おはようございます。
八丈島の美味しいものは、
何もお店に限って居る訳ではありません。
当たり前ですが、
各家庭の味こそ、美味しいのであります。
子ども達の野外炊事が、
「班の味」に、なるのは、
ちょい時間が掛かります。がっ、
それでも、どんどん美味しくなるんですよ

さて、海洋道中の期間中に、
たった一度だけ、島の最高の味を食べられる―。
そんなお昼ご飯があるんです。
それは、島の漁協の婦人部のお母さん達が、
作ってくださるスペシャルランチなんです

例年だと、お母さん達が目の前にいて、
料理のお話しもしてくれたり、
至れり尽くせりの、おもてなしで、
我々の胃袋を、鷲づかみにしてくれるのです。
が、未だコロナ禍の最中ですから、
今回は予めお母さん達が作って下さった、
お弁当を、戴く事になりました。
ですが、このお弁当が、
そりゃあもう、究極の島弁当、島の味!!
だったんですョ

感激でした!!
どんなお弁当だったと云うと、
タイトルの通り、
最高の島寿司弁当だったんです

ちなみに、
島寿司は、元々、島の漁師さん達が、
船上で手早く作ったファストフードのようなもので、
ネタの魚を漬けにして、
ワサビはないので、カラシを付けて、
漁の最中にも、手で食べられると云う事で、
受け継がれて来た握り寿司なんだそうです。
この「漬けにしたネタ」と、
「ワサビじゃなくカラシ」と、
云う所が、特長となって、島の味・名物になっています。
ですが、食べ比べてみても、
漬けにするタレの味は、それぞれに個性があって、
皆、同じではないことが逆に凄いです。
今回のネタになった魚は、
『メダイ』と、云うお魚です。
体をヌルヌル粘着のコートに包んだ、
くりくりお目目のお魚で、島寿司ではテッパンのネタ。
鼈甲(べっこう)色に輝く漬けのネタは、
少し甘くって、シャリとの相性が抜群でした。
しかも、島の岩のりで握ったお寿司も入っていて、
う、ウマすぎる・・・
特に、今回初めて指導者に加わった面々などは、
感嘆の声をあげておりました。
そのくらい、ウマかったです。
それに加えて、
おそらくムロアジだと思うのですが、
お魚の唐揚げもおかずに付けて下さっていて、
コレが、またウマイ

婦人部のお母さん方、
本当に本当に、美味しかったです。
ごちそうさまでした。
スイカもたっぷり戴いて、
午後からのスノーケリングに向けて、
最高のランチタイムでした。
婦人部、サイコー!!
写真は、イメージです。
ウマすぎて、写真を撮る間もなく食べちゃった・・・