バレンシアの激敗を受け意気消沈で迎えた日曜日のスラッガー出走レース。単勝は思ったより人気があり?150倍前後で収まったものの、予想通り今回も人気はずいぶんと下のほう・・・。馬体重も二桁増のプラス10kgと、戦前師が仰せられたとおり「使いながら前進」を感じました。それでも、芝のレースでの距離短縮とあり、前走わずかに見せた光明を今回少しでも大きな光へと変えることが出来るかどうか?「掲示板」ぐらいはとチョット期待して見ていました。
いざ出走を迎え、結果は・・・人気よりちょっと上に来た12着敗退。
ただ、着差は勝ち馬から0.9秒とズルズル下がっての大敗でもなく、スタートもチョッピリ上手になりましたし、道中は楽に追走してむしろ3角あたりで「掛かる」そぶりなんかも見せちゃったり。直線を向いて伸びませんでしたが、条件も変わって「前進」が感じられました。
レース後も相変わらず元気なようで、年内もう1走出来そうですし更なる前進を期待します。結果は出ていませんが、ヤンチャながらも少しづつ進歩もあり数も走ってくれるし、なかなか面白く楽しませてくれるスラッガーです。もちろん、結果が出なくても使ってもらえるのは「梅田先生」あってのこと。ありがたいことです。有力厩舎ではこうもいかないでしょうし・・・。スラッガーよ!来年は経済的にも楽しませてくれよ!
応援してくださった皆様、まことに申し訳ありませんでした。
では、レース後のスラッガーの様子をクラブHPより
2010.11.24 ロードスラッガーは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
・梅田調教師 「無事に栗東トレセンへ。
脚元を含めて異常は見当たらず、相変わらず元気一杯な様子ですよ。実戦を重ねつつレースを覚えさせるのが良さそう。どの段階でゲートインが叶うか・・・は何とも言えぬものの、
もしも可能ならば次週からスタンバイしようと思います」
2010.11.22 ロードスラッガーは、11月21日(日)京都3R・2歳未勝利・芝1200mに古川吉洋騎手55kgで出走。17頭立て16番人気で5枠10番から平均ペースの道中を11、10、8番手と進み、直線では中央を通って0秒9差の12着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分10秒9、上がり35秒4。馬体重は10kg増加の472kgでした。
・古川騎手 「稽古の時よりもキッチリと走れた感じ。ただ、追ってから今一つ伸び切れないのは同じでしたね。でも、序盤の行きっぷりは上々。まだ気性面でも幼さを残す印象だけに、レース経験を重ねつつ良化を遂げれば・・・かも知れません。現状では1200mの距離が合っていそう」
・梅田調教師 「十分な調教量は積んで来たものの、いつも食欲旺盛なタイプ。前走後に一息を入れた影響も手伝い、馬体重が増加を示したのでしょう。
今回も着順だけ見れば残念な結果。でも、内容は一戦毎に良くなっていますね。特に問題が無ければ今後も続戦の予定」
≪2010年11月21日 京都3R 2歳未勝利 芝1200m 良 17頭≫
1着ニジブルーム 55ムーア 1.10.0 ( 12・14・12)34.3 484kg 0kg
2着ボストンエンペラー 55和田竜 1.10.0 首 ( 1・2・2)35.0 462kg+10kg
3着ウルル 54浜 中 1.10.2 1.1/4( 5・5・5)34.9 484kg+2kg
12着ロードスラッガー 55古川吉 1.10.9 ( 11・10・8)35.4 472kg+10kg