抹消に至った本日のバレンシア情報をクラブHPより

2011.05.18 バレンシアは、レース後も特に異常は認められません。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間、ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。

・松山調教師 「レースを終えて新潟から無事に美浦トレセンへ戻り、次走へ向けた準備を始めようと思った矢先でした。しかし、今後について改めて協議。登録抹消の方向で話が決まりました。5月18日(水)に退厩。努力が及ばずに本当に申し訳ございません」








2011/05/17 1:11:58|我が愛馬たち
さらばロードスラッガー
カナロアの葵S制覇に気をよくし、なんだか翌日のスラッガー、バレンシアのどちらかは穴をあけてくれるのでは?なんて御気楽に構えていたものの一転、やはり現実はいつの世も厳しいものです。

まずは京都3Rのロードスラッガー



1200戦で培った少々のスピードを武器に果敢にハナをきり、向こう正面では10馬身近くのリードを保ち「もしや・・・」なんて思わせてくれたものの、淀の坂を下り始めると後続に飲まれ大玉砕のシンガリ負け・・・。おまけにタイムオーバーまで・・・。道中息を入れて走れればもう少し粘れたかもしれませんが、そこは松岡修造の如く一度入ったスイッチを緩めることはできませんでした。

う〜ん、さすがにこれだけ負けると続戦は厳しいかなぁ・・・と覚悟を決めた上で本日更新されたクラブのコメントをポチリ・・・。やはり、「登録抹消」の文字が最後に記されておりました。去勢も含め、ヤンチャ坊主のスラッガーを粘り強くゲートから教え込んでレースに臨んでくれた梅田先生には、不満は微塵も無く感謝しております。昨年の夏から随分ご苦労お掛けしたなぁと。

怪我も疲れも見せずに元気に走ってくれたスラッガーありがとう、そしてお疲れ様。

コチラは最後となるクラブコメント

2011.05.16 ロードスラッガーは、5月15日(日)京都3R・3歳未勝利・混合・芝2000mに小林慎一郎騎手56kgで出走。18頭立て12番人気で1枠1番からハイペースの道中を1、1、1、3番手と進み、直線では最内を通って6秒0差の18着でした。馬場は良。タイム2分07秒1、上がり42秒0。馬体重は6kg増加の470kgでした。なお、タイムオーバーの制裁を受けたため6月15日(水)まで平地競走への出走が認められません。

・小林騎手 「内枠からのスタート。思い切った競馬を・・・との指示を踏まえ、気合いを付けて出して行きました。ただ、ずっとハミを噛みっぱなし。チークピーシズが効き過ぎたのかも知れません。確かに距離が長いのも一因ながら、最後は完全に脚が上がった状態。瞬発力勝負では分が悪い印象だけに、前々から粘り込むような形は合っていると思うのですけどね」

・梅田調教師 「デビュー戦でダートの走りが今一つ。2000mは微妙かな・・・と思いつつも、芝のレースを選択しました。積極的に運びながらも、今回も残念な結果に。去勢を含めて色々と試して来たものの、大きな変わり身を求めるのは難しいのでは・・・。近日中に登録抹消の予定。期待に応えられず申し訳ありません」

≪2011年5月15日 京都3R 3歳未勝利(混) 芝2000m 良 18頭≫
1着オーシャンブルー  56和田竜 2.01.1    (11・10・9・3)34.9 432kg−2kg
2着フェニックスソード 56ピンナ 2.01.6 3  (9・8・7・7)35.6 462kg+2kg
3着メイショウカルロ  53 森  2.01.8 1.1/4(3・3・3・1)36.2 450kg+2kg
18着ロードスラッガー  56小林慎 2.07.1    (1・1・1・3)42.0 470kg+6kg


そして、直後の新潟4Rに臨んだバレンシア



まずビックリなのは馬体重。なんだマイナス26kgって!この時点で好結果はあきらめ、とにかく次へチャンスを残せるよう、ただ回ってくるだけの競馬はしないでくれ・・・と祈るばかり。戦前は、「前々で粘りこむ」との話でしたが予定とは違い、目立つ白いメンコのバレンシアは後方追走。「新馬戦の二の舞か・・・」とガックリ肩を落としていたものの、今回は下がることなく少しづつ前へ伸びてきました。しかし「切れる」わけではないので結果は11着の惨敗。それでも、数字上は上がりはメンバー最速(前半楽してましたし)を記録し、一応続戦でしょ?と思いつつ恐怖のコメントポチリ。なんとか登録抹消は逃れ無事「続戦」となりました。

しかし-26kgが「以前はモコモコし過ぎた状態」って転厩初戦の先生からのような師のお言葉にビックリガックシ・・・。そりゃ、調教評価で「馬体はいいが」とも書かれるわ、今までがモコモコですもの。なんだったんだ、この半年の2戦は・・・。次はダート戦が目標とのことですが、もう少し鍛えていただいて、しっかり変わり身を図ってもらいたいものです。頑張るんだ、バレンシア!今宵の月はしょっぱい月だ・・・

では、レース後のコメントをクラブHPより

2011.05.16 バレンシアは、5月15日(日)新潟4R・3歳未勝利・牝馬限定・芝2000mに藤岡康太騎手54kgで出走。16頭立て14番人気で7枠13番からスローペースの道中を10、11、14、13番手と進み、直線では大外を通って1秒2差の11着でした。馬場は良。タイム2分04秒9、上がり35秒2。馬体重は26kg減少の440kgでした。

・松山調教師 「トモが甘い影響で頭を上げ気味に。戦前の作戦と違って良いポジションを取れませんでした。また、道中がスローで流れる形。この馬自身も終いは伸びて来たものの、差が詰まらぬままゴールを迎えてしまいました。フォーム自体の軸がブレる面は感じなかったと言う話。叩き付ける走法だけに可能性を探る意味でダートを試しても・・・ともジョッキーは述べており、厩舎へ帰った後も問題が見当たらぬ場合には中2、3週で牝馬限定レースを目指す意向です。先週の段階で馬体重はマイナス16kg。除外で出走が延びた分だけ更に減ったのだと思います。でも、これは今まで以上に稽古を積み重ねた結果。以前がモコモコし過ぎた状態だったのでしょう。特に細い印象は無かったのでは・・・

≪2011年5月15日 新潟4R 3歳未勝利(牝) 芝2000m 良 16頭≫
1着メジロコウミョウ  54 黛  2.03.7    (16・16・3・2)35.5 462kg−2kg
2着ヤマニンリップル  54吉田隼 2.03.7 首  (5・4・6・4)35.1 456kg+2kg
3着ポレモス      51平 野 2.03.9 1.1/4(15・13・2・1)35.8 430kg 0kg
11着バレンシア     54藤岡康 2.04.9    (10・11・14・13)35.2 440kg−26kg