「プレイボール＆キックオフ」日誌

今シーズン２度目の直接対決そして今季の対戦は最後にな
るであろうイチロー選手と松坂投手との対決でしたが、イチ
ロー選手が松坂投手から２安打そしてこの日の試合で合計
３安打と１０年連続２００本安打に向けての固め打ちとなる
試合となりました。

今年のメジャーリーグは日本人選手の所属チームがなかなか
優勝争いに加わることができていないので、いつものシーズ
ンよりも関心が今一つですがその中でもイチロー選手だけは
チームの成績が厳しい状況でも、一人気を吐いてがんばって
います。

レッドソックスも松坂投手の成績がそのままチームの順位
に表れてしまったようなシーズンになってしまい、この日
の投球も今シーズンの不調がそのまま出てしまったような
内容で7回途中で５失点という投球内容での降板となって
しまいました。

結局今季は良かったり、悪かったりの繰り返しの一年にな
ってしまいそうですね。シーズンを通してなかなか好調の
時期が続かなかった投球が多く見られ残念なシーズンとな
りました。試合後のインタビューでも本人から出る言葉
も今一つ歯切れがよくありませんね・・・。

さてイチロー選手ですがいよいよ残り１１本となりカウン
トダウンが始まってきますが、大きな故障もなくもう少し
で達成されそうですがなんとか無事に記録達成となっても
らいたい所です。

一気にこれで加速していってもらいたいところですね。そ
して松坂投手も１０勝到達にあと１勝なので、あと２〜３
試合は登板機会があると思うのでなんとか２ケタ勝利は
達成して終わってもらいたいと思います。

イチロー選手に関しては２００本安打が達成された時点で
また取り上げて振り返りたいと思います。

リーグ戦ではここ３試合引き分け続きのヴァンフォーレ
甲府ですが、今日はアウェーでのサガン鳥栖との試合で
したが後半終了間際での逆転勝利で、久しぶりの勝ち点
３を獲得する試合となりました！

前回の試合は４月のホーム小瀬での一戦でチームのまとま
りがバラバラの時に敗れて昇格なんてとても・・・なんて
不安視されていた時以来の試合で、その時から比べれば順位
も勝ち点差も甲府の方が上なのですが最近の試合は失点の
多さが目立ち、勝ちきれないゲームが続く中での２週間ぶり
のリーグ戦でどう修正されているのか注目の試合となりまし
た。

FW陣の故障者続出でどんなメンバー構成で臨むのかいろんな
組み合わせが試されてきましたが、柏選手が先発初出場での
起用で始まりました。

前半は両チーム共無得点で終了しましたが、イエローカード
が多数出るなど後半は荒れる気配になりそうな感じでした。
後半はこのレフリーの判定にある意味助けられる展開になった
のですが・・

後半２７分に鳥栖に累積警告での退場者が出てから試合が動い
ていきました。後半３６分に鳥栖に先制ゴールを奪われ一人
少ない鳥栖にリードされるといういやな展開になりましたが
その３分後にゴール前での反則で獲得したPKを山本選手が決めて同点となりました。

何がファールだったのか分かりにくいプレーでしたが、
レフリーに助けられた判定でしたね。そしてその３分後
に左サイドから切れ込んだ柏選手が打ったシュートをキーパ
ーがはじいたこぼれ球を途中交代で入っていた松橋選手が
決めて逆転となりました！
ロスタイムが５分近くありましたが守り切り久しぶりの
勝ち点３獲得となりました。３，４位との差が縮まってきた
状況でしたがこの勝利でまた盛り返していってもらいたい
と思います。

FW陣の駒不足の中松橋選手が結果を出してくれたのはこれか
らの戦いにおいてもプラスになってくれるのではないでしょ
か。負けられない試合が続く終盤になってきますが、また首
位柏を追撃していってもらいたいですね。

プロ野球のOB選手が主催するプロ野球マスターズリーグ
委員会が今年初めて実施する「野球知識検定」が昨日、
都内の大学の教室を使用して行われました。

９月の週末と祝日を検定日として行われるのですが、昨日の
会場でも野球ファンが多数検定の受験に詰めかけていました。

問題は事前に発売されていた問題集の中からの出題とあって
さながら受験のまねごとみたいに会場でも問題集を開いて
確認している人も見かけられました。今回、検定官をプロ
野球のOBの方が務めるということで昨日は元東映の怪童とい
われた尾崎さんと横浜大洋で活躍した屋鋪さんと巨人の投手
だった新浦さんの３名がいらしていました。
問題は１００問でマークシート方式で時間は５０分という
形で実施されました。資格試験や国家資格のような物々し
さはさほどありませんでしたが、久しぶりに体験する試験場
独特の空気感を感じてきました。

