大観衆を前にした口取りを夢見て向かった東京競馬場。
我がブリュネットは人気薄ながら見事精進湖特別を勝利し、正夢となる大観衆に見守られての口取りをすることが出来ました!
10万人が訪れるであろう天皇賞当日(発表は92,000人)ですので、中途半端な時間に行けば座るところすら見つけられないだろうと、ゆっくりじっくり昼過ぎに山梨を出発し、天皇賞出走前には電車に乗ろう!と計画を練りいざ出発。
1時半すぎに到着しましたが、予想通りの混雑で応援馬券を買うにも一苦労・・・パドック登場まで少々時間があったので「ここなら座れるハズ!」と目論んだ日本庭園に移動し予想通り空席ベンチへと着席し、ここで初めて相手関係を知ることに。
まあ、印が回っている馬はいかにも府中向きな感じで、ひと切れ足りないブリュネットには辛い相手。それでもなぜかミルコが乗って内枠なら勝てるかも?と楽観的でありました。
心配された馬体重も-20kgと極端な数字も、これまで好走してきた470kg台でしたので心配よりも「好走するかも!」のほうが大きく感じました。
そして、先頭で現れたパドックで春の中山以来の再会を果たしました。
毛色は好調時の黒っぽく見える毛艶で良好に感じ、大きく減った影響はまるで無いように感じましたが、唯一気になったのは尾につける赤いリボンの長さ!ちょっと長くないか?
馬場入場を見守り、口取り点呼の総合インフォメーションに行くのには人を掻き分けるとはこのことを言うのかというほど苦労し何とか到達。これは勝ったとき大変だ!と、レースも集合場所のすぐ近くで見る事に。
レースは特殊な展開となり、一緒に見守ったR姉さん(私より年下ですが・・・)と4角手前からミルコ!ミルコ!と大絶叫!とにかく坂を上がってから前を交わせるかそればかりが心配でしたが、リプレイを見ると結構ミルコには余裕があったようですが、あの位置からターフビジョンでは確認できずに喉を枯らしました。
そして、地下道を潜りいざ大観衆のど真ん中ウイナーズサークルに立ちましたが、想像以上にすごい人!「ミルコー!おめでとう!」と多くの声援が飛ぶ中、「○○さーん!おめでとう!」と私を呼ぶ声が!シャリオ同志のNさんが観衆を掻き分けお祝いに駆けつけてくれました!
3人での口取りとあり、ミルコとブリュネットにも近く本当に至福のときを過ごせ幸せの極みでありました。
しかし、そこで目にしたターフビジョンの配当を見て驚愕!
3連単は800万超えの数字でしたが、相手馬番をみてもさっぱりわからず「おー荒れたんだ」と、単勝2,720、複勝960を確認し尚うれし。
至極の祝杯を挙げ、レクチャーでもミルコのサイン入りゼッケンを手にし最高のひとときの続きを楽しんでいましたが、いよいよ天皇賞の発走が迫るとあり解散し帰途に向かうも、西門前で発走ファンファーレが。
馬券は買っていなかったのですが、せっかくなのでゴールまで見届け回れ右。周りの人と共に、駅へとスタートを切り無事混雑を逃れ快適に帰宅することが出来ました。
次は何処になるのか予想もつきませんが、この勝利で引退までにローズS以来の重賞舞台に立てるチャンスが出てきました。
小倉、中山なら重賞でもチャンスがあるかもしれませんので、是非とも私を華やかな舞台へと誘ってほしいと願っています。
おめでとう、そしてありがとうブリュネット!
応援してくださった皆様、千田先生他厩舎関係者の皆様、クラブ・牧場関係者の皆様、そしてミルコ・デムーロ騎手本当にありがとうございました!