絵画のことなら全国からコレクター様が足を運んでくださる画廊アートギャルリー日本ぶっくあーとへ。
世界の巨匠と日本画の原画・版画を販売しています。
油彩・水彩・パステル・エッチング・リトグラフ・日本画など豊富なコレクション。
47都道府県の一流ホテル、百貨店での販売実績が信頼の証です!

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2012/06/13 15:53:31|色々なアート
631年前のタワー 【アート色々: 海外編】

こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目のmayumiです。

みなさんはデルフトという街をご存知ですか?
オランダの首都アムステルダムから電車で南へ約一時間で行ける可愛いい街です。

写真は、デルフトにある教会
この写真を撮る数分前まで雨が降っていたのですが、
雲の流れが速いので晴れたスキに美しい青空をバックに撮影することができました。

私はキリスト教徒ではありませんが、観光が許されているのであれば
教会に立ち寄るようにしています。
中に入れば美しい絵やステンドグラスがありますし、
天への階段をゼーゼー息を切らしながら昇って、塔から街を一望するのも楽しいです。

時代の様式や文化が反映された建物は、信じる人々によって作られ守られてきた
本当に素晴らしい芸術です。

宗派を超えて心が打たれますよね。

この教会が立てられたのは1381年。高さは約109メートル(109.85m)あります。
スカイツリーの634メートルと比べるのは酷ですが、631年という歴史の長さでは負けません。

また、東京とちがって周りに高い建物がありませんので、存在感はバッチリですよ。
デルフトの駅から歩いて10〜15分ほど離れた場所にあるにも関わらず、電車の窓からも丸見え。
教会の塔を目印に行けば、街の中心部へ行くのも迷うことなくラクラクです。



デルフトは17世紀のオランダ絵画を代表する画家、フェルメールが生涯暮らした街。

そして実はこの教会、1632年今から380年前の10月31日に
フェルメールが洗礼を受けた教会なんですよ。
631年も前に造られた全然新しくない教会ですが、新教会(Nieuwe kerk)といいます。
少し離れたところに今から766年前、1246年に立てられた旧教会(フェルメールが埋葬されている)が
あるので、それに対しての呼び名でしょう。

フェルメールといえば、いよいよ本日、6月13日から始まりました
「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」(上野・国立西洋美術館)。
「真珠の飾りの少女」(1662〜65年作)は初来日です。


そして今月30日からは、「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」(上野・東京都美術館)で「真珠の飾り」の少女が公開されます。

私の働く画廊でもフェルメールの複製画をご用意しています。
昨日、本物と見間違えるほどの「真珠の耳飾りの少女」の復刻画(ふっこくが)が入荷しました。
以前飛ぶように売れた、あの伝説の復刻画を上回る出来栄えです。
あの時と同じように、あっという間に在庫がなくなってしまい、版元さんに泣きついて
用意してもらわないといけなくなるかもしれません。

社長の許可が下りれば、近日WEBショップに掲載できるのですが...



アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目 
mayumi

2012.06.13.

 




〜世界の巨匠と日本画の原画・版画〜
アートギャルリー日本ぶっくあーと

WEBショップもよろしくおねがいします。
http://nihonbookart.com/



画廊所在地:
山梨県甲府市千塚一丁目9-14
湯村ショッピングセンター 3階
(甲府富士屋ホテル様近く)







2012/06/11 14:08:39|色々なアート
マドリッドの玄関 【アート色々: 海外編】
 

こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目のmayumiです。

上の写真は、スペイン・マドリッドの空の玄関口、バラハス(Barajas)空港です。
ターミナル4の建築が面白くて写真を撮りました。

設計したのは、リチャード・ロジャース(Richard Rogers)氏。
パリのポンピドゥセンターやロンドンのミレニアムドームなど、
一目見たら忘れないようなインパクト大のデザインをされる建築家です。

バラハス空港のターミナル4は、屋根が波打っていて、
その屋根を支えているのが巨大なカニの爪みたいな柱でした。

写真に写っている柱は黄色ですが、実は柱の色がグラデーション。
写真の奥に向かって黄色→オレンジ→赤に、
そして反対方向は黄色→緑→青、といった感じに徐々に変化していきます。

黄色は太陽、オレンジ色は果実のオレンジ、赤色は闘牛、緑色は山、青色は空、
をイメージしてつくったのかなぁと勝手な想像が思い浮かぶほど
気持ちのよいグラデーションですよ。

設計したのはスペイン人ではありませんが、スペインの首都マドリッドらしい
個性的な楽しいデザインで、これまで私が訪れた空港の中では
もっとも印象に残っている設計です。

マドリッドといえば、地元甲府市出身の大矢邦昭先生がお住まいになられているところ。
スペインのド真ん中で制作されている作品にはスペインの光と風があふれています。
当ギャラリーでも一部作品を展示中です。
WEBショップにも掲載していますので、ご覧いただけましたら嬉しいです。

 

アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目 
mayumi

2012.06.11.