今回は第１回目ということで難易度はそれほどでもなかった
のですが、次へのステップに向けて受験されていた皆さんも
必死に取り組んでいました。

終了後、検定官を務めた３名のOB選手のトークショーも開催
され現役当時のいろんなお話も聴かせてもらってきました。
最後にサインボールが当たるジャンケン大会があり、運良く
勝ち残り新浦さんのサインボールをいただいて来ました。

今後上級の試験も開催されるということなので、野球の知識
に自信があるという方にとってはチャレンジしてみるいい機会
かもしれませんね。なかなか野球の知識を披露する場なんて
めったにありませんから、またひとつ楽しみな機会が増えたの
ではと思います。

検定が昼過ぎには終わったので神宮球場へ東京６大学野球を
観戦に出かけて来ましたが、早稲田の斎藤祐樹投手最後のシー
ズンですがどうも今一つピリッとしないですねぇ・・・
期待して見ていたのですが。

球速表示よりもなんとか内容で納得させてもらいたかったんで
すが・・周囲の求めているものが高い要求で大変だとは思い
ますが、それができる選手だという期待で見ているので最後
のシーズン満足のいく結果で終わってほしいと思います。

プロ野球も終盤にきて今シーズンはセ・パ両リーグ共上位
チームが混戦模様で見ている側にとっては、最後までどん
な結末になるのか目が離せない日が続きますが、その反面
この時期になると選手の引退や退団のニュースも入ってくる
季節でもあります。

先週はタイガースの矢野選手の現役引退を取り上げましたが
今日も横浜ベイスターズの佐伯貴弘選手の今シーズン限り
での退団が発表されました。

今シーズンは２軍での調整が長かった事もありましたが、
どうもここ最近のベイスターズは生え抜きの選手に対して
の扱いにシビアさを感じてしまうのですがね・・

カープでプレー中の石井琢朗選手の時もあっさり戦力外通告
がされたように、チームに長い間貢献してきたベテラン選手
のプレーの場を奪ってしまうような扱いが目立つような気も
しますが・・

佐伯選手は今後もプレー続行の意思を表明していますが、球団
フロントの対応が気になるところですがね。他球団では来年以降
も引き続き現役として契約するカープの前田選手やタイガース
の桧山選手などチームの伝統を伝えていく選手もいるのにベイ
スターズはそんな選手が見受けられないのがなんとも残念です
ね。

カープの高橋建投手も今シーズン限りでの引退を先日発表しま
したが、デッドヒートの終盤戦の裏でこちらの情報も耳に入っ
てくる９月のプロ野球です。

元日の話をするのはさすがにまだ早い気もしますが、それでも
日本のサッカー界のスケジュールでは早くも９月３日から来年
の元日の国立に向けての戦いがスタートされました。

昨日は小瀬のピッチでヴァンフォーレ甲府と長野県代表の
松本山雅FCの天皇杯２回戦が行われました。松本にとっては
金曜日の試合から中１日での甲府戦ということで大変だった
と思いますが、スタンドにはゴール裏そしてメイン、バック
スタンドに多くの松本サポーターが詰めかけ声援を送って
いました。

松本は０８年は湘南そして昨年は浦和とJリーグのチームを
破るジャイアントキリングという格下チームが格上のチーム
を破る番狂わせを起こしてきたチームだっただけに、今回も
その再現を狙って乗り込んできたようです。
天皇杯の序盤の試合は戦うのが難しいといわれますが、最近
の甲府の試合を見ても苦戦はある程度は予想されたゲームで
したが、やはり前半から松本に何度もチャンスを作られ危ない
場面がありましたが何とかしのいで終了しました。

そして後半開始早々２分に左サイドからの内山選手のパスに
ゴール前で待っていた小池選手がシュートを決め先制点を奪い
これが結局決勝点となりました。その後も選手交代も行い攻撃
を仕掛けましたが、決め切れずに逆に松本にも攻められました
がなんとか１点を守り切り厳しい試合を勝利しました。

ここ最近の試合は失点が多かったので無失点勝利は久しぶり
ですが、まだ選手間の連携が取れていない場面もありましたの
でリーグ戦に向けて課題の修正を期待したいと思います。

天皇杯の次戦はJ1のジュビロ磐田に決まったので、J1チーム
にどれだけ通用するのか練習マッチとはちがう公式戦でのゲー
ムで攻撃的に仕掛けていってもらいたいと思います。