こんにちは。
スチャラカ社長にブログ記事を書くようお願いしたらトンズラされました。
というわけで、本日の担当もアートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い14年目のmayumiです。
4日前に名古屋へ行きました。ただいま名古屋ボストン美術館では 「開館15周年記念
ボストン美術館 ミレー展バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から」開催中。
(8/31まで。10/17〜東京・三菱一号館美術館へ巡回)
「種をまく人」などジャン=フランソワ・ミレーの代表作を中心に、19世紀フランス絵画史に大きな足跡を残した20作家による64作品が展示されています。
今日はその「ボストン美術館...」の、ではなく別の「ミレー展」の話。
もうひとつの「種をまく人」を所蔵する山梨県立美術館で開催される特別展
『生誕200年 ミレー展 −愛しきものたちへのまなざし−』(7/19〜8/31)のお話です。
名古屋からムリヤリ話をつなげた感がありますが、それは私が山梨に住んでいるからというわけではなく、お世話になっている山梨県立美術館さんをエコひいきしているからです。
さてさて、県内ではテレビ、新聞、ポスター等で、ひんぱんに告知を見かけるようになりました。
宣伝に使われているのは『子どもたちに食事を与える女(ついばみ)』(La Becquée, 1860年作 キャンバスに油彩)。
上の写真の作品です。所蔵するフランス・リール美術館で今年2月に私が撮影しました。
これが山梨に来るなんて! 感涙にむせびますよ。
横並びに座る3人のこどもたち、母親と思われる女性がボウルを抱え、真ん中の子に柄の長いスプーンで「はい、あ〜ん」と粥らしきものを食べさせています。
タイトルを知らずとも、親ドリがヒナに餌をあたえる「ついばみ」を連想できますよね。
母の慈愛はもちろんですが、こどもたちが身に着けている素朴な帽子も防寒着も靴も、「こっこっこっ」と聞こえてきそうなニワトリたちも、画面奥の隠れキャラ的な父親とおぼしき人物も、この作品の温かさを生み出す要素でしょうね。
『絵は良く分からない』『ミレーには興味ない』という人々すらもトリコにしてしまうような、恐るべき魔性の癒し系? 完全無欠の素朴感?
ずっと見ていたいと思わせる穏やかな絵です。
この作品は2011年にも来日していて、巡回展『印象派の誕生 ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ』(6/5〜7/18 愛媛県立美術館 、7/28〜9/11 沖縄県立博物館・美術館、9/23〜11/6 熊本県立美術館)で展示されました。
実物をご覧になられた方はご周知のことですが、「種をまく人」よりもずっと小さいです。

広告で大きく扱われていると実物も大きいと勘違いしてしまう可能性が高いのでお知らせしておきましょう、
資料によると、画面サイズ(額を含まない)が山梨の「種をまく人」99.7×80cm(40号)、「ついばみ」74.×60p(20号)ですから「ポーリーヌ・V・オノの肖像」73×63pに近いサイズですね。
『生誕200年 ミレー展 −愛しきものたちへのまなざし−』では国内外のミレー作品約80点が紹介されます。素晴らしい!
関連イベントとして7/19、8/2は記念講演会が開催されるとのこと。
そして7/30はキッズ・プログラムもあるようです(要申込)。
展示作品の説明と羊毛を使った実技だそうですが、とっても楽しそう。夏休みの自由研究になるかもしれませんね。
私が初めてミレーの原画を見たのも小学校低学年の時。
今から30年ほど前、もちろん山梨県立美術館の「種をまく人」と「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」でした。
その時の印象は...と、私の話はどっちでもいいのですが、『生誕200年 ミレー展 −愛しきものたちへのまなざし−』開催まで時間がありますから、ミレー関連のネタで強引につなげます。
この続きはまた次回に。
アートギャルリー日本ぶっくあーと、見習い14年目
mayumi
2014.05.25.
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【 生誕200年 ミレー展 −愛しきものたちへのまなざし− 】
◇山梨県立美術館: 住所: 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1丁目4−27
電話:055-228-3322
◇会 期: 2014年7月19日(土)〜8月31日(日)
◇開館時間:午前9:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
◇休館日: 7月22日、28日、8月4日、25日
◇観覧料: 一般1,000円 大学生500円
20名以上の団体、 一般840円 大学生420円
山梨県内ホテル・旅館宿泊者割引料金 一般840円 大学生420円
※以下の方は無料です
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の児童・生徒
山梨県内在住65歳以上(健康保険証等持参、県外の65歳以上の方は常設展のみ無料)
障害者手帳をご持参の方はご本人と付き添いの方1名
◇前売券: 一 般 840円、大学生 420円
◇前売り券の取り扱い
・山日YBS本社受付(甲府市北口2丁目)
・山日YBS富士吉田総支社(富士吉田市下吉田)
・山梨県立美術館
・ローソンチケットLoppi(Lコード:34223)
・セブン-イレブン チケット(セブンコード:030−526)
■記念講演会
◇7月19日(土)午後2時〜、総合実習室、聴講無料
講師
井出洋一郎さん(府中市美術館館長)、ルイーズ・ル・ギャルさん(トマ=アンリ美術館館長)
ミレーを取り巻く環境や風土とのかかわりについての講演とトークセッション
◇8月2日(土)午後2時〜、総合実習室、聴講無料
講師
馬渕明子さん(国立西洋美術館館長)
社会的な背景を踏まえた、絵画における農民像や家族像の需要についての講演
■キッズプログラム
◇7月30日(土) @10:00〜12:00 小学生対象 A13:30〜15:30 中学生対象
講師 西岡優子さん(アナンダ)
展示作品の説明と羊毛を使った実技
定 員 各回30名程度
申し込み期間 7月8日〜7月29日