 






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2012/06/09 6:40:22|色々なアート
ビートルズ 【アート色々: 海外編】
 
 
おはようございます。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目のmayumiです。

昨日、『ビートルズ博物館が閉館』というニュースを目にしまして、
画家だった「5人目のビートルズ」のことを思い出しました。
 
 
 
今月30日に閉館されてしまうのは、
ドイツ・ハンブルクにある『Beatlemania Hamburg(ビートルマニア・ハンブルク)』
という博物館です。

公式ホームページをみると、毎月かなりの赤字を出していたみたいですね。
2009年5月29日の開館以来の3年間で来館者が15万人とのことですから、
運営費をまかなえるだけの来場者数ではありません。
 
ハンブルクはビートルズが下積み時代にライブをしていた街で、
後に「5人目のビートルズ」といわれるスチュワート・サトクリフ
ベースを担当していたのもハンブルクの頃までです。
 
サトクリフはジョン・レノンの親友で、
リバプールのアート・オブ・カレッジで出会い、
一緒に暮らし、互いに影響しあう仲でした。

楽器が弾けないサトクリフでしたが、
展覧会に出展した絵が売れてそのお金でベースを買い
バンドに加わることになったそうです。
 
残念ながらサトクリフは21歳の若さで夭逝(ようせい)しています。
 
ミュージシャンではなく画家としての道を選び、
ハンブルクでの2度目の巡業後にバンドを脱退。
縁は切らずに、ビートルズのアート担当になるつもりだったようですが、
ハンブルクの州立芸術大学で奨学生として絵を描くことに専念していた矢先、
亡くなってしまいました。
 
芸術家としての才能はジョン・レノンも羨むほどだったどいいますから、
本当に惜しいですね。
 

サトクリフの存在は「Backbeat」という映画で初めて知りました。
1994年、当時留学していたロンドンでみたのですが、
映画中の会話を全て理解できる英語力がなかったため(今もない)、
間違えて記憶しているところがあったらお許しください。
 
 
 
先日、エリザベス女王陛下の即位60周年記念イベントで歌っていた
ポール・マッカートニーの姿をテレビで見ても全然思い出さなかったのに、
「ハンブルク」「ビートルズ」という言葉で約20年ぶりに頭のなかの引き出しが開いて、
自分でもビックリしています。
 

 
 
余談になりますが、実はビートルズに特に思い入れのない私。
それなのに、諸事情あって飛行機に乗れないビートルズファンの兄に懇願されて、
イギリス留学中はもちろん、出張の合間でもビートルズやメンバーゆかりの地を
何箇所も訪れています。
 

その中で最も好きなのが、ニューヨークのセントラルパークにあるストロベリー・フィールズです。
場所が好き、というよりImagineのモザイク石碑のデザインが好きなのですが...
 
ちなみに、お花はボランティアの方が飾られているようですね。
日によってお花のアレンジが違っていて素敵です。
 
 
 
最後に、ビートルズとイマジンつながりでもうひとつ。
今月19日からパラリンピックの最終日である9月9日まで、
ロンドンのハイドパークにあるサーペンタインギャラリーで
オノ・ヨーコさんの展覧会があります。
(Yoko Ono TO THE LIGHT;Serpentine Gallery )

また6月21日〜9月9日の期間はロンドンとイギリス各地でオノ・ヨーコさんの
“IMAGINE PEACE”メッセージがスクリーンで見られるようです。
 
オリンピックなどでこの期間にロンドンに行かれる方はぜひ...
 
 
 
 
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目 
mayumi

2012.06.09.
 
 
 
 
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2012/06/07 12:45:13|色々なアート
空中を歩く男 【アート色々: 海外編】
 

こんにちは。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目のmayumiです。

天体ショーで空を見る機会が多い今日この頃、
ふと空中を歩く男のことを思い出しました。


彼は、アメリカのボストン美術館にいます。
屋外に設置された作品ですが、
彼が歩いている銀のポールはゲートとなっていて、
その下を通り抜けられるという仕組みです。

さっそうと歩いている姿が何か笑えませんか?


『モネとかルノアールとか印象派の絵は好きだけど、
コンテンポラリーアートは全然分からない』

そうおっしゃられる方もいらっしゃいますが、
実は私もコンテンポラリーアートは良く分かりません。


だから作家さんの主張やメッセージなどはとりあえず後回しにして
気軽に見て楽しむようにしています。


キレイだな、楽しいな、なんだこれは???

 

絵画もほかのアート作品も、ちょっとしたキッカケから興味がわいてくるようになります。

 

ちなみに、写真の作品はジョナサン・ボロフスキーさんという
ボストン生まれのアーティストによる「ウォーキング・マン」です。

Jonathan Borofsky : Walking Man, Museum of Fine Arts, Boston; Accession Number 2001.268)

 

 
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目 
mayumi

2012.06.07.





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湯村ショッピングセンター 3階
(甲府富士屋ホテル様近く)







2012/06/06 16:04:31|色々なアート
シャガールのパレット 【アート色々: 海外編】
 

マルク・シャガールという画家をご存知ですか?

日本でも毎年のように大規模企画展が開催される
大人気の画家です。
版画や原画で作品を目にされている方も多いと思います。

写真は「色彩の魔術師」と称される
シャガールのパレットです。

ニューヨークのメトロポリタン美術館で撮ったのですが、
パレットを見ても

『あ、シャガールだ!!』と思いませんか?


 


アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い12年目 
mayumi

2012.06.06.





